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焼いた肉を食べきれなかったとき、
どう保存するか困ってしまうことってありますよね。
冷蔵庫での保存ではせいぜい2,3日が限界です。
また、長持ちする肉の保存方法として一番に思いつくのは冷凍保存だと思いますが、
焼いた肉を冷凍しても良いものなのかよく分からないという方も多いと思います。
そこで今回は、焼いた肉の冷凍保存方法について解説していきます。
基本的な肉の消費期限の目安なども紹介していますので、参考にしてみてください。
肉を美味しく長く保存できるようになると、
安いときに大量に買い込んでも上手に使いきることができますよ!
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Contents
肉の消費期限について知っておきたいポイント
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2018/08/meat-3139641_1280-1-e1535076471795-250x165.jpg)
肉は賞味期限でなく消費期限
スーパーで肉を買ったときに記載されている期限は、
「美味しく食べられる期限」の賞味期限ではなく、
「使い切らなければならない期限」の消費期限です。
一般的には鶏肉が一番短く、豚肉、牛肉の順に長くなりますが、
せいぜい製造日から1日~3日程度で設定されています。
当然、肉は製造された瞬間から鮮度が落ちていくので、
たとえ消費期限内であったとしても、なるべく早く調理するのが鉄則です。
最終的に冷凍保存するとしても、鮮度が良いうちに冷凍する方が
冷凍保存後の保存期間が伸びます。
冷凍すればどのくらい長持ちするの?
記載されている消費期限は、あくまで冷蔵庫で保存した場合の目安です。
冷凍すればそれ以上に長持ちするということは、経験的にも分かっているかと思います。
でも、実際どのくらい保存期限が伸びるのか、
よくわからずに保存しているという方も多いですよね。
まだ大丈夫だろうと思って食べたら食あたりに、なんてこともあるので、
肉毎に冷凍保存期限を把握しておくのが良いでしょう。
肉の種類での保存期限は、鶏肉<豚肉<牛肉の順になりますが、
同じ肉でも販売時の加工法によっても保存期間は変わります。
空気に触れる面積が増えるほど劣化は早く進むので、
基準となるのは肉の表面積です。
消費期限が短い順に紹介すると、
ひき肉、薄切り(しゃぶしゃぶ)、ブロック、ステーキ、塊肉の順になります。
これは、冷蔵保存でも冷凍保存でも変わりませんので、覚えておきましょう。
それでは、各肉の冷凍での保存期限の目安を紹介します。
①鶏肉
・ひき肉:1~2週間
・もも、むね肉、ささみ:2~3週間
②豚肉
・ひき肉:2週間
・薄切り:2~3週間
・ブロック:3週間
③牛肉
・ひき肉:2~3週間
・薄切り、ブロック:3週間
また、冷凍に加えて「真空」で保存すると保存期限はかなり延びます。
最近では自宅でも簡単に真空パックを作ることができるグッズがあるので、
ぜひ活用してみてください。
・アイリスオーヤマ 真空保存 フードシーラー
簡単操作で食材を真空保存することができる便利グッズです。
真空保存することで保存期限がグッと伸びますし、
空気を通さない専用シートなので、保存中の他の食材への臭い移りも防止してくれます。
シートのまま冷凍、ボイル、電子レンジの使用が可能なので、とても便利です。
ボタン一つの簡単操作ですので、初めての方でも安心して使えます。
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焼いた肉の冷凍保存方法は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2018/08/af7fb79b039696f8896143778a63203e-4-e1535076499160-250x190.jpeg)
焼いた肉を冷凍するほうが長持ちする
実は、買ってきた肉をそのまま冷凍するよりも、
一度火を通してから冷凍する方が保存期限が長持ちするのです。
加熱することで殺菌効果が期待でき、
肉の変質・腐敗が焼いた時点でほとんど止まるからです。
もちろん焼いた肉をそのまま放置してしまったら意味がないですが、
焼いた後に冷凍することで、保存期限は1~2週間ほど延びます。
焼いた肉の冷凍保存方法
焼いた肉はなるべく早く冷凍するのが良いですが、
熱いうちからラップなどに包むと、湯気で中身がびちゃびちゃになってしまいます。
水分は食物を腐らせる原因になってしまいますし、
そのまま冷凍すると中身が霜だらけになってしまいます。
また、熱いものを冷凍庫にいれると内部の温度が上がり、
冷凍にも時間がかかってしまい、その分鮮度が落ちます。
加えて他の冷凍食品が少し溶けてしまうこともあるので、焼いた肉を冷凍保存する際には、
まず粗熱を取ってからラップなどに包むようにしてください。
また、空気に触れてしまうのも肉の腐敗が進む原因になってしまうので、
