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炊きたてのご飯の美味しさと言ったら、もう至福の極みですよね。
しかし、うっかり保温のまま放置してしまってご飯が固くなってしまった、
水の量を間違えて芯が残ってしまった、なんてこともあるかと思います。
そんな美味しくないご飯を、我慢して食べてはいませんか?
実は、そんな固くなってしまったご飯でもちょっとした一手間で
上手に炊きあがったときと同じように柔らかく復活させることができますよ!
今回は、そんな魔法のような炊き直しテクニックを紹介していきます。
ご飯が美味しくないと、折角の食卓も台無しですよね。
ぜひ参考にして、これからはいつも美味しいご飯を食べましょうね。
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時間が経った固いご飯を柔らかく復活させるには?~蒸し編~

ご飯が固いという時には、大きく二つの原因が考えられます。
一つはご飯を炊いてからの放置時間が長く水分が蒸発してしまった場合、
もう一つはそもそもご飯を炊くときの水分量が足りなくて芯が残ってしまった場合です。
まずは、水分が蒸発して固いという場合のご飯を柔らかく復活させる方法を紹介します。
ご飯は、炊飯器で保温の状態にしていても徐々に水分が奪われていきます。
もちろん、炊飯器を開け閉めする僅かな時間だけでも水分は逃げていますし、
残り物のご飯やお弁当に入れたご飯は冷めているせいもあって、
余計に固いと感じてしまいますよね。
水分が奪われた固いご飯を柔らかく復活させるには、「蒸す」と良いです。
まだ炊飯器で保温の状態ならばそのまま炊飯器で、
お茶碗などに出ている場合ならばラップをかけてレンジでご飯を蒸しましょう。
そうすることで再びご飯の中に水分が入り込み、
固いご飯から柔らかいご飯へと見事に復活を遂げることができます。
具体的な方法をいくつか紹介していきます。
・水で蒸す方法
お茶碗1杯のご飯につき小さじ1杯程度の水を全体に振りかけて、
炊飯器ならば再び保温で放置するだけです。
既にお茶碗に入っているご飯の場合なら、同じように水をかけて、
レンジで1分ほど加熱してさらに数分置いてみてください。
そうすると、ご飯がふっくら柔らかく復活し、美味しく頂けるはずです。
ちなみに、炊きあがったご飯は時間が経つにつれて、黄色っぽく変色してきます。
その変色も同時に戻したい場合には、
振りかける水にほんの少しだけお酢を混ぜてみてください。
白くてツヤツヤのご飯に復活しますよ!
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関連記事:おにぎりを前日に作り置きするときは常温でいいの?冷蔵庫で保存?
・日本酒と保温で蒸す方法
水よりもさらに美味しく、固いご飯から柔らかく復活させることができるのが、
日本酒を使った方法です。
そもそも日本酒は米から作られているお酒ですから、
日本酒をかけて蒸らすことで、水分と同時に旨みもプラスされ、
ふっくらと美味しいご飯に復活します。
振りかける量は水のときと同じで、茶碗1杯分につき小さじ1杯程度でいいです。
ご飯がアルコール臭くなってしまうのではと思う方もいるかもしれませんが、
保温やレンジの熱でちゃんと飛びますので、お酒の臭いは一切感じません。
お酒の飲めない方や、子どもでも安心して食べることができますよ。
ちなみに、炊きあがったばかりのご飯が固かった場合にも利用できますので、
ぜひ試してみてください。
・蒸し器を使った方法
炊飯器やレンジを使った方法よりも少し手間がかかりますが、
蒸し器で蒸らせば、格段に美味しいツヤのあるご飯に仕上げることができます。
ただ、完全にパリパリに乾いてしまったご飯は復活しませんので、
その場合は残念ながら諦めてください。
ちなみに、蒸し器でも復活が無理な場合であっても
リゾットや雑炊など、調理方法を工夫すれば、美味しく仕上がるはずです。
ちなみに、保温状態で置いていてもすぐにご飯が固くなってしまうという方は、
もしかすると炊飯器が劣化してしまっている可能性があります。
炊飯器は長年使用していると、蓋のパッキン部分が劣化してしまい、
密閉力が低下することがあります。
すると炊飯器内の水分が漏れやすくなってしまい、
せっかく美味しくご飯を炊いても、すぐに固い状態になってしまうのです。
定期的に炊飯器の様子も確認しておくと良いでしょう。
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