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鶏ハムと言えば、ヘルシーでおいしく色んなおかずに使え、
さらにダイエットにもオススメの食品です。
芥川賞を受賞した羽田圭介さんも愛食していて、話題になりましたよね。
鶏ハムはお店で「鶏ハム」として購入する事もできますが、
自分で鶏肉を買って作る事もできます。
ただ、鶏ハムはお湯につけて放置する温度や
加熱時間をきっちりしないと食中毒になる可能性があります。
そこでここでは鶏ハムを作る場合の食中毒を予防する為に、
温度や加熱時間について詳しく解説します。
自分で鶏ハムを作ろうと考えている方は、
食中毒を防止する為にもぜひ参考にしてくださいね。
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Contents
鶏ハムでなぜ食中毒が起きやすい?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/336eb56fc5807228ac3efd552a73e428-e1509091484924-200x139.jpg)
鶏肉は牛肉、豚肉に比べて安いですよね。
手羽先や手羽元は骨があるので安くても
骨の分だけ少し損しているような気持ちになりますが、
鶏ムネ肉はしっかり肉の部分があるののでかなりお得感があります。
ただ、鶏ムネ肉はモモや肩など他の部位と比べると
食感がパサパサしているのが難点ですよね。
そのパサパサを、鶏モモ肉や肩肉のようにプルン!とさせるのが
鶏ハムの調理方法なんです。
ただ、鶏ムネ肉をパサパサさせない為には
肉を「グツグツ茹で過ぎない」というのが重要になります。
ですから、少し低い温度でじっくり加熱するのがポイントです。
そしてこの微妙な加熱加減で鶏ムネ肉はプリプリになるのですが、
しっかり茹で切らない為に鶏ムネ肉にいる細菌を殺菌しきれず、
食中毒を起こしてしまう事があるのです。
プリプリの食感にこだわるあまり温度や加熱時間が足りない事が
食中毒の原因なんですね。
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鶏ハムの温度は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/7c203b1efff779f033d6acf5c59ab027-e1509091510388-200x174.jpg)
鶏ハムの基本的なレシピは、
鶏ムネ肉をお湯が入らないようにラップで巻いたりジップロックに入れた後、
一度沸騰させたお湯の入った鍋に入れて数時間放置する、というものです。
鶏ムネ肉を入れた後は鍋に火はかけず、余熱で鶏ムネ肉を温めます。
こうしてグツグツ煮らずに調理する事で鶏ムネ肉でもプリプリ感が出るのですが、
余熱で温める為に肉がきちんと熱し切れなかったという事が起こります。
ただ放置するだけのように見える鍋ですが、
実はきちんと理想の温度というのがあって
この時の鍋の余熱は肉の中心部が63℃以上になっているのが理想です。
最初は沸騰したてですから鍋も熱いですが、
火を止めて放置しておくとあっという間に冷めてしまいますよね。
ですから鍋が冷め切らないように大きめの鍋でお湯をたっぷり作るか、
鍋の温度が下がらないようにどうにか工夫する必要があります。
一人暮らしだと大きい鍋を持っている人も少ないと思いますが、
小さい片手鍋ではお湯も冷えやすく、食中毒を起こしやすくなります。
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鶏ハムの加熱時間は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/cooking_onabe-e1509091535286-200x185.png)
鶏ムネ肉の加熱時間はどれくらいが理想なのでしょうか。
鶏ハムを作るには、鍋で作る場合加熱時間は最低3時間は必要です。
それより短いと中までしっかり火が通りません。
また、3時間というのはちゃんと鍋の中に熱が残った状態の場合なので、
鍋の中の温度によってはもっと時間が必要な場合があります。
食中毒を予防したいなら、完成した鶏ハムを一度真ん中の一番分厚い所で切って、
色が変わっているか確認した方が良いでしょう。
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完成した鶏ハムが生だった!救済方法は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/gake_tasukeru-e1509091561600-174x200.png)
「鍋を使って鶏ハムを作ってみたけど、真ん中を切ってみたらまだ生焼けだった!」
という事は、よくある事です。
問題はその後どうするかなのですが、
ここで一番やってはいけないのは、「まあ大丈夫でしょ」と思いそのまま食べる事です。
生焼けの鶏ハムは、絶対に食べてはいけません。
生の肉は食中毒を引き起こしますし、下痢や嘔吐だけで済めば良いですが、
他の病気を誘発させ手足にマヒが出る事もあるんです。
できた料理が例え生でも、口に入れなければまだセーフです。
ですから「生かな?」と思ったら、食中毒を予防する為にも
必ず何らかの対処をしましょう。
では、具体的にどういう対処をすれば良いのでしょうか。
一番は「鍋に戻す」です。
鍋にはまだ煮汁が残っていますよね。
まずはその煮汁を沸騰させます。