フリーザーバッグやタッパーのような密閉できる容器に入れましょう。
・ジップロック フリーザーバッグ M 45枚
2種類のジッパーでしっかり密封してくれるフリーザーバッグです。
日付や内容物の書き込みスペースがあるので、冷凍庫での管理もしやすくなっています。
また、しっかり密封しながらも、開ける時は
大きいつまみのおかげで簡単に開けることができます。
そのままレンジで加熱できるというのも、便利なところです。
用途に合わせて、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズから選ぶことができます。
日々の食材管理のために、持って置くと良いでしょう。
・ジップロックコンテナ バラエティパック 24個入り
(2025/01/19 11:31:11時点 楽天市場調べ-詳細)
様々なサイズのジップロックコンテナがセットになった商品です。
タレと一緒に冷凍する場合や大きめのブロック肉を冷凍して保存する際には、
こういったコンテナタイプのジップロックもおすすめです。
全部で24個ありますが、重ねて省スペースに保管できるように規格が揃っているので、
キッチンの収納を圧迫することもありません。
容器ごと電子レンジにかけることもできますし、
使いどころはかなりあるので、ぜひ使ってみて下さい。
焼いた肉を直接フリーザーバッグに入れても良いですが、
その場合はフリーザーバッグを使い捨てる必要があります。
フリーザーバッグに付着した油や残った肉の切れ端などが腐敗し、
次に入れた肉も腐らせてしまうからです。
ラップに包んだ肉をフリーザーバッグに入れれば、
フリーザーバッグは繰り返し使えて経済的ですのでおすすめです。
ちなみに、タレなどの味付けをしたままでも冷凍は可能で、
むしろタレと一緒に冷凍した方が保存期間は延びます。
子供のお弁当用などで小分けにして冷凍するという場合には、
ラップに小分けに包んで、フリーザーバッグに並べて入れましょう。
なるべくそれぞれが重ならないように入れて冷凍するのがポイントです。
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冷凍した焼いた肉の解凍方法は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2018/08/cbd1b6393c137ade5b92f19861437702-6-e1535076525652-250x167.jpeg)
冷凍した焼いた肉の解凍方法は、特に難しいことはありません。
一番良いのは使う前日から冷蔵庫に移して自然解凍するという解凍方法ですが、
時間が無いときは電子レンジを使う解凍方法でも構いません。
ただ、その場合は肉が硬くなりやすいので注意しましょう。
可能なら、200Wや解凍モードでの解凍がおすすめです。
炒め直すという解凍方法でも構いませんが、
2度加熱することになるので、普通の焼いた肉より少しパサパサした感じになります。
そのため、タレを絡めるような調理法にしたり、
丼物にしてみるなどする方が、美味しく頂けるかと思います。
また、常温で放置するという解凍方法は、菌が繁殖しやすいので避けた方が良いです。
特に夏場の暖かい時期は、普通の肉でも傷みやすいくらいですので、注意しましょう。
食品を素早く美味しく解凍する便利グッズもあるので、
それらを活用してみるのも一つの方法です。
冷凍した生肉の解凍にも使えるので、あると調理がスムーズに進みますよ。
関連記事:小麦粉のダニの見つけ方!冷蔵庫や冷凍で保存すれば大丈夫?
・解凍プレート フード付き解凍番
アルミニウム合金のプレートの高い伝導性を利用した、解凍プレートです。
電気やガスを使わず、ただ冷凍した食品を置くだけで良いので非常に簡単です。
通常2時間かかるステーキ肉も、解凍番を使えば約40分で解凍が終了します。
フード付きなので、衛生的に解凍できるというのもメリットです。
また、解凍効果は半永久的なものなので、何かを買い換えたりすることもありません。
旨みを逃さず素早く解凍できるので、一石二鳥です。
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最後に
いかがでしたでしょうか。
安いからと肉を買いすぎてしまったり、
肉料理を少し作りすぎてしまったときには、
冷凍保存することでかなり日持ちさせることができます。
ポイントは、なるべく購入から冷凍までの期間を短くするということです。
買ったらすぐ調理して、調理後は粗熱を取ってすぐ冷凍してください。
調理後数日が経過してしまった肉は、既に腐敗が始まっていますし、
それから冷凍しても、保存が効きません。
また、冷凍すれば長持ちするとは言え、
どうしても味や食感は冷凍前と比べると落ちてしまいます。
お弁当やタレだくの料理に使うなど、
解凍後の調理方法を工夫してみることで、より美味しく食べることができるでしょう。
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