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結婚する前までは「親戚・家族」と言うと、
「血が繋がっている」というのが普通でしたよね。
でも結婚すると、血が繋がっていない「親戚・家族」が一度に増えます。
特に義父母や義祖父・義父母は、いきなり自分の親くらい近い存在になりますよね。
そこで少し問題になるのが、儀式関係です。
特に「自分の配偶者のおじいちゃんおばあちゃん」である義祖父・義祖母は、
婚族(義祖父や義祖母のように、婚姻によって縁ができた血の繋がっていない親族)
として親等(自分を中心に見た時の身内の程度)は近いですが、
同居でもしていない限りそんなに顔を合わせることもないですよね。
そんな義祖父や義父母が不幸にも亡くなってしまった場合、
葬式には参加すべきなのでしょうか。
また香典はいくら用意すれば良いのでしょうか。
なまじ家族の続柄だけはかなり近いだけに、マナーについて色々疑問がでてきますよね。
そこで今回は、義祖父や義祖母が亡くなった場合の葬式のマナーや香典について
説明していきたいと思います。
個々の家庭によって状況はそれぞれ異なるでしょうが、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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Contents
義祖父・義祖母の葬式マナー:①そもそも葬式には参加すべき?
パターン1 同居している場合
法律的には、義理と言えども婚姻を結んで家族になった場合は、
義祖父・義祖母は実祖父・実祖母と同じ親等になります。
つまり、自分の祖父母が新しくできたという事と同じです。
ただ、親族としては近くても、交流は全くない場合もありますよね。
特に義祖父・義祖母はすでに高齢になっていたりかなり田舎に住んでいたりして、
結婚してからの付き合いはほぼない方も多いです。
そういう状況で義祖父・義祖母が亡くなった場合、
全く交流がないのに葬式だけ参加するのも、
なんだか申し訳ないような気持ちになりますよね。
その辺の兼ね合いはどうなっているのか、パターン分けをして見ていきましょう。
まずは、自分と義祖父・義祖母が同居している場合です。
同じ家に住んでいなくても、同じ敷地内に義祖父・義氏母が
住んでいるという場合でも良いです。
この場合、義祖父母は完全に交流があり身内と言えますので、葬式には参加すべきです。
パターン2 近くに住み、頻繁に交流があったり援助があったりしている場合
同居していたり同じ敷地内に住んだりはしていないが、比較的近くに住んでいて、
さらに正月や盆休みなど以外でも頻繁に交流があったり、
さらにたまに義祖父や義祖母からお金や物の援助を受けている場合はどうでしょうか。
こういう場合も、葬式には参加すべきです。
日ごろからお世話になっているなら、身内として葬式に参加するのがマナーです。
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パターン3 年に一度会う程度の場合
義祖父や義祖母がかなり田舎に住んでおり、今自分が住んでいる所から遠すぎて
正月に一度会うか会わないかぐらいの場合がありますよね。
その場合、葬式会場もかなり遠くなり、金銭的にも負担が大きくなります。
あまりに遠いと、「遠いから来なくていい」と言われる場合もありますので、
どうすれば良いか喪主に相談してみましょう。
喪主というのは、葬式の内容を決定したり、お坊さんへの対応をするなど
いわば「その葬式の責任者」です。
葬式の業者とはまた違い、身内の1人がその役割を持ちます。
喪主は、故人の配偶者や、血縁の近い人が選ばれます。
義祖父や義祖母のどちらかがなくなった場合はもう片方が喪主をしますが、
高齢すぎる場合は義父などが取り仕切ったりします。
パターン4 交流がほとんどなく、援助も受けていない場合
義祖父母がかなり遠くに住んでおり、
全く交流がなくさらに特に援助も受けていないという場合があります。
このような場合は、葬式には参加すべきかどうか迷いますね。
正直、葬式に行かない人もいます。
この場合も「喪主」に相談してみましょう。
葬式を取り仕切るのは喪主なので、喪主が「来なくていい」と言えば
いくら他の親戚に「行った方が良くないか?」と言われても問題ありません。
いくら顔を合わせていなくても、
葬式くらいは来るべきだという地方の慣習もありますので、相談するのが一番です。
喪主に相談する場合は、自分ではなく、配偶者にお願いするのが良いです。
血縁者同士の方が死に関するデリケートな話題もしやすいでしょうし、
勘違いやトラブルも少なくて済みますよ。
その時に、どんなふるまいをすればいいのかなどのマナーも聞いてもらっておくと良いですね。
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義祖父・義祖母の葬式マナー:葬式の服装は?
