旧暦と新暦のずれや違い・関係は?いつから使われている?

みなさんは旧暦や新暦について詳しくご存じでしょうか。

季節の彩りを感じるひな祭りや端午の節句、七夕など月々で設けられている年中行事は、

地域によっては1ヶ月遅れで行われるところも多いですよね。

具体的に言えば、ひな祭りは3月3日というのが一般的ですが、

実は4月3日というところもあるのです。

 

これには、旧暦と新暦の歴史が大きく関係しています。

旧暦の何月何日や、旧暦の正月なんて言い方を時々耳にすることもあるかと思いますが、

一体その違いはなんなのか、そしていつから使われるようになったのかなど、

今回は知っているようで知らない旧暦と新暦について詳しく解説していきますよ。




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旧暦や新暦とは? ずれや違い、関係についても解説!

国ごとに採用されている暦は違いますので、

まずは日本の旧暦と新暦についてお話していきます。

日本における旧暦は、「太陰太陽暦」というものです。

 

太陰太陽暦というのは、月の満ち欠けの周期である太陰暦を基準にしながら、

閏月を入れて実際の季節とのずれを補正した暦であり、

中国より伝わって日本では古くから使われていました。

しかし、中国から伝わってきてから、分かっているだけでも何度も改暦が行われているため、

日本では最後の太陰太陽暦となった天保暦というのを旧暦とするのが一般的です。

 

旧暦では、月の満ち欠けは29.53日周期とされており、

1年は354日ということになります。

新月がその月の1日で、満月が15日とされていたのですが、

周期が29.53日なのでそのうちずれが生じていきます。

そのずれをそのままにしておくと、1年で季節とのずれが11日程生じてしまうため、

約3年に1度閏月を入れることで1年間が13ヶ月になる年を設定して、

生じたずれを解消していました。

 

3年に1度の閏月が入るとその年は、

1年=13ヶ月=384日になっていたというわけですね。

ちなみに、閏月は12月の後に13ヶ月目がやってくるのではなく、

1月、2月、閏2月というように、1年のうちのどこかに閏月が組み込まれていたようです。

どこに入るかはその年によって違いがあったそうですよ。

 

ちなみに、旧暦では春は1月からスタートし、

1月から3ヶ月ごとに春夏秋冬が区切られています。

年賀状で、真冬の1月にも関わらず新春や迎春と書かれているのは、

旧暦を取り入れた表現だからなのです。

 

さらに、旧暦では、季節区分で使われていた二十四節気というものがあります。

二十四節気とは、太陽が1周する期間(1年)を24等分した季節名称のことです。

まず、日照時間が最も長い夏至と最も短い冬至で二分します。

さらに、昼と夜の時間が同じになる春分と秋分でも二分します。

 

そのそれぞれの間に立春、立夏、立秋、立冬という区分が入り、

全体が8等分されますが、これらはいまでもなじみ深い季節名称ですよね。

そこからさらに3等分されることで、二十四節気は成立しています。

これは古代の中国で作られたもののようですが、

二十四節気を利用すると、毎年同じ時期に同じ節気が訪れるため、

農作業の目安としては欠かせないものとして日本にも定着していきました。

 

そして、現在日本で使われている新暦は、太陽暦の一種であるグレゴリオ暦です。

これは世界各国で採用されている標準となる暦です。

 

太陽暦は地球が太陽の周りをグルッと回る周期を基準にしている暦ですが、

地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は365.242199日とされています。

かなり細かいですが、その結果、みなさんもご存じの通りの1年間は365日、

4年に1度の閏年は366日となっています。

 

しかし、この閏年というのは、実は完全に4年に1度あるというわけではなく、

400年間に97回あり、2100年にいたっては、閏年にならない予定と言われています。




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旧暦や新暦はいつから使われている?

旧暦がいつから使われていたのかというと、実はハッキリした情報はないようです。

しかし、古代中国から伝わっているため、

日本でもかなり古くから使われていたというのは間違いありません。

 

旧暦は明治5年に改暦され、日本で新暦(グレゴリオ暦)が採用され始めたのは、

翌年の1873年(明治6年)になります。

この改暦によって、暦月が1ヶ月ほど早められました。

これが、旧暦と新暦の1ヶ月ずれた関係に繋がっているということです。

例えば、旧暦では7月15日にあったお盆行事も、

新暦では1ヶ月遅らせた8月15日にするなどとして調整されていたのです。

 

ただ、旧暦と新暦のずれの関係は単純に何日足すとか何日引くといった計算では

算出することができません。

こちらのサイトでは、知りたい年月を入力するだけで簡単に計算してくれるので、

気になる方はぜひ、お試し下さい。

 

旧暦の太陰太陽暦では、3年に1度1ヶ月を足して暦が調整されていたということで、

特に農家などの季節毎にスケジュールを組んで作業していた人たちにとっては、

大変難しい問題だったそうです。

 

それが、新暦の太陽暦が使われるようになってからは、

4年に1度、1日足すだけで調整できるようになったのですから、

非常に生活しやすくなったことと思います。




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新暦・旧暦カレンダー

こちらは2018年の卓上カレンダーです。

見ていてとても風情があるカレンダーで、季節の移ろいを感じながら生活できます。

新暦と旧暦がシンプルかつ見やすく書かれているので、

自分のデスクに1つ置いておくと、勉強にもなりますしオススメですよ。

中には、意外と知らないちょっとした豆知識もたくさん盛り込まれていますので、

一息ついたときに眺めるのも楽しいですよ。

 

ロングプラン手帳

こちらの商品は、旧暦を大切に考えたオリジナルの蛇腹式手帳です。

1979年初版以来変わらないコンセプトで、

何十年も愛用されている方も多い、伝統ある使いやすさがウリです。

 

左端には太陽暦、右端には旧暦が表記されており、

一日も時間毎に予定を書き込めるようになっています。

手帳自体も薄いので、毎年分を保存しておいてもかさばらず、

自分の歴史として保存しておくこともできる素敵な手帳ですよ。

 

旧暦読本改訂新版

旧暦と新暦について興味が出てきたという方は、こちらの本をオススメします。

300ページ超の詳細な内容で、旧暦の新暦の違いという基礎知識から、

15日ごとの二十四節気、5日ごとの七十二候についてもしっかり学べます。

 

また、地方暦や海外の暦についても詳しく解説されているので、

これを読めば暦に関する知識は一通り得られるでしょう。

年中行事の由来などの豆知識も豊富に書かれていますよ。

 

5年分の新暦・旧暦対応表付きカレンダーも

付録として付いていますので、大変お得な1冊になっています。




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最後に

旧暦や新暦、名前や使い方は似ているのですが、

それには長い歴史と、想像以上に奥深い意味合いや違いがあるのです。

国によって大きくずれていた暦も、現代では統一され、

合理的で不自由ない日々を送れるようになりました。

 

とは言っても、いまでも旧暦は文化や伝統的な面において、

日本においても多大な影響を残しています。

古くからのお祭りなども旧暦を元にして日程を組んでいたりすることも多いですよね。

 

旧暦や新暦が混在していると、少しややこしく思うこともあるかもしれませんが、

日本の伝統や風情を感じられる貴重な歴史の知識ですので、

知っておくと日々の暮らしが少しだけ豊かになるかもしれませんね。





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