金柑の食べ過ぎは一日何個?アレルギーについても詳しく解説!

皆さんは、「金柑(きんかん)」をよく食べますか?

昔は、庭でなった金柑を採って食べていたという方も多かったと思いますが、

最近ではそういった庭も少なくなりましたし、

スーパーでわざわざ買って食べるというほど、ポピュラーなわけでもありません。

 

しかし、実は金柑は栄養にも優れた、健康食材でもあるのです。

小さく、皮ごと食べられるので、非常に手軽に栄養補給ができますし、

冬に旬を迎える果物なので、これからの時期にまさにぴったり。

とはいえ、食べ過ぎると副作用が出ることもあります。

 

そこで今回は、金柑に含まれる栄養素から、

食べるときは一日何個までが良いのか、

アレルギーなどの心配はあるのか、などについて詳しく解説していきますよ。




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金柑ってどんな食べ物?栄養や効果は?

金柑とは

これまで、金柑という食べ物にあまり馴染みがなかったという方のために、

まずは「金柑」について解説していきます。

 

金柑は中国が原産で、直径が2cmから4cmほどの小さな果実で、

皮ごと食べることができるという珍しい果実でもあります。

オレンジ色の皮を持ち、「小さいミカン」という認識を持っている方も多いかと思いますが、

細かく言うと金柑は柑橘類ではなく、金柑属という分類になるそうです。

 

俳句では秋の季語として使われる金柑ですが、

実際の旬は、早いところでは11月ごろから、

多くは1月から3月上旬が旬となる冬の食べ物になります。

また、生で食べると苦みと酸味が強いものが多く、

甘露煮などにして食されるのが一般的です。

 

金柑に含まれる栄養素

金柑は皮ごと食べられるという特徴がありますが、

実際には、実が小さいので皮ごと食べないと

食べる部分がほとんどなくなってしまう、という果物と言えます。

ただ、そのおかげで皮に含まれる栄養素までも

残さず摂取できるというメリットも生まれるのです。

 

それでは、金柑に含まれる主な栄養素について紹介していきます。

基本的にはミカンなどの柑橘類と同じような栄養素ですが、

金柑は皮も種も食べられるので、その分たくさん栄養を摂ることができます。

 

ビタミンC

言わずと知れた、美容と健康に欠かせない重要なビタミンです。

金柑には、100gあたり49mgと、レモンと同じくらいのビタミンCが含まれています。

 

ビタミンCは、免疫力の向上や抗酸化作用、コラーゲンの生成、代謝の補助などなど、

まさに全身で常時使用されている万能なビタミンになります。

日常生活で欠かせたくないビタミンですね。

 

ビタミンE

抗酸化作用が高く、アンチエイジングの効果があります。

また、血管を拡張させて滞った血流を良くする効果があるので、

老廃物の排泄などの代謝、冷え性や肩こりの改善効果も期待できます。

 

女性ホルモンの分泌の調節にも必要なホルモンなので、

特に女性には嬉しいビタミンと言えます。

 

ビタミンP(ヘスペリジン)

ポリフェノールの一種で、熱に弱いビタミンCを守ってくれる成分で、

ビタミンCと一緒に取ることで相乗効果が期待されます。

実際、ビタミンCのサプリメントなどにも配合されていることが多いです。

他にも、血中コレステロールの改善や抗アレルギー作用、

発がん抑制作用などの効果も認められている、優れたビタミンです。

 

また、ビタミンPはミカンなどの柑橘類の皮にも含まれていますが、

金柑と同じように皮ごと食べるのは難しいので、

他の柑橘類との差が出る成分でもあります。

 

カルシウム

カルシウムは人体に最も多く含まれているミネラルで、

骨や歯の形成、維持には欠かせない栄養素の一つです。

育ち盛りのお子さんや、ご年配の方にもぜひ摂ってもらいたいですね。

 

食物繊維

便秘解消など、腸内環境を整えてくれる効果があります。

また、食事の最初に食物繊維を摂ることでその後の血糖値の上昇を緩やかにするので、

ダイエット効果も期待できます。

他にも、免疫力の向上や自律神経を整える効果があるとされています。

 

みやざき完熟きんかん「たまたま」

生で食べると苦みや酸味が強いというのが金柑の特徴ですが、

こちらの「たまたま」は糖度16度以上という驚異の甘さ。

皮のほろ苦さとの絶妙な調和が味わえる逸品です。

 

甘露煮や砂糖漬けなどにする手間もなく、

そのまま食すことができるので、非常におすすめですよ。

 

完熟ということもあり、常温なら1週間、冷蔵庫なら2、3週間という日持ちです。

スライスしてサラダや和え物に使うのもおいしいですよ。




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金柑は一日何個で食べ過ぎ?食べ過ぎるとどうなる?

金柑は食べ過ぎるとどうなる?

