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食後のデザートや、疲れたときに欲しくなる甘いもの。
もしくは日常的におやつやティータイムで何かしら甘いものを食べたり、
コーヒーや紅茶にグラニュー糖を入れて飲んでいるという方も多いでしょう。
ほっと一息ついて、また頑張ろうという気になれますよね!
しかし健康を気にしている方、ダイエット中の方は甘いものを控えたり
砂糖の摂取をなるべく控えたりと、努力していますね。
漠然とグラニュー糖は体に悪いというイメージを抱いている方は多いようですが、
生活するうえで、グラニュー糖や砂糖を一切絶つということは不可能に近いです。
それならば、もっと詳しく知って、砂糖とうまく付き合っていくことが大切です!
今回はグラニュー糖は体に悪いの?という疑問を解消しつつ、その害や影響などを解説!
そしてお砂糖選びのポイントもご紹介してみたいと思いますので、
ぜひ毎日の料理や食事の参考にしてみてください!
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Contents
グラニュー糖は体に悪い?漂白されている!?
グラニュー糖は体に悪いんじゃない?というイメージは、
実際のところ、根拠がなくなんとなくという方が多いようです。
では、グラニュー糖は本当に体に悪いのでしょうか?
・・・残念ながら、体に良いか悪いかで言うと、悪いんです!!
なぜならグラニュー糖を含めて、そもそも白砂糖自体が健康に良い食品ではありません。
白砂糖は生成の過程で、ミネラルなどが全て取り除かれしまっているので
必要な栄養素はほとんど残っていません。
しかし砂糖は私達が口にする多くのものに含まれていますし、
とくに和食の煮物なんかには絶対にお砂糖は使います。
甘みがないと美味しくないものもたくさんありますよね。
そのため、グラニュー糖をやめるのではなく、
それよりも摂取する量を気をつけたほうがずっと効率的ですよ!
また、グラニュー糖が体に悪そうというイメージの影には、
あんなに白いのは、化学処理をして漂白しているから!という先入観もあるようです。
ですが、それはウソなので安心してください。
グラニュー糖が白いのは、不純物が含まれていないためなんです。
現在の高い精製技術のために、不純物が取り除かれ白く見えているのです。
この不純物を取り除くためには、ろ過したり、
石灰乳を加えて加熱することで、不純物が沈殿させたりしています。
そのため、薬品を加えて白さを出しているわけではありませんよ!
砂糖だけでなく、塩も一般的なものは真っ白ですが
岩塩など不純物が混ざっている塩が真っ白ではないのと同じです。
ちなみに石灰乳はこんにゃくの凝固剤としても使われているものなので
普段から口にしているものなんですよ!
白くない砂糖なら体にいいの?
それでは白くない砂糖、つまりは不純物が残っている砂糖なら体にいいのか?
と疑問が湧きますね。
不純物と聞くと、体に悪そうな気がしますが、ここで言う不純物こそが
ミネラルなどの栄養素なんですね!
白砂糖と対比してよく挙げられるのは、黒砂糖。
黒砂糖の原料は白砂糖と同じサトウキビ。
しかしサトウキビの絞り汁を煮詰めたものなので、白砂糖のように精製されていません。
ビタミンやミネラルなどの栄養素が残っているんですね!
ここで注意したいのは、三温糖。
三温糖は茶色なので、栄養も残っているし白砂糖より体にいいよね!と思って
使っていては、大間違いです!!
三温糖は白砂糖と栄養素はほぼ同じ、つまりミネラルなどが残っていません。
三温糖の茶色は、繰り返し熱することでついたコゲの色。
プリンについているカラメルのようなものなんです。
そのため健康効果を狙って、三温糖を使っていても意味がないということなんですよ!
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そもそも砂糖は体にどんな危険や害があるの?
先ほどの項目でグラニュー糖が特別体に悪いわけではなく、
砂糖自体が体に良い食品ではないとご紹介しましたが、
では具体的にどんな害があるのかをご紹介していきたいと思います。
1、糖尿病や肥満、生活習慣病を引き起こす
これは一番よく知られていて、砂糖の摂取というと一番心配の種になるものですね。
ちなみに糖類でいちばんカロリーが高いのはグラニュー糖です!
