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会社に間に合わない、約束の時間に間に合わない、などなど
急いでいるときに忘れやすいのがこたつの電源。
特に冬場は、毎日のようにこたつをつけているため、
うっかりつけっぱなしに・・・
ということも多いのではないでしょうか。
しかも、数日留守にする場合なんて、
家を出てから非常に焦りますよね。
でも実際のところ、数日間こたつをつけっぱなしにすると
火事は起きてしまうのでしょうか?
遠隔からでもこたつを切る方法はあるのか?
こたつのつけっぱなし防止策は?
気になる疑問を本記事で解決していきます!
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Contents
こたつは2・3日つけっぱなしで大丈夫?火事になる?
結論から言うと、こたつには安全装置がついているため
こたつを2・3日つけっぱなしにしても
火事が起きる可能性はきわめて低いといえます!
ですが!
火事の件数とその原因の内訳を見ると、
製品に頼り切ってよいものか大変疑わしい事実がわかりました。
こちらの項目で、その真相を詳しく見ていきましょう。
こたつについている安全装置って?
そもそも、こたつにはどのような
安全装置がついているのでしょうか?
それは、
・サーモスタット
・ヒューズ
の2点です。
まず、サーモスタット。
これは、温度調節装置のことです。
温度が異常に上がった場合に温度調節を自動で行い
それ以上温度が上がらないよう調節してくれる機能です。
次にヒューズですが、温度が上がりすぎたときに
自動でこたつの電源を落としてくれる安全装置です。
この2つの機能のおかげで、
こたつの中の温度は自動調節されるため
一般的な観点ではつけっぱなしによる火事は
起きないと言い切れるのです。
「一般的には」火事は起こらないかもしれませんが、
事実、こたつが発火原因の火事は起こっているのです。
こたつのつけっぱなしによる火事の件数
製品安全センター(NITE)の調査によると、
こたつが原因の火事は、平成17年~平成21年の5年間で
179件発生しているそうです!
そのうち死亡事故は22件、重傷事故は3件も・・・
恐ろしい事実がわかりました。
なぜこたつが原因で火事になるのでしょう?
それは、発火の原因がこたつの製品によるものか、
製品によるものではないのか、に分けられるようです!
安全装置がついているからといって
安心していられませんね・・・
そこで、主にどのような原因で
こたつによる火災が起こってしまうのかをまとめました!
こたつのつけっぱなしで火事になる原因:製品に起因する場合
製品が原因で火災が起こることもあるようです。
以下の項目が
製品に起因する場合。
ご自宅のこたつを確認してみましょう!
・こたつ用コードの破損
・ヒューズやサーモスタットの故障
もしこたつ用コードが
こたつの足の下にはさまっていた場合にも破損してしまいます。
コードが、内側で断線しているかもしれないため、
コードが絡まっていないか、
こたつの足の下になっていないかを確認しましょう!
また、こたつそのものの安全装置などの機能が故障していて、
温度が上がりきっていても反応しなかった、
などの原因も考えられます。
こたつを購入したお店や問い合わせ先に
修理方法などを確認しましょう。
ホームセンターやネット通販などで
交換用のヒューズやサーモスタットが
販売されているようです。
上記商品がヒューズです。
自動でこたつの電源を落としてくれる役割のもの。
電気ストーブなどにも使えるようですね!
ただし、型番が非常に多いため、ご自宅のこたつに合っているか
よく確認してから購入しましょう!
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上記商品は、こたつのヒーター部分、
サーモスタットの取り換え用品です。
こちらも型番が非常に多いです。
また、石英管なのか、ハロゲンなのか、
などご自宅のこたつの部類を把握する必要があるようです。
商品説明書をしっかり読み直し
間違ったものを買ってしまわないよう
注意しなければいけません。
ネット通販で取り換え部品は
簡単に手に入りますが、機械が苦手な方や、
修理が面倒だと感じる場合は、
プロに行ってもらうかこたつそのものを買い替えるほうが安全です!
そこで、おすすめのこたつを調査しました!
最後の項目でご紹介しますので、
ぜひ最後まで目を通し参考にしてみてくださいね!
こたつのつけっぱなしで火事になる原因:製品に起因しない場合
製品に起因しない場合、というのは、
言い換えると「こたつの使い方を間違っている場合」
となります!
例えば、
・洗濯物を早く乾かすために、こたつの中に入れている
・座布団などをこたつ内に入れている
・こたつのヒーター部分をあまり掃除していない
・こたつコードはタコ足配線である
・こたつ布団がよれて、開きっぱなしの箇所がある
といった場合です。
これら項目に、心当たりはないでしょうか?
こたつの中に洗濯物や座布団などを入れていると、
それら布製品がこたつのヒーターに触れるため
発火してしまうようです。
下記の動画をご覧ください。
ヒーターにくっついた洗濯物から発火しています。
私自身、よくやってしまうんです。
早く乾くし、温かくなるし・・・
ですが、この動画を見て本当に恐ろしくなりました。
同じようにこたつのヒーター部分から火災が起きる原因として、
ヒーター部分の掃除を怠りほこりが溜まっていることが考えられます。
ほこりから発火してしまうことも多々あるようです。
シーズンが終わって片づける場合や、
使わない時期にはこまめにほこりを取り除くよう
掃除しなければいけませんね。
また、こたつのコードはタコ足配線にはなっていないでしょうか?