金柑はすでに紹介した通り、身体によい栄養がたくさん含まれています。

また、身体に悪い成分も入っていないので、

基本的にはたくさん食べても問題はありません。

 

しかし、どんな食べ物でも食べ過ぎはNGですし、

調理法によっては糖分や塩分の摂りすぎになってしまうこともあります。

ここでは、こんな場合は食べ過ぎに注意、という目安を解説していきます。

 

唇がピリピリする

金柑を一日何個も食べていると、唇や口の中がピリピリしてくることがあります。

ただ、これは何か毒性のある成分が原因ではなく、

金柑の皮に含まれている揮発性の油分「テレピン」の刺激によるものだと言われています。

 

テレピンはミカンなどの皮にも含まれているのですが、

皮ごと食べる金柑だから起こる症状と言えるでしょう。

 

特に処置などは必要なく、時間の経過で良くなる症状なので、

金柑を食べていて唇がピリピリしてきたときには、

いったん金柑を食べるのをやめればそれで良いです。

 

おなかの調子が悪い

金柑には食物繊維が含まれており、整腸作用があると紹介しましたが、

胃腸がすごく弱っているときには、逆に負担が強すぎるので、

腹痛や吐き気、胃もたれなどを起こしてしまうことがあります。

 

風邪だからたくさん金柑を食べて元気になろう、というような行為はかえって危険です。

それよりも、風邪にならないように普段から少しずつ食べる、というのが正解です。

 

糖分の摂りすぎ

金柑は生で食べると苦みや酸味が強いので、

砂糖漬けやハチミツ漬け、甘露煮などの調理方法が用いられることが多いです。

そうすることで確かに食べやすくはなるのですが、

一方で食べ過ぎると糖分を摂りすぎてしまうようになります。

糖分の摂りすぎは肥満や動脈硬化など、生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

 

調理するときに甘さを控えめにするというのも良いですが、

金柑の皮の内側にはわたがあり、糖分がたくさん吸い込まれます。

調理済みの金柑を食べるときには、糖分の摂りすぎに注意すると良いでしょう。

 

半生仕立て ジューシー金柑

ドライフルーツの金柑ではあるのですが、

みずみずしくてジューシーに仕上がっているのが最大の特徴です。

クセが無く、適度な甘さで食べやすいので、

どなたにもオススメできる金柑になっています。

 

紅茶と一緒に召し上がるのもオススメで、

リラックスタイムのお供としていかがでしょうか。

 

金柑は一日何個までにすればよい?

結局のところ、金柑は一日何個まで食べていいの?という疑問ですが、

生の金柑であれば一日5個まで、甘露煮などの調理された金柑なら一日2個まで、

というのが一つの目安となります。

 

もちろん個人差はありますし、子供と大人でも変わってきます。

まずは一日5個くらいでいったんストップして、

その日の体調に変化がなければ、もう少し食べても良いでしょう。

 

また、金柑に含まれる栄養素は水溶性のものが多く、

一度に大量に摂取しても体に留めておくことができず、無駄になってしまいます。

そういった面からも、一日何個も食べるのではなく、

毎日少しずつ食べるというのが、おすすめの食べ方になります。




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金柑を食べると腹痛や吐き気!これって金柑アレルギー?

金柑を食べたときに口の中が痒くなる、腫れる、吐き気や腹痛がする、

というような症状が出たら、これってアレルギーなの?と不安になりますよね。

最後に、アレルギー症状についてまとめてみます。

 

口腔アレルギー症候群とラテックスフルーツ症候群

フルーツや野菜、ナッツなどを食べた時に、

唇や口の中に違和感を覚えたり、痺れや痒みが発生する病気を

「口腔アレルギー症候群」、「ラテックスフルーツ症候群」と呼びます。

重篤な場合には顔面の腫れや呼吸困難、

アナフィラキシーショックなどが起こるので、他人事では済まされない危険な病気です。

 

主に花粉症の人がなりやすいと言われていて、

花粉などに含まれているアレルゲンの構造が、

フルーツなどに含まれる植物性のタンパク質の構造と共通しているために、

その食物を食べることで口腔内でアレルギー症状が出てしまうのです。

 

また、天然ゴムに含まれるラテックスも同様の共通性があるため、

天然ゴムの素材が肌に触れると腫れるという症状もあります。

 

この症状を引き起こす代表的な食物として挙げられるのは、

バラ科(桃、リンゴ、サクランボなど)、マタタビ科(キウイ)、ウルシ科(マンゴー)、

ナス科(じゃがいも、なすなど)、セリ科(人参、セロリなど)、ナッツ類です。

また、グレープフルーツ(バラ亜目)でも出ることがあります。

 

では金柑はどうかと言うと、ムクロジ目ミカン科キンカン属という分類になるので、

口腔アレルギー症候群とラテックスフルーツ症候群に関しては、心配ありません。

これらの症状が出る食べ物の例として、金柑を挙げているところも見つかりません。

関連記事:チョコレートの食べ過ぎで下痢や頭痛になる?病気になることもある?

 

柑橘類アレルギー

柑橘類にのみ反応する、柑橘類アレルギーというものがあります。

柑橘類を食べたらほとんど必ず調子が悪くなる、

少量しか食べていないのに症状が出るという方は、

アレルギー症状の可能性があります。

 

ただ、金柑は柑橘類アレルギーが出にくいともいわれています。

金柑以外でその日に食べたものや、金柑と一緒によく食べているものがあれば、

そちらのアレルギーという可能性もありますので、

気になる方は医療機関でアレルギーの検査を受けてみると良いでしょう。




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関連記事:卵の生食はいつまで食べれる?賞味期限切れの場合は?

最後に

いかがでしたでしょうか。

金柑は皮ごと食べられるという特性から、

他の柑橘類よりも効率よく栄養を摂取することができます。

 

食べ過ぎると唇がしびれたりすることもありますが、

心配せずとも、いったん金柑を食べるのをやめれば次第に治まります。

 

一日何個まで、という制限は個人差もありますので、

たくさん食べたい人は、少しずつ一日の食べる量を増やしてみるのがおすすめです。

ただ、金柑の栄養素は毎日少しずつ取るのが効果的ですので、

10個や20個と食べるのは控えた方が良いでしょう。

 

また、金柑によるアレルギーの報告はほとんどありませんが、

不安な方は医療機関でのアレルギー検査を受けると確実かと思います。



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