雛人形は買わない?買う?いらない理由は?

昔は、女の子のいる家には雛人形があるのが当たり前でした。

 

ですが最近では、雛人形はいらないと思う家庭も多く、

例え女の子がいても「雛人形を買わない」という選択をする人も多いです。

 

そうなると、「特に拘りはないのでどっちでもいい」と思っている人は

雛人形を買うべきなのか買わないべきのか迷ってしまいますよね。

 

そこでここでは、雛人形の歴史や、なぜ雛人形がいらないと思うのかなどの理由について

説明したいと思います。




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雛人形は何の為にある?①ひな祭りってそもそも何?

今はともかく、昔は女の子のいる家に雛人形があるのが当たり前でした。

そして雛人形がない家は、「女の子がかわいそう」とまで言われる事もありました。

それくらい、雛人形は身近なものだったんです。

 

そこで「なぜ雛人形がいらないと思うのか」などの理由について説明する前に、

まずは「なぜひな祭りに雛人形が必須になったのか」について説明しましょう。

 

女の子の成長を祝うのはひな祭りですが、そのひな祭りには

雛人形を飾ります。

 

では、そもそもなぜひな祭りに雛人形を飾るのでしょうか。

 

それにはまず「ひな祭り」について説明しなくてはいけませんので、

先にひな祭りについて軽く解説しますね。

 

3月3日のひな祭りは、今は「女の子の成長を祝う日」とされていますが、

昔は違います。

 

ひな祭りは元々中国の「節句」と呼ばれるイベントでした。

節句はひな祭りの日である3月3日だけでなく、

他にも1月7日、5月5日、7月7日、9月9日がありました。

 

そして節句は、「それぞれの季節の変わり目」を意味していました。

 

季節の変わり目は、急に暑くなったり寒くなったりと体調を壊しやすい時期です。

 

現代でもよく「季節の変わり目で風邪を引いてしまった」

「季節の変わり目で急に寒くなったから体調を崩してしまった」

という事はよくありますよね。

 

それは昔も同じで、季節の変わり目には人類はずっと体調を崩していたのです。

 

そして昔は病気の知識や衣服の技術がまだまだ未発達だったので

今よりも体調を崩す人が大勢いて、かなり深刻な問題でした。

 

そこで、季節が変わるあたりに「節句」という日を作り、

「体調を崩しませんように」と病魔や邪気などを払う儀式が行われるようになったのです。




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雛人形は何の為にある?②ひな祭りの元々の儀式の内容は?

節句にはその節句の季節に応じて色々な儀式がありましたが、3月3日の節句では、

日本では草や紙で作った簡単な人形を作りそれを身代わりとして

川に流し自分の穢れを捨てるという儀式がありました。

 

そして平安時代、日本では貴族の子供たちが

小さく作られた人形でままごとをするという遊びが流行っていました。

 

これが結びついて、草や紙の簡素なものではなく

かなり人に寄せて作られた人形を川に流して穢れを取るという伝統が生まれました。

それが雛人形の原形です。

 

雛人形は元々人の身代わりとして穢れを受け、川に流されるものでした。

雛人形は何の為にある?③雛人形はいつから飾られるものになった?

ただ、この儀式のままだと雛人形は「川に流すもの」であり、

現在のような「飾るもの」ではありませんよね。

 

雛人形がいつから川に流されるものではなく家に飾られるものになったかというと、

それは室町時代から徐々にそうなったようです。

 

時代の流れと共に人形の作成技術があがり、

雛人形や雛人形が身に着ける服、雛人形が持つ道具などが

だんだんと立派なものになっていきました。

 

そうなると当然雛人形の値段も高価になっていき

「1回川に流しておしまいの消耗品」だともったいなくなってしまい、

家に飾るようになったのです。

 

現在では雛人形は「人の穢れを引き受けるもの」ではなく、

むしろ「雛人形のように女の子が美しく成長しますように」という

人が雛人形に寄せていっているような感じすらあります。

雛人形がいらない理由は?

さて、ひな祭りに雛人形がいる理由は説明しましたね。

ですが、内容を見てどうでしょうか。

 

雛人形を飾り始めたきっかけというのは、

「高価になり過ぎた雛人形を一回で捨てるのはもったいないから」というものがあります。

 

そしてひな祭りの元々の儀式は、

「人形に穢れを移して川に流してしまう」というものでした。

つまり、元々の雛人形の存在意義を考えれば、雛人形を家に飾る必要は特にないんです。

 

ひな祭りの元々のお祝いとしては、

子供と一緒に川の傍に生えている草や落ちている

木片(紙は環境汚染になるのでダメですね)を拾い、

それで簡単な人形を作って川に流すというものでも全然OKなのです。

 

昔の人は「女の子と言えば雛人形だ!」と拘り、

「雛人形は立派であれば立派であるほどいい」という人もいます。

 

ですがもっと昔にさかのぼって雛人形の由来を考えると

雛人形はそもそも粗末なもので作り穢れを引き受けて捨てるものだったので

立派過ぎて捨てられないものはむしろ本来の儀式に逆流しているとも言えます。




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雛人形を買わない理由は?