タコ足配線になっていると、プラグにほこりが溜まったり、
熱をもちやすくなるため火災が起きてしまうのです。
なるべく、こたつに限らずタコ足配線にならないよう
配線部分を工夫する必要があります。
そして、こたつの布団が開きっぱなしになっていると
温度調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
そうなると、高温になっているにもかかわらず
布団が開いているため外気で温度が下がりますよね。
「温度調節する必要がない」
と判断されてなかなか温度が下がらないのです。
あっというまにこたつの中は高温に。
放置しておくと、火災の原因になってしまいます。
以上より、
こたつの使い方を間違えないための
チェックポイントをまとめます!
・こたつの中で洗濯物は乾かさない!
・座布団などをこたつの中に入れない!
・こたつのヒーター部分はきちんと掃除する!
・こたつのコードをタコ足配線にしない!
・こたつ布団に開いている箇所を作らない!
ドキッとした方、必見です!
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こたつのつけっぱなしを遠隔から防止する方法
こたつのつけっぱなしによる火事は、
自分が気を付けていても製品の不具合によって
起こってしまうかもしれないのですね。
そこで、もし出かけた後にこたつのつけっぱなしに気づいたら
どうしたら良いのでしょう?
しかも、家に帰るまで数時間かかる場合や
数日間留守にする場合、とっても不安ですよね。
電気会社に連絡し、電気を止めてもらう
まず考えられる火事の防止策として、
電気をすべて止めてもらうことです。
電気を止めてしまえば、こたつも自動で切れますので
火事になることはまずありません。
ですがここで気を付けたいのが、冷蔵庫も止まってしまうこと。
冷蔵庫の中身がすべてダメになってしまいます。
冷凍庫のものももちろんですね・・・
それでもいい!
とにかくこたつを切りたい!
という場合は、思い切って電気を止めてもらいましょう。
大家さんにこたつを切ってもらう
どうしてもこたつを切ったか心配で、
でも電気を根こそぎ切る、なんてしたくない・・・
そんな場合は大家さんに部屋に入ってもらい、
こたつが切れているか確認してもらいましょう。
家の中を大家さんに見られても良いのかという点が
懸念点ですが、そこをクリアしていればOK。
管理会社に連絡し、鍵を大家さんに渡してもらいましょう。
もしものことを考えると、普段から大家さんとの付き合いを
大切にしているべきかもしれませんね。
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こたつの消し忘れを普段から防止する方法
こたつをつけっぱなしにしたまま出かけてしまった場合、
遠隔操作でもなんとか切ることはできそうですね。
ただ、なかなかの捨て身策かもしれません。
そこで、普段から行えるつけっぱなし防止策を調べました!
玄関に張り紙をする!
家を出る前に必ず通る玄関。
玄関の扉に、「こたつを切る!」
と張り紙をしておけば嫌でも目に入り忘れないはずです!
私自身よく行う防止策です。
こたつの切り忘れ防止にもなりますし、
夏場はエアコンの切り忘れ防止にもなります!
また、鍵の閉め忘れ防止のために
「鍵を閉める!」と書いた張り紙を貼ったこともあります。
張り紙だらけですが、安全のためになっていますし
最もお金をかけずに済む防止策です!
切り忘れ防止タイマーを買う!
上記商品は、
切りたい時間にダイヤルを合わせると
自動的に電源を切ってくれるタイマーです。
例えば出かける3時間前に
タイマーをセットしておけば、
自動的に3時間でこたつは電源オフに。
出かけるときにも、
うっかりこたつで寝てしまったときにも
自動で電源が切れるため、
様々な場面で重宝する優れものです。
タイマーが内蔵されているこたつコードを買う!
こちらの商品は、タイマーが内蔵されている
こたつコードです。
30分単位で最大5時間までタイマー設定が可能です!
設定した時間が経過すれば、
自動的にこたつは切れる仕組みになっています。
また、こちらのコードは手元で温度調節できる点も
嬉しいポイントです!
切り忘れ防止だけでなく、節電にも役立ちますね!
オフタイマー付きのこたつを買う!
こたつそのものが古いし、買い替えてしまおう・・・
という方には、
こちらのオフタイマーがついたこたつもおすすめです。
5時間で自動的に電源がオフになるこたつです。
また、人感センサーを搭載しているため、
30分間人がこたつに入らないと、
自動的にヒーターが弱まる仕組みになっています。
人がこたつに入ったのを感知すると、再度ヒーターが温まるため、
手動で温度調整する手間もなく大変便利な品物です!
火事の防止と節電が叶う、一石二鳥のこたつです!
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ちなみに、こたつを2・3日つけっぱなしにすると電気代は?
こたつをつけっぱなしにすると、もちろん電気代もかかってきます。
火事だけではなく、どのくらい電気代がかかってしまうのか
心配になりますよね。
そこで、冷房と比較してこたつの電気代は
どのくらいかかっているのか調査してみました!
こたつにかかる電気代の平均は、
24時間の使用で33円~91円(弱~強)
ですので、
2日つけっぱなしにすると、
66円~182円
3日つけっぱなしにすると、
99円~273円
かかることがわかります。
夏場の冷房は、
(2018年に発売された8畳用のエアコンで考えます。)
1時間3.1円~24.3円のため、
1日運転すると72円~576円にもなります!
冷房と比較すると、こたつにかかる電気代は
あまり高額にならないため、そこまで心配はいらないでしょう。
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最後に
こたつには温度調節機能や
自動的に電源がオフになる安全装置がついています。
ですが、それらが故障しているために
火事が起きてしまう可能性もあるのです!
本記事でご紹介した、火事を防止するための心がけや
便利グッズを大いに生かし、こたつによる火事を防ぎましょう!
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