スポンサーリンク
[ad#co-4]
エナメル靴ってキラキラしててステキですよね。
ただエナメル素材はツヤツヤして目立つのが特徴ですので、
傷や汚れ、ひび割れがあると逆にそれも目立ってしまいます。
でも「あ~傷が入っちゃった。もうこの靴は使えないなあ」と諦めるのは早いですよ。
繊細そうに見えるエナメル靴もちゃんと汚れの落とし方がありますし、
少々の傷やひび割れなら修理することができるんです。
それに、お気に入りの靴だったら少しの汚れや傷、ひび割れで捨てるのは
悲しいですよね。
ここでは、エナメルの靴の汚れや傷・ひび割れの落とし方や修理方法を説明します。
ぜひ自宅にあるエナメル靴のお手入れ方法の参考にしてくださいね。
[ad#co-3]
[ad#co-2]
スポンサーリンク
Contents
エナメルって何?
エナメル靴の汚れや傷・ひび割れのお手入れ方法の前に、
まずは「エナメル」について少し説明しましょう。
エナメルは靴だけでなくバッグや財布にも使われるごく身近な素材ですが、
エナメルとはそもそもなんでしょうか。
エナメルとは一種の「塗料」です。
上からエナメルを塗ることでその物質に
ツヤを出したり防水効果を持たせたりすることができます。
エナメルは塗料なのですが現在世界に広く普及しているので、
エナメルと言えば「塗料」ではなく
「エナメル塗料が塗られ加工された商品自体」を指すことの方が多いです。
エナメル靴は、エナメル革で作られています。
エナメル革とは、人工合皮や本革の上にエナメルを塗ったものです。
革製品ですが皮っぽさをなくし、
人工的なツヤツヤ感を出すことができます。
また皮独特のシワや血管などを全て消してくれますので、
均一的な美しさを表すのに効果的です。
皮は水に弱いですが、エナメル塗料を塗ることで水にも
強くなります。
スポンサーリンク
エナメル靴の汚れの落とし方
エナメル靴に汚れがついてしまった場合は、
どういう落とし方をすれば良いのでしょうか。
まず、簡単な汚れなら布でこすってみましょう。
こする布は柔らかく目の細かいものが良いですが、
オススメなのは「ポリッシングクロス」です。
ポリッシングクロスは皮革製品専用の磨き布で、
皮革を傷つけずに磨くことができます。
汚れのある場所を布やポリッシングクロスで優しくこすってみてください。
汚れが落ちるはずです。
なおここでは、優しくこすって取れる汚れだけ落としてくださいね。
こびりついたガンコな汚れをそのまま無理に落とそうとすると
その汚れで傷がついてしまう可能性があります。
では優しくこすっても落ちないガンコな汚れはどうすれば良いのでしょうか。
その時は「ラックムース」を使います。
ラックムースとは、エナメル革専用の汚れ落とし剤です。
スプレーから生クリームのような泡が出て、汚れを浮かして落としやすくしてくれます。
これでガンコな汚れもほぼ落ちます。
汚れが落ちたら泡をキレイに拭き取り、泡で湿った靴を乾かします。
エナメル革は熱風に弱いので、ドライヤーや乾燥機を使うのはやめましょう。
自然乾燥が良いですね。
最後に乾いた布で乾拭きをします。
そうすることで光沢が出て、次に履くときもピカピカを維持できますよ。
スポンサーリンク
エナメル靴の傷の修理方法
エナメル靴というのはプラスチックのようにツルツルツヤツヤしていますので
傷が付かないように見えますが、実際はただの塗料なので簡単に傷がつきます。
そして、一度ついたエナメル靴の傷は「なかったこと」にすることができません。
ですからエナメル靴に傷ができた場合、
「できるだけ傷を目立たなくする」という修理方法になります。
小さな傷なら「レザーマニキュア」がオススメです。
レザーマニキュアとは、その名の通り革でできた製品の傷の上から塗り、
傷を目立たなくさせる商品です。
レザーマニキュアの使用方法ですが、
まずは靴の汚れやホコリをキレイに落とします。
それから、傷のあるところにレザーマニキュアをできるだけ薄く塗ってください。
そして一度乾燥させ、再び同じところにレザーマニキュアを薄く塗ります。
また乾燥させて、もう一度レザーマニキュアを塗ります。
このようにレザーマニキュアを薄く塗る→乾燥させるという工程を
2~3回繰り返すと、傷が薄くなり目立たなくなります。
また、
「マニキュアで消せないほど大きな傷が入ったけど、お気に入りの靴なので使いたい」
という事もあると思います。
そんな時は個人では対処は難しくまたレザーマニキュアがいくらあっても足りないので、
いっそプロに頼むのも手です。
革靴の修理を専門に行っている業者がいますので、そちらに相談しましょう。
スポンサーリンク
エナメル靴のひび割れの修理方法
エナメル靴のひび割れも、「治す」ことはできません。
ですから傷と同様「目立たなくさせる」修理方法になります。
ひび割れも傷の対処と同じで、レザーマニキュアを使います。
小さなひび割れならかなり効果を発揮しますよ。
ですが大きなひび割れの場合は、
靴の耐久度もかなり落ちてしまいますので
残念ですが買い替えを検討した方が良いかもしれません。
エナメル靴のお手入れの方法
エナメル靴の傷やひび割れは自分でも落としたり修理できたりしますが、
