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おにぎりを前日に作り置きする事はありますが、
その時の保存方法は常温でいいのか、
それとも冷蔵庫で保存するべきなのか迷っちゃいますよね。
そこでここでは、おにぎりを前日に作り置きする場合のやり方や保存方法、
おすすめの具まで詳しく紹介します。
前日のおにぎりの作り置きについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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Contents
おにぎりは前日に作り置きしていい?
まずそもそもの前提として、
「おにぎりは前日に作り置きしてもいいものかどうか」を確認しましょう。
時間がない時などはわりとみんな前日におにぎりを作り置きしますが、
本来それはしても大丈夫な事なんでしょうか?
答えは「大丈夫」です。
おにぎりは前日に作っても大丈夫な料理です。
ただ、すぐ食べるなら特に注意する事はありませんが、
前日に作って翌日食べるとなると、作り方や保存方法はきちんとしないと
傷んで食べられなくなってしまいます。
ですから次の項からは、
前日に作り置きする時用のおにぎりの作り方や保存方法を紹介しますね。
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おにぎりを前日に作り置きする場合のおにぎりの作り方は?
では、おにぎりを前日に作り置きする場合のおにぎりの作り方を説明します。
その前に、注意する事がひとつあります。
それは、おにぎりを前日に作り置きする場合は「おにぎりは絶対に手で触らない」事です。
「え?手で握ってこそのおにぎりじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
確かにおにぎりは手で直接握った方がおいしいのは事実です。
ですが、手には色んな菌が住み着いていますので、
どんなに手を洗っても菌を落とし切る事はできません。
そんな手でおにぎりを握ると、おにぎりに菌が付着します。
例えば朝おにぎりをつくってそれを昼食べるという場合なら全く問題ありませんが、
前日に作る、つまり一晩空くとなると菌は大繁殖してしまいます。
菌は量が増えると攻撃的になって食中毒を引き起こすなどの
悪さをするという性質がありますからこれは大変危険です。
ですから前日におにぎりを作り置きする場合は、絶対に生の手でおにぎりを
握らないようにしましょう。
でもそうなると「手を使わずに、一体おにぎりをどうやって握るのか?」
と思いますよね。
では、直接手で握らずにおにぎりを握る方法を紹介します。
でもその前に、ご飯を炊く時にちょっとしたコツを紹介しましょう。
前日におにぎりを作り置きする場合、
まずそのご飯を炊く時に「酢」を入れてみてください。
ご飯を炊く時に酢を入れると、酢の殺菌効果によってご飯が傷みにくくなります。
「酢を入れると酢飯になっちゃうんじゃない?」と思うかもしれませんが、
少しの酢ならご飯の味は変わりません。
おすすめの比率はご飯3合に対して大さじ1.5杯の酢です。
酢飯の場合はご飯3合に対して酢が7.5杯ほど必要になるので、酢飯になる事はありません。
では、次からおにぎりを握る方法を紹介します。
0.手を綺麗に洗う。
1.ラップを敷く。
2.その上にしゃもじでご飯を平べったく乗せる。
3.具をのせる場合は具をのせる。
4.ラップを四方から包み、最後にグルグルと絞っておにぎりを丸める。
5.形が整ったらラップを開き、粗熱を取る。
※のりは当日の朝か、食べる直前に巻く。
これで完成です。
つまり、ラップの上からおにぎりを握るという事ですね。
こうする事で手の雑菌がおにぎりに移りにくくなります。
またおにぎりに欠かせないのりですが、のりはこの時点では巻きません。
のりとご飯がくっついた状態も菌を繁殖させやすいので、
できるだけおにぎりを傷ませないためにはのりを巻かずに置いておきましょう。
のりは上記でも書いた通り、当日の朝巻くか
お弁当箱の中に別で入れていって食べる直前に巻くかのどちらかにしましょう。
手はどんなに綺麗に洗っても菌が残ると書きましたが、
それでも洗わないよりは全然違いますので
必ず手を綺麗に洗ってから作るようにしてください。
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おにぎりを前日に作り置きした時の保存方法は常温?冷蔵庫で保存?
