ハクモクレンとコブシの違いや見分け方!葉・花・実に違いがある?

草木、花が次々芽生える春になると、気分も晴れやかになりますよね。

桜や梅が有名ですが、その傍らで白く美しい花を咲かせてる

ハクモクレンとコブシの存在をご存じでしょうか。

見た目が似ているので、よく混同されてしまっていますが、

実は見分け方のポイントが分かれば遠目にでも簡単に区別が付きます。

 

公園などにあるハクモクレンを見て、

「あれは、ハクモクレンだよ」なんて自信持って言えるとカッコいいですよね。

 

今回はハクモクレンとコブシの違いや見分け方について解説していきます。

葉・花・実の違いについても画像付きで分かりやすく紹介していますので、

この機会にハクモクレンとコブシの見分け方をマスターしちゃいましょう!




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ハクモクレンとコブシの違いは?

ハクモクレンとコブシは同じ仲間

ハクモクレンとコブシが似ている理由は、

同じモクレン科モクレン属に属する花という至極当然なものです。

どちらも同じモクレンの仲間だから、とっても似ていたのです。

 

ハクモクレンとコブシの違い

ハクモクレンとコブシは同じ仲間ですが、違いもいくつかあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

ハクモクレン

引用元:http://www.ukima.info

ハクモクレンは中国が自生地の落葉樹で、

別名ハクレン、ハクレンゲとも呼ばれています。

観賞用の花木として渡来して、現在にいたります。

 

つぼみの時は銀色の毛のようなもので覆われ、白く美しい花を咲かせます。

開花時期は3月から4月ごろとなっています。

コブシに比べてあまり大木として育つことは稀です。

花言葉は「気高さ」や「高貴な心」です。

 

ハクモクレン 蕾付き苗 樹高1.2m前後

公園などに咲いているハクモクレンを見ると、

とても家には置けないと感じると思いますが、こういった苗なら気軽に置けますよね。

耐寒性があるので、北海道南部から沖縄までの日本全国で栽培が可能です。

 

シンプルな花瓶に挿して飾るのもとてもオシャレですので、

家の一角に春の景色を切り取って置いてみてはいかがでしょうか。

 

コブシ

引用元:http://www.flower-photo.info

コブシは落葉広葉樹で、開花時期も3月から5月とハクモクレンと同様ですが、

自生地は日本全国に分布しています。

 

遠目に見ると桜に似ていることから、ヒキザクラ、シキザクラなどとも呼ばれます。

また、コブシの花の先出しを種まきの合図とするなど、

農業の指標のために栽培されていた背景があり、「田打ち桜」という別名もあります。

 

枝は太めですが折れやすく、折れたときに芳香がするのが特徴です。

樹皮を煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれることもあります。

ちなみに、コブシは漢字では「辛夷」と書きますが、

中国ではこの言葉はそのまま木蓮を意味します。

花言葉は「友情」、「愛らしさ」です。

 

「コブシ」苗木0.3m程度 3本セット 6ヶ月枯れ保証

こちらはコブシの苗木で、6ヶ月の枯れ保証付きで育てやすいのが特徴です。

桜が咲き始める時期に白い大輪の花を咲かせてくれます。

ハクモクレン同様、北海道南部以南なら栽培が可能です。

 

日当たりが良く水はけの良い環境が適していますが、半日陰でも十分育ちます。

成長が早く大きく育つ木なので、植える場所には余裕を持っておくのがおすすめです。

 

モクレン、コブシの仲間(NHK趣味の園芸-よくわかる栽培12ヶ月)

庭のシンボルツリーとして人気のモクレン、コブシを中心に、

タイサンボクやオガダマノキなどの常緑種も含めて、

その魅力と植え付け・剪定方法や毎日の手入れなどの

栽培のポイントを詳しく解説しています。

 

これまで栽培経験がない方でも、これを手元に置いておけば

上手にハクモクレンやコブシを育てることができるでしょう。




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ハクモクレンとコブシの見分け方!花に違いがある?