義祖父母の葬式では、「孫」という立場の親戚枠で参加しますので、基本は喪服です。
男性の場合はブラックスーツ、女性の場合はブラックフォーマルが良いでしょう。
義祖父か義祖母のどちらかが存命な場合、体調を考えて家での葬式になる可能性もあります。
その時はお茶出しの手伝いをしなければいけないかもしれないので、
エプロンの準備などしておくと良いですね。
弔問客へのおもてなしの手伝いがいるかどうかも、
喪主にあらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。
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義祖父・義祖母の葬式マナー:①香典袋の表書きは?
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香典袋の表書きには色んな書き方があります。適当に書かれているようですが、
ちゃんと意味やマナーがあるんですよ。ここではそれを説明します。
・御霊前→宗教に関係なくオールマイティに使える言葉です。
時期も通夜や葬式、それ以降でも大丈夫です。
・御香料→相手が仏教の場合で、いつでも使える言葉です。
・御仏前→相手が仏教で、かつ四十九日以降に渡す香典に書く言葉です。
・玉串料→神社関係の儀式(葬式を含む)で金品を渡す時に書く言葉です。
・お花料→相手がキリスト教の場合に書く言葉です。
また、香典袋はコンビニやスーパー、100均でも手に入りますが、
その時は絵柄にも注意しましょう。
もし蓮の花が書いてあった場合は、仏教用にしか使えません。
百合の花や十字架が書いてあった場合は、キリスト教用だけです。
無地は何にでも使えます。
慌てなくて済むように、
無地の香典袋をあらかじめ家に買い置きしておくのも良いですね。
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義祖父・義祖母の葬式マナー:②香典にはいくら用意すべき?
香典にいくら包むかも大事な問題ですよね。
一般的にはその時の自分の年によって金額が変わります。
あなたの年が20代の場合は3~10万、30代の場合は5万~10万、
40代の場合は10万くらいがだいたいの目安になります。
ですがこれは地方のマナーや個々の家族の慣習で変わってきますので、
喪主や親戚の人にいくらくらい包むのが妥当か聞いた方が良いですね。
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義祖父・義祖母の葬式マナー:お供え物は必要?
葬式のシーンをドラマや映画で見たことがあるかもしれませんが、
大きな花輪が飾ってあったり、果物が入った籠が供えられたりしていることがあります。
これは「お供え物」といい、祭壇をより華やかにする為に葬式の時に置かれるものです。
このお供え物は持っていくべきか持っていかないべきか迷うところですが、
一番は「喪主」もしくはそれに準ずる人に聞きましょう。
喪主が舅なら、姑に聞いた方が早いかもしれません。
特に大きな花輪は金額も大きいので、孫一同で一括購入する場合もあります。
葬式は見栄の張り場ではありませんので、みんな横並びが基本です。
1人だけ豪華なものを用意する訳にもいきませんが、
みんなが用意しているものを1人だけ用意しないというのも気まずいものです。
葬式へ行く前にお供え物は必要か、どういう慣習やマナーがあるのか必ず相談しましょう。
関連記事:祖父・祖母の葬式には仕事を休み出席すべき?服装や香典のマナーについてもご紹介!
関連記事:祖父母に包む孫の香典の金額の相場は?夫婦と独身で違いはある?
最後に
義祖父や義祖母と普段から交流があれば特に困ることもありませんが、
今は核家族で、配偶者のおじいちゃんやおばあちゃんとは
あまり会わないという方も多いと思います。
そういう関係で葬式、となると、参加する資格があるのか、
香典はいくらくらいなのかなど色々不安になりますよね。
まずはメジャーな常識を知ることから始めましょう。
そして、配偶者と話し合い、
そして喪主と相談することも忘れないようにしましょう。
「こんなこと聞いたら恥かな」と思うかもしれませんが、
葬式なんてそう何度もやるものではないので、手慣れている方が少ないのです。
また、住んでいる地域が少しズレているだけで、
マナーがガラリと変わるのも割りとよくあるんですよ。
分かったふりをして葬式当日に失敗してしまう方が何倍も大変なので、
分からないことがあったらどんどん聞いたり相談したりするようにしましょうね。
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