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毎年、新米の季節になるとわくわくしませんか?
私は白米が食べ物のなかで一番好きなので、とっても楽しみにしています。
しかし、常に新米が食べられるわけではありませんよね。
田舎や郊外に住んでいる方にとっては、あるあるかと思いますが
よく近所の農家や親戚から、古米をもらうことがあります。
お米をいただけるのは、とても嬉しく、家計的にもありがたいことですが
臭いが気になるかも・・・と思ったことはありませんか?
もらった古米だけでなく、自宅で保管しておいて古米になってしまった場合も同様です。
そこで、今日は古米でも美味しく炊く方法をご紹介したいと思います。
せっかくのお米ですから、美味しく食べたいですよね!
自宅に古米があるという方は、さっそく実践してみてください!
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古米が臭い?臭いの原因は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/kome_hakumai-e1508103804126-183x200.png)
そもそも、「古米」とはどういう状態のお米を指すかご存知でしょうか?
まず古米を説明するには、「新米」を理解する必要があります。
新米というのはその年に新しくとれたお米、収穫当年度産のお米です。
さらに詳しく言うと新米の基準は、収穫されてから12月31日までに精米されて、
袋詰めされたお米のことを指しています。
つまりは秋に収穫されたお米で、
今年中から年明けくらいまでに食べるお米ということですね!
それに対して、古米というのはその前の年に収穫されたお米のことを言うのです。
1年古くなるごとに、古々米や古々々米という言い方もするんですよ!
では、次になぜ古米が独特の臭いを持っているのか?ということについて
解説していきたいと思います。
古米が臭う最大の理由は、脂肪の酸化が進んでいることです。
脂肪は主に、糠の部分に多く含まれています。
その他、米の表面に近い部分にも比較的多く脂肪分があるのです。
古米の臭いはここから来ているのですね。
ただ、古米が嫌われる原因は、この臭いだけではありません。
炊き上がった時の、パサパサ感を感じたことはありませんか?
このパサつきのせいで、白米のままでは食べても美味しくないと感じてしまいます。
その原因は新米に比べて硬く、粘性も低下しているためです。
たんぱく質が変化しており、水となじみにくくなるためにパサパサした
ご飯になりやすいのです。
では、こういった古米がたくさんある場合、どのように
美味しく消費していけばいいのかを、次でご紹介していきますね!
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古米を美味しく炊く方法はある?日本酒やオリーブオイルが効果的!
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/cooking_suihanki-1-e1508103846883-139x200.png)
先ほど、古米の臭いは糠や米の表面の脂肪分が原因とご紹介しました。
なので、お米を丁寧に研ぐことによって臭いは解消される場合もあります。
しかし、それでも尚臭いが気になることはあります・・・
そんな場合、どのような方法が有効か?
一般的には日本酒を入れて炊く方法が知られています。
分量としては、米2~3合に対して大さじ1杯程度を入れましょう。
炊き上がりは臭いが消えるほか、ツヤもよくなりますよ!
ただし、少し日本酒の香りを感じることもあるので、お酒が苦手な方は注意です!
そしてもうひとつお手軽な方法は、オリーブオイルを入れること!
古米2合に対して、小さじ1杯のオリーブオイルを加えて炊きます。
パサパサの古米でも、炊き上がりがツヤツヤ、もちもちになりますよ。
これはオリーブオイルに限らず、サラダ油でも同様の効果が得られますよ。
普段のお料理にオリーブオイルを使わないという方は、
こういった小さめの単位で購入しましょう。
よく使うという方は1リットル瓶での購入がいいですね。
その他、自宅にある調味料では、みりんもツヤ出しの役割を果たしてくれます。
米3合に大さじ1杯を加えましょう。
もしくは精米機がある方は、もう一度精米をするのもおすすめです。
酸化してしまった脂質の部分を削り取ることができるので、ある程度美味しさが復活します。
ただし、米が砕けやすくなるので短時間でさっと精米を済ませましょう。
私の個人的なおすすめですが、家庭用の精米機は重宝します!
玄米で購入して、食べる分だけ精米すると本当に美味しいお米を食事のたびに楽しめますよ!
毎日の食生活が豊かになります。
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正しいお米の保存方法は?
![](https://tubuyaki-burogu.com/wp-content/uploads/2017/10/kome_fukuro-e1508103899584-200x183.png)
古米でも新米でも、お米を正しく保存することは
常に美味しいお米を食べるためには欠かせません。
お米は長期保存ができる食品でもありますが、生鮮食品と同じように鮮度を
気にかけてあげたほうが良い食品でもあるのです。
お米を保管するにあたり大切なポイントが3つあります。
まず一つ目は、保存場所。
お米の保存は10~15℃の比較的涼しい場所で、湿度が低く暗いところが適しています。
家庭内では、冷蔵庫の野菜室がその条件にぴったりですよ。
保存温度を10℃下げることで、酸化のスピードが半分になるとも言われているんですよ!
そして2つ目は、保存容器。
米びつが一般的ですが、使っていない場合には密閉できる容器を準備します。
空気に触れることによって、酸化が進んでしまいますので、
真空容器などなるべく空気を遮断できるものが望ましいとされています。
ペットボトルやジップロックでもOKですよ!
乾燥した室内にお米を密封せずに置いておくと、表面にヒビが入ります。
そしてさらに乾燥した状態だと、お米自体が割れてしまいます。
このようなお米を炊くと、ご飯がベタベタした仕上がりにあり、
せっかくの美味しさが損なわれてしまいますよ。
お米には無数の穴があいていて、臭いを吸収しやすい性質があります。
もし、流し台の下などで保管する場合には洗剤などの香りが強いものと一緒に
置かないように注意してください!
一度吸収してしまった臭いは、取ることができませんよ!
米びつを使用している場合には、注ぎ足し厳禁です。
今あるものを使い切ってから、新しいお米を入れるようにしてください。
お米をミックスしてしまうと、新しい米の劣化や酸化が進み、虫が湧く原因にもなりますよ!
米びつの内側に手を入れて、粉が付いたらすぐに掃除が必要です。
こんなおしゃれな米びつはいかがでしょうか?
これなら見せる収納としても活躍してくれるので、無理にしまう必要もありません!
米びつ以外の用途にも使えるので、何個か買って小物や食品のストックができます。
そして3つ目は、保存期間です。
先ほども少し触れましたが、お米は野菜のように鮮度が大切です。
玄米の状態で低温貯蔵することによって、長期間鮮度を保つこともできますが
家庭ではなかなか難しいのが現状です。
目安としては、冬場は2ヶ月、春秋で1ヶ月、夏なら2週間以内で食べきることです。
もちろんこの期間を過ぎても、食べることはできますが
保存期間が長くなると、精米直後のような甘みがなくなったり、
お米の組織が硬くなりどうしても炊き上がりも硬めに感じてしまいます。
季節に合わせて適量をこまめに買うのがいいということですね!
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最後に
古米の臭いを気にして、捨ててしまおうか?と悩む方はけっこう多いようです。
ですが、お米を大量に捨てるのには抵抗がある方も多いですよね。
古米の臭いは、丁寧にお米を研ぐことと
日本酒やオリーブオイルなどで取り除くことができます。
今日からは古米も美味しく食べられるようになりますね!
また、これを機にご自宅のお米の保管方法を見直して見ましょう。
湿度には弱い食品なので、高温多湿の場所だけは避けるようにしてくださいね!
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