ハクモクレンとコブシのそれぞれの特徴を学んだところで、

具体的な見分け方・違いについて解説していきます。

 

ハクモクレンとコブシの見分け方のポイントは、ずばり花です。

いくつかありますので、順に見分け方を紹介していきます。

 

見分け方① 花の開き方の違い

まずは、ハクモクレンとコブシの花をアップで見てみましょう。

ハクモクレン

引用元:https://yuusugenoniwa.c.blog.so-net.ne.jp

コブシ

引用元:http://www.hana300.com

よく見てみると、花の形に違いがあることが分かりますよね。

ハクモクレンの花はチューリップのように包まれた形で半開きですが、

コブシの花は完全に開いていることがわかりますね。

花の開き方に注目するのが見分け方の一つ目です。

 

見分け方② 花の向き

花の開き方の違いに加えて、花の向きにも注目してみましょう。

ハクモクレンの花は上に向かって咲きますが、

コブシの花は基本的には横向きに花が咲きます。

 

下から見上げたときに花の中心が見えやすいのがコブシの花、

花の中心が見えないのがハクモクレンの花と覚えておくと良いでしょう。

関連記事:梅の花の季節は何月?春に咲く?開花条件は?

 

見分け方③ 花びらの厚み

ハクモクレンとコブシの花びらをよく見てみると、

ハクモクレンの花びらは厚めで、コブシの花びらは薄めに見えますよね。

なかなかそこまでの距離間で見ることはないかもしれませんが、

花びらの厚みにも違いがあると覚えておくと良いでしょう。

 

見分け方④ 花びらの枚数

花びらの枚数にも違いがあります。

ハクモクレンは9枚、コブシは6枚の花びらをつけるのが普通です。

見分け方の一つとして覚えておきましょう。

 

見分け方⑤ 花の大きさ

ハクモクレンの花の大きさは厄8cm~10cm程度、

コブシの花は4cm~5cm程度と、ハクモクレンの方が少し大きいです。

 

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四季折々に美しい樹木や花を見ることができるというのが、日本の特徴でもあります。

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カラー写真とともに自生地などの基本的な情報がまとまっています。

 

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名前の由来などの雑学も学べるのも面白いところです。



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ハクモクレンとコブシの見分け方!葉や実に違いはある?

ハクモクレンとコブシの葉について

コブシには花の付け根あたりに一枚葉が付いています。

引用元:http://hanakotoba-labo.com

ただ、全ての花に葉がついているとは限らないので、

一部ではなく全体の花を観察してみてください。

 

一方、ハクモクレンは花が咲いている間、花の付け根に葉はありません。

引用元:http://www.uchiyama.info

その代わり、ハクモクレンは花が落ちて実を結んだときに葉が付きます。

引用元:http://www.ukima.info

ハクモクレンとコブシの実の違いについて

ハクモクレンとコブシの実の違いを見てみましょう。

 

ハクモクレンの実

引用元:http://fuhro3.sakura.ne.jp

ハクモクレンの実は長楕円形で、そのそれぞれが連なって長細いシルエットになります。

 

コブシの実

引用元:http://fuhro3.sakura.ne.jp

コブシの実はまん丸の実が連なっています。

人間の握り拳のようにも見えるのが特徴です。

 

どちらも赤い色で遠目に見るとわかりにくいですが、

よく見ると違いがあるので、興味があれば注意して観察してみてください。



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最後に

ハクモクレンとコブシはどちらも白い花を付けるので、

一見すると同じように見えますが、よく見ると違いもいくつかあります。

 

一番の見分け方のポイントとしては、花びらの形や向きです。

ハクモクレンの花は半開きで上向き、

コブシの花は全開で横向きというのが大きな違いになります。

どちらか分からなくなったら、下から見上げてみてください。

花の中心が見えればコブシ、見えなければハクモクレンです。

 

これで、春先の似たもの同士をしっかり区別できるようになりましたね!



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