沸騰したら生だった鶏ハムは包んでいたラップやジップロックに戻し、
火をとめて鍋に再び入れて3時間放置してください。
生なのは加熱時間が足りなかった事が原因なので、
鍋に戻してさらに加熱すれば大丈夫です。
一度見てしまった生焼けどうしてもが気になって
再度温めた鶏ハムを食べる勇気がなくなってしまう方も中にはいますが
そんな時は今回は一度鶏ハムは諦めて、
薄く切ってフライパンやオーブンレンジで焼いちゃいましょう。
そうなると目視でもしっかり火が通っているのが分かるので
安心できます。
鶏ハムではありませんが、食べられるので捨てる必要はなくなりますよ。
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鶏ハムの食中毒予防にオススメのレシピ
鶏ハムは「一度温めたお湯に鶏ムネ肉を入れて少し放置すれば完成!だから簡単」
と思われがちですが、
実はしっかりした温度管理や加熱時間の設定が必要な事が分かったと思います。
それを守らないと細菌が残ったままの鶏ハムができてしまい
食べると食中毒を起こす可能性があります。
でも、いちいち温度を測ったり
中まで火が通っているか切って確認をしていたら、
手間がかかり過ぎて別の料理をした方がマシ!となってしまいますよね。
では、食中毒を予防できて、
安全にもっと簡単にできる鶏ハムの作り方はないのでしょうか。
実は、あります。
それは、炊飯器を使う作り方です。
炊飯器は温度を一定に保つ機能がありますから、
時間と共に冷めるという事はありません。
また、炊飯器はしっかり温度を保ってくれるので
先ほどは鍋で作る事を考えて「3時間」と表記しましたが、
それよりも早い時間で作る事ができます。
ですから鶏ハムを安全に作りたい方や時間を短縮したい方は
ぜひ炊飯器で作る事をオススメします。
ここでは一般的な炊飯器を使った鶏ハムのレシピを紹介しますね。
- 用意する物
・炊飯器
・ジップロック
・鶏ムネ肉(適量)
・砂糖(全体に馴染む程度)
・塩(全体に馴染む程度)
・コショウ(適量)
- 作り方
1.鶏ムネ肉を火が通りやすいように一口大や、薄く切る。
2.切った鶏ムネ肉に砂糖をすりこむ。
3.鶏ムネ肉に塩をすりこむ。
4.鶏ムネ肉にコショウをさっとすりこむ。
5.鶏ムネ肉をジップロックに入れ、空気をできるだけ抜いてしっかり封をする。
6.炊飯器にジップロックに入った鶏ムネ肉を入れ、それが浸かるぐらい水を入れる。
7.蓋をして保温スイッチを押す。
8.1時間半~2時間ほど放置したら完成。
炊飯器を使えば3時間よりやや短く、しかも安全に鶏ハムを作ることができます。
気になる方はぜひ試してみてくださいね。
おいしい鶏ハムを作ろう!オススメグッズ①
鶏ハムは安いムネ肉でもおいしく作れます。
ですが、おいしいムネ肉で作れば、当然さらにおいしく作る事ができます。
鶏ハムを何回か作り、「もう少し何かこだわりたいなあ」と思った方は、
ムネ肉にこだわってみてはいかがでしょうか?
こちらは肥後のうまか赤鶏というムネ肉で、鶏ムネ肉には最適のブランド肉です。
おいしいブランド肉というとグラム500円とか1000円なんてのを考えてしまいますが、
鶏ムネ肉なので全く高くありません。
高級なブランド肉でも手を出しやすいのが鶏ムネ肉の良い所です。
「ちょっとこだわった鶏ハムを作ってみたい」、
「誰かに自分の鶏ハムをごちそうしたい」
という時などはぜひこちらのお肉をつかってみてください。
おいしい鶏ハムができる事間違いなしですよ。
関連記事:ローストビーフが生焼けの見分け方や対処法!食べたら食中毒になる?
おいしい鶏ハムを作ろう!オススメグッズ②
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鶏ハムは簡単に作れますから、一気に作って毎日食べる方も多いと思います。
ただ、鶏ハムはそのまま食べると味がほぼないというかすごくあっさりしているので
いつも自分が食べたものを食べていると
これがおいしいのか普通の味なのか分からなくなる時もありますよね。
「鶏ハムって、そもそもこんな味だったっけ?」と
味覚版のゲシュタルト崩壊が起きてしまう事もあります。
鶏ハムが好きだけど、鶏ハムの味が分からなくなった…
そんな時は、プロが作った鶏ハムを食べてみるのも良いですよ。
特に手をかけて作られたこちらの鶏ハムなんかは、
良い刺激になると思います。
たまにはプロのものを食べる事で、自分の鶏ハム作りにも磨きがかかりますよ。
ダイエットなどで鶏ハムを食べ続けている方などで
「最近マンネリ化してきたなー」という方にもスパイスになるのでオススメです。
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関連記事:保温弁当箱は腐る?食中毒対策や使い方について詳しく解説!
最後に
鶏ハムを作るのは簡単そうに見えますが、
実はテキトーに作ってしまうと
簡単に食中毒を起こしてしまう危険な料理でもあります。
ただ、しっかり温度管理をしたり加熱時間を測ったりしていれば
食中毒を予防する事はできますし、
完成した鶏ハムが例え生だったとしても、
後から加熱したり別の料理になってしまいますが最悪焼けば
安全に食べる事ができます。
失敗したとしてもフォローが効き、
捨てずに食べる事ができるのが鶏ハムの良い所です。
プリプリの食感を目指すのも大事ですが、料理はまず「安全」が第一です。
食中毒に気をつけながら、おいしい鶏ハム作りを目指してくださいね。
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