上記ではひな祭りと雛人形の歴史から「雛人形がいらない理由」を説明しましたが

「雛人形を買わない」としている人の多くはそこまで考えている訳ではありません。

 

では現実的に、雛人形を買わない(買わなかった)人がどういう理由で

「買わない」という選択肢を選んだのでしょうか。

 

その理由をいくつか見ていきましょう。

 

保管場所がない

雛人形はほこりがつかないようにガラスケースに入っている事がほとんどですが

そのせいで例え2~3段のものでもかなりの大きさになっています。

 

昔だと大所帯で住んでいる事が多く家も広いので、

大きな雛人形でも収めるスペースもたくさんありました。

 

ですが現在は核家族で住んでいる家も多く、部屋もかなり小さくなります。

そうなると雛人形は、家の中でかなり場所を取ってしまいます。

 

雛人形は日本の伝統行事と言っても、娯楽品です。

 

雛人形を入れるスペースに布団やストーブを仕舞いたいと思うなら、

雛人形の方を諦める人の方が多いです。

 

「飾る」以外に使えない。しかも1年に1度だけ。

雛人形は飾りもので、それ以外の用途がありません。

 

例えばアロマになるとか虫除けになるとか別の効果があればいいですが、

雛人形は完全にただ飾るだけです。

 

しかもそれも、ずっと飾っていいものではありません。

季節物なので、3月限定です。

 

さらに雛人形は

「出しっぱなしにしておくと女の子の婚期が遅れる」というジンクスもあり

3月3日を過ぎるとすぐに仕舞わなくてはいけません。

 

雛人形は高価な割りに飾れる期間が短く

しかも出しっぱなしでは悪いジンクスもあるので扱いが面倒という難点があります。

 

雛人形の顔が怖い

雛人形の顔が怖いという理由で雛人形を買わない人もいます。

 

人形と言えばバービー人形やリカちゃん人形のように大きな目で中がキラキラしていたり

楽しそうに笑っていたりしているのが普通ですが、

雛人形の目は小さく、表情は真顔です。

 

そしてうっかり夜中に見てしまうと、大人でもビビってしまうような無表情です。

 

顔が怖いので家に置いておきたくないという理由でひな人形を買わない人は実は多いです。

 

雛人形の管理が大変

現在は共働きの時代です。

という事で、のんびり家事をする時間はあまりありません。

 

一方雛人形が着ている着物は虫が付きやすく、1年に数回は日干しをしなければいけません。

 

ただでさえ重たい雛人形をいちいちガラスケースから出して、日干ししてまた仕舞って…

という手間を考えると、「だったらいらない」となる人も多いです。

関連記事:雛人形の処分や供養の仕方!時期や無料の方法についても詳しく解説!

結局雛人形は買う?買わない?

昔こそ、「7段の立派な雛人形」がひな祭りのメインのようになっていましたが、

現在は違います。

 

「モノより思い出」というキャッチフレーズが以前流行った事がありますが、

全くその通りで、「いかに立派なものを準備するか」より、

「手軽なものでどれだけ楽しめるか」が大事になっています。

 

女の子のいる家庭であれば、例えば折り紙で雛人形や桃の花を子供と一緒に折ったり、

色紙とのりで簡単に部屋を飾りつけしたり、ひなあられやひし餅を食べてみたりと

どちらかというと「子供に体験させる」という事が重視されています。

 

また子供のいない家庭でも、ひな祭りの飾りとして

立派なものではなく家の雰囲気に馴染むようなオシャレな小物を飾る人が増えています。

 

ひな祭りも雛人形も日本の昔からの伝統ですが、

必ずしもひな祭りに皆さんが想像するような立派な雛人形が必要な訳ではありません。

 

今は人それぞれ、いろんなひな祭りの過ごし方があります。

 

昔ながらの7段の立派な雛人形を買って毎年愛でてもいいですし、

雑誌のおまけについているような紙の組み立て式の雛人形を飾り、

ひな祭りが終わったらさっさと捨てるというものでもかまいません。

 

「ひな祭りといえばこれしかない!」とひとつの方法にこだわらず

自分達が楽しいと思えるひな祭りをするといいですよ。

 

かわいいコンコルドシリーズでオシャレにひな祭り♪

 