2、免疫力が低下する
砂糖類を摂取すると胃腸や呼吸器系の粘膜が緩んで、炎症を起こしやすくなります。
そのため、体全体の免疫力が低下すると言われています。
3、カルシウムを奪う
健康な人間の体は弱アルカリ性ですが、砂糖は酸性の食品。
人間の体に砂糖が入ると、中和するために多くのカルシウム分が消費されてしまいます。
このために甘いものを過剰に摂取すると、骨が弱くなったり虫歯になったりするんですよ。
骨粗しょう症の原因にもなりえます。
4、ビタミンB1欠乏症になる
糖類は体内で分解される際に、ビタミンB1を必要とするのですが、
砂糖の過剰摂取があると、砂糖ではビタミンを補えないため
ビタミンB1欠乏症になり、めまいや貧血、頭痛、倦怠感、
ひどくなるとうつ症状や記憶障害、心疾患などの症状が出ることがあります。
5、ガンを誘発、進行しやすくさせる
カルシウムにはガンを抑える役割があるのですが、
そのカルシウムが不足することによってガンが発生しやすくなったり、
糖類に含まれるグルコースはガンの栄養源となるので、ガンの進行を
促してしまう可能性があります
6、イライラする、集中力が低下する
グラニュー糖などの白砂糖は不純物が入っていないため、
血液中への吸収が非常に早く、血糖値の上昇も急激になります。
その結果インスリンが大量に分泌され、低血糖を引き起こします。
次に血糖値をあげるために、アドレナリンが放出されます。
このアドレナリンは興奮物質であるため、アドレナリンが出すぎてしまうと
思考力が低下し、集中力もなくなります。
そして短気になって、イライラしてしまうのです。
ここでは、代表的な危険や害をご紹介しましたが
一時的な大量摂取や、日常的な甘いものの食べすぎでおこりえるものです。
たとえばケーキを1つ食べたからと言って、心配しすぎる必要はありません。
砂糖を適量摂取すれば、エネルギー補給にもなりますし
幸せホルモンとも言われるドーパミンやセロトニンの分泌につながります。
そのため砂糖は危険、有害とばかりとも言い切れないんですよ。
どんな食品でも食べすぎは危険、なにごとも適度がいいということです!
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砂糖はどれがいい?砂糖の種類と特徴をご紹介!
では最後に、少しでも体に良い砂糖を選ぶために
おすすめの砂糖をご紹介していきたいと思います!
まず、最初に少し触れた黒砂糖です。
ミネラルだけでなく、カリウム、カルシウム、鉄分、リンなどが豊富で
精製されていない砂糖の中では群を抜いています。
しかし強いコクと、独特の風味があるので、飲み物に入れると味や風味が違ってきます。
その特徴をうまく活かして使うのがおすめ。
まずは煮物などの料理に使うのがいいでしょう。
家族みんなの健康に気を遣うなら、黒砂糖がおすすめです。
黒糖の中でも人気のある、波照間島産。
砕けやすいので使い勝手が良く、味もいいとリピーターが続出。
黒糖独特の匂いも控えめなので、まずは黒糖を試してみたい方にもおすすめ。
甘いものが食べたいなと思ったときには、カフェオレに黒糖で甘みを足しましょう。
独特の風味とこっくりした味わいが加わって、満足感が得られるので
ほかのおやつに手を出さなくて済みますよ!
つぎに、テンサイ糖。
こちらは白砂糖や黒砂糖と違って、
砂糖大根やビートと呼ばれる野菜が原料になっています。
ミネラル分に関しては、黒砂糖と比較すると少なくなりますが、
テンサイ糖の特徴はオリゴ糖が含まれていること!
オリゴ糖は腸内の環境を整えてくれる成分です。
そのため普段、下痢や便秘をしやすいと悩んでいる方におすすめ。
腸内環境を整えることによって、ダイエットの効果も出やすくなりますよ!
そして、きび糖。
栄養価の面では黒砂糖に負けますが、クセの少なさが特徴。
黒砂糖独特の風味や味がちょっと苦手という場合には、まずきび糖を使ってみましょう。
いままで白砂糖を使っていたという方が、砂糖を切り替える場合にもなじみやすい味です。
テンサイ糖よりもミネラルが豊富で、料理に使うとコクがでます。
マイルドな味わいなので、薄味好みの方にも使いやすいでしょう。
最後に、洗双糖。
こちらは種子島で作られる砂糖で、こちらもミネラルやビタミンが豊富に残っています。
精製されていない砂糖独特の香りがほんのり残っていますが、
一番クセがなく、コーヒーや紅茶に入れても味が変わりません。
また料理にコクやツヤが出るので、みりんを加える必要もなくなります。
実は私も洗双糖を愛用しています!
取り扱っているスーパーが意外と少ないので、ネットで購入するのがおすすめです。
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ナチュラルな素材にこだわりたいと言う方におすすめの洗双糖。
クセがないので、料理やお菓子作り、コーヒー、紅茶となんでも使えます。
ほかの砂糖と比較すると溶けにくいので、飲み物に使う場合はホットがおすすめです。
独特の形状で、キラキラとしたビーズのように綺麗な砂糖。
お客様とのティータイムに出しても喜ばれますよ。
また番外編として、ハチミツやメープルシロップ、甘酒、米飴
を砂糖の代わりに使うのもおすすめ。
これは黒砂糖よりも、そのものの味が強いため料理や用途によって使い分けしましょう。
うまく使い分けることで、砂糖を使わずに済みますよ!
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最後に
いかがでしたか?
グラニュー糖などの白砂糖の影響を聞くとなんだか怖くなってしまいますが、
過剰摂取せずに、適量をとることが何よりも大切です。
またこういった砂糖の摂取を控えるために、おやつは自宅で手作りするなどすれば
脂分の摂取も抑えられて、お子さんの肥満やダイエットにも効果がありますよ!
ぜひ好みの合ったお砂糖を見つけて、うまく付き合っていってくださいね。
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