さきほど、生の手を使わずにおにぎりを握る方法を紹介しました。
では、この作り置き用のおにぎりの保存方法はどうすればいいのでしょうか。
おにぎりを前日に作り置きする場合、保存方法は以下の3つがあります。
1.冷凍庫で保存
2.冷蔵庫で保存
3.常温で保存
ただ、「いつでもどの方法を選んでも良い」という訳ではないので
これからそれを説明します。
【1.冷凍庫で保存】
これは、粗熱を取ったおにぎりをまたラップで巻き、
そのまま冷凍庫に入れる保存方法です。
雑菌が最も繁殖しにくく、保存方法としてはとても優秀で、
春夏秋冬どの季節でも使える保存方法です。
保存できる期間も1ヶ月とかなり長いです。
但し注意する事がひとつあります。
それは食べる前には「必ず電子レンジでチンする」という事です。
凍ったままお弁当箱に入れると、
解凍される過程でかなりの雑菌が繁殖してあっという間に食べられなくなります。
それに冷凍庫から自然解凍させたおにぎりはかなり食感が悪いです。
冷凍庫で保存した場合は、必ず食べる前に電子レンジにかけるようにしましょう。
朝電子レンジでしっかりチンすれば、
その後お弁当箱に入れてお昼に食べるというのでも大丈夫です。
ちなみに電子レンジでかけた後常温でも大丈夫な時間は
春秋→12時間くらい
夏→6時間くらい
冬→1日くらい
となっています。
【2.冷蔵庫で保存】
冷凍庫よりやや性能は劣りますが、前日のおにぎりは冷蔵庫でも保存する事が可能です。
こちらもどの季節でも可能な保存方法で、冷蔵庫で保存がきくのは3日ほどです。
冷蔵庫で保存した場合も、食べる前には電子レンジにかけましょう。
冷蔵庫だとややゆっくりめに菌が繁殖していきますが、電子レンジにかける事で
増えた菌が一気に死滅し、安全に食べる事ができますよ。
【3.常温で保存】
さきほどの紹介しましたが、粗熱をとったご飯が常温でも大丈夫なのは
春秋で12時間、夏で6時間、冬で1日程度です。
ですから前日に作り置きしたおにぎりを冷凍庫にも冷蔵庫にも入れずに
そのままにしても大丈夫なのは冬ですね。
春秋もだいぶ持ちますが、例えば夜の9時に作って翌日のお昼12時に食べるとなると
12時間を過ぎてしまいます。
ただしこれは「季節本来の温度でみた場合」なので、
例えば部屋に暖房がついている場合などでは冬でも厳しくなります。
常温しても大丈夫なのは10℃以下です。
冬に10度以下になるような場所が家にあれば、そこではおにぎりが常温保存が可能です。
夏の常温保存はどこに置こうと絶対にダメです。
冷え性で家の中を常に温かくしているという方は、
常温保存はできるだけやめた方がいいでしょう。
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おにぎりを前日に作り置きする場合のおすすめの具は?
おにぎりを前日に作り置きする場合は、いかに「傷ませないか」が重要になります。
ところでおにぎりの具には傷みやすい具と傷みにくい具があり、
例えば白ご飯は無事でも中の具が先に傷んでしまって、
結局おにぎり全体が食べられなくなってしまったという事もあります。
そこでここでは、傷みにくいおにぎりのおすすめの具を紹介します。
1.梅干し・ゆかり
前日におにぎりを作り置きするおすすめの具としては、やはり梅干し系が一番です。
ご飯に合う事もさることながら、梅干しには殺菌作用があるので傷みにくいです。
今だと少し値段は高めですが、傷みにくさはおにぎりの具の中では一番なので
前日におにぎりを作り置きするという場合はぜひ使ってみてください。
梅干しは高いというイメージですが、
製造途中で潰れてしまったもの・形が変なものなどの
「見た目が悪いだけで味は全く問題ない」訳アリ商品だと
比較的安価で手に入れる事ができますよ。
梅干しはおにぎりの具に使う時はどうせ潰してしまいますので、
このようなものを選ぶのがおすすめです。
梅干し系でいうと、ゆかりもおすすめです。
2.塩鮭
作り置きのおにぎりの具として塩鮭もおすすめです。
すでに加熱されている+塩を使っているのでなかなか傷みにくく、
前日に作るおにぎりの具としては強い味方です。
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このような鮭フレークなら安価で手に入り使いやすいので、
ぜひおにぎりの具として使ってみてください。
3.肉そぼろ
肉そぼろも作り置きのおにぎりの具としておすすめです。
しっかり加熱されているので傷みにくくなっています。
「おにぎりの具は肉系がいい」という方にはぜひおすすめです。
塩気の多い物は基本的に傷みにくいので、
前日の作り置きのおにぎりに使う具を選ぶ基準としては「しょっぱいもの」を目安に
選ぶといいですね。
ここまで前日のおにぎりに入れても傷みにくい具を紹介してきましたが、
最後に逆に傷みやすい具を紹介します。
前日に作り置きするおにぎりの具として相性が悪いのは
ツナやマヨネーズ、明太子やいくらなどの生ものです。
これらの具はおにぎりの具としてはかなり人気の高い具ですが、
とても傷みやすいので前日におにぎりを作り置きする場合は避けておきましょう。
また炊き込みご飯のおにぎりもおいしいですが、
炊き込みご飯は水分が多いので雑菌が繁殖しやすく傷みやすいので、
これも避けておきましょう。
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関連記事:保温弁当箱は腐る?食中毒対策や使い方について詳しく解説!
最後に
おにぎりを前日に作り起きする時は、
作り方とその保存方法、また解凍方法にも注意しましょう。
きちんとやれば朝の忙しい時間を節約しつつ、
翌日でもおいしいおにぎりを食べる事ができますよ。
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