できたらそんな手間は省きたいですよね。
その為には、エナメル靴は普段から定期的にお手入れをすることが大事です。
特に履いた後の汚れを放置することで傷やひび割れができやすいので、
一度エナメル靴を使ったら、靴箱に治す前にさっとお手入れしちゃいましょう。
お手入れといっても簡単なので、すぐにできますよ。
まずは靴についたホコリや汚れを布でこすって落とします。
ガンコな汚れも、この時の落としてしまいましょう。
汚れはついたその日が一番落としやすく、放置すればするほど落としにくくなります。
なかなか取れない汚れがある時はラックムースを使うと良いですね。
次に、エナメル靴を乾かします。
水に強いエナメル靴ですが、濡れたままにしておくと
形が崩れたりひび割れの原因になってしまいます。
ですから、もしエナメル靴に水をひっかけてしまったり
雨の日に履いたりして濡れてしまった場合はきちんと乾かしましょう。
ただエナメル靴は熱風に弱く、熱でよれる可能性があるので
ドライヤーや乾燥機は使わないようにしましょう。
エナメル靴が乾いたら乾いた布で磨いて終了ですが、
最後にエナメル用のクリームがあればそれを塗ってください。
そうすることで靴自体の寿命を延ばし、またひび割れを防ぐことができます。
さらにクリームを塗ることでツヤが増し、
次に履く時も新品のような光沢を出すことができますよ。
最後に、防水スプレーについて説明します。
布や革の靴に防水スプレーをして防水効果を高めるのはよくありますよね。
他の靴に使った防水スプレーが下駄箱の中にあり、
ついそれを今お手入れしているエナメル靴にも振りかけたくなります。
ですがエナメル靴に防水スプレーを塗布するのはダメです。
防水スプレーとエナメル靴は相性が悪く、
シミを作ってしまうことがあります。
エナメル靴をキレイな状態で維持したいなら、
防水スプレーを使うのはやめて、
「できるだけ濡らさない」という対処法でいきましょう。
[ad#co-1]
エナメル靴のお手入れ・汚れ落としにオススメのアイテム
先ほどもでてきましたが、エナメル靴を含む革靴を磨く場合、
間違いがないのがポリッシングクロスです。
革は丈夫ですが、一度傷が付くと治しようがないという点もあります。
布で傷がつくということはあまりありませんが、
お手入れをしている時に傷がついてしまうと
何のためにお手入れをしているのか分からなくなってしまいますよね。
ですがこのポリッシングクロスなら革製品用に作られているので、
傷をつけることはまずありませんし、磨くだけでツヤが出ます。
また、「革製品全般」に使えるので、エナメル靴以外の革靴、
革で作られたバッグやソファーにも使用できます。
例えば革製のソファーなんかはエナメル靴よりもずっと高価ですし、
できるだけ傷をつけたくないですよね。
ポリッシングクロスは1セットあると色んな物に応用が利くので、
家に置いておくと便利ですよ。
エナメル靴のお手入れ・汚れ落としにオススメのアイテム②
こちらもさきほどの説明に出てきた、エナメル靴のガンコな汚れを落とす時に
活躍するアイテムです。
エナメル靴は繊細です。
エナメル靴にこびりついた汚れを無理に落とそうとすると、
汚れが剥がれる時に傷がつくことがあります。
そうなると今度はレザーマニキュアが必要になったり、
最悪買い替えということにもなりかねません。
せっかく「これが良い!」と選んで買った靴ですから、
できるだけ長持ちさせたいですよね。
どんな汚れにも対処できるようラックムースを常備しておくと、心強いですよ。
エナメル靴のお手入れや傷・ひび割れ防止にオススメのアイテム
上の説明で「エナメル靴と防水スプレーは相性が悪い」と書きましたが、
それは「市販に使われる防水スプレー」の話です。
エナメル靴も靴ですから、
どうしても雨に濡れたり濡れた道を歩かなければいけない時もあります。
そんな時に便利なのが、「ラックスプレー」です。
ラックスプレーは、エナメル靴専用の防水スプレーです。
エナメル靴は濡れるとよれてシワができ、
そこからひび割れを起こしたり傷ができやすくなります。
市販の防水スプレーはダメですが、ラックスプレーなら大丈夫です。
事前にラックスプレーをして防水機能を高めておくと、
ひび割れや傷の防止になり、長く持たせることができますよ。
[ad#co-1]
関連記事:エナメルバッグのお手入れ方法!べたつきや汚れの落とし方は?
関連記事:マスクにファンデーションがつかない方法!おすすめのファンデやマスクをご紹介!
最後に
エナメル靴はキラキラしていて、
履いているととても嬉しい気持ちになりますよね。
その嬉しい気持ちを持続させる為にも、
履いた後はしっかりお手入れをしましょう。
少し面倒でしょうが、履くたびにお手入れをすることで
傷やひび割れの防止にもなります。
また、何回も磨くことでより光沢が増して
買った時より美しくなることもありますよ。
エナメル靴は一度傷やひび割れができると
「目立たなくさせる」という対処法でしか修理できません。
その為にも小まめにお手入れをして傷やひび割れを防止し、
数ある靴の中からあなたが選んだ1足を、ぜひ大事にしてあげてくださいね。
[ad#kanren]
[ad#co-4]
スポンサーリンク