ひな祭りに立派な雛人形を用意する必要はありません。

 

ですが、せっかく「ひな祭り」という行事があるのですが、

ひな祭りというイベント自体は楽しんでも損はないと思います。

 

そこでおすすめなのが、コンコルドシリーズの雛人形です。

最近はフローリングにリビングダイニングと洋風の家が圧倒的に多いですが、

そうなると純和風の雛人形はどうしても浮いてしまいますよね。

 

ですがコンコルドシリーズだと洋風の家でも、勿論和風の家でもしっかり馴染むので

気軽に飾る事ができますよ。

 

しかも高価ではないので簡単に手に入れる事ができます。

ぜひひな祭りの雰囲気を楽しんでくださいね。

関連記事:五月人形はいつからいつまで飾る?年齢は何歳まで?

雛人形の代わりにつるし雛

雛人形というと、ドーンと出窓や床に「置いてあるもの」をイメージしますが、

実は「上から」つるす雛人形「つるし雛」もある事を知っていますか?

 

つるし雛は山形県や静岡県が発祥元になっている雛人形で、

この雛人形はなんと置くものではなくつるすものとされています。

 

ただ、普通の雛人形をつるすと非常に重たく邪魔なので、

つるし雛に使われているマスコットは全て軽い布で作られたものです。

 

それをいくつもの紐で繋げてのれんのように垂らします。

 

また、つるし雛にはひな人形の他に色々なマスコットが飾られています。

それにはちゃんと意味があるので、簡単に説明しますね。

 

犬のマスコット…妊婦が安定期の戌の日に安産を祈願する為に犬印の腹帯を

買うのが伝統になっていますが、つるす雛でも犬は

「将来女の子が安全に子供が埋めるように」と安産の象徴として飾られます。

 

唐辛子…唐辛子は米に虫がつかないように防虫剤としても重宝されていますが、

「女の子に悪い虫がつかないように」として飾られます。

 

だるま…だるまは縁起の良いものとして

「女の子に幸運がやってくるように」として飾られます。

また、だるまには魔除けの効果もあるので「悪い運を退ける」ものとしても飾られます。

 

…花はかわいらしさや美しさの象徴です。

「将来女の子が美しくなりますように」として飾られます。

 

紙風船などの子供のおもちゃ…おもちゃで遊べるのは元気な証拠です。

「子供が元気で過ごせますように」として飾られます。

 

…柿は栄養価の高い果物として昔は重宝されていました。

このことから「将来食に困らないように」として、

また幸せを「かきとる」というゴロ合わせとしても飾られます。

 

いかがでしょうか。

 

つるし雛はお雛様以外にも色んなものがつられ、賑やかでとても楽しそうですよね。

 

「雛人形やちょっと重たくて嫌だけど、つるし雛くらいならいっか」と思う人は

ぜひつるし雛をチェックしてみてくださいね。

 

また、自分達は雛人形を家に置くつもりがなくても

義理両親や祖父母が「どうしても孫に雛人形を買ってあげたい!」

と言い張ってしまう時がありますよね。

 

そんな時は妥協案としてつるし雛を提案すると

場所を取らず値段もそんなに張らず適度にかわいらしく、ちょうどいいかもしれませんよ。

 

ひな人形を置くスペースがない人におすすめ♪つるし雛

 

つるし雛はその名の通り「上から吊り下げる雛人形」です。

その為床に置く必要がありません。

 

またつるし雛のマスコットは布と綿でできているので軽く、

どこへでも吊り下げる事ができます。

 

「雛人形を飾りたいけど床やカウンターに置くスペースがない」、

「下に物を置くと重たい感じがして嫌だ」という人にはぜひおすすめですよ。

 

また、つるし雛はこのように明るくポップなものがほとんどなので

雛人形にありがちな暗い雰囲気というものもありません。

 

さらに雛人形の他にもかわいい小物がいっぱいぶら下がっており、

見るだけで楽しい気分になりますよ。

 

「上に飾る」のにピンと来た人はぜひこちらのつるし雛を使ってみてくださいね。




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関連記事:初節句はいつやるの?仏滅の時は日にちをずらす?

最後に

昔はひな祭りに立派な雛人形が必須でしたが、現在はそうでもありません。

雛人形はいらないという人も増えたので、雛人形を買わない人も多くいます。

 

ただ、雛人形が全く不必要という訳ではなく「立派な」ものはいらないだけで、

簡単に飾れる安価なもので楽しむ事が多いようです。

 

今は高いものから安いものまで色んなひな祭りグッズが手軽に手に入りますので

財布に優しく自分が楽しめる方向で雛人形も用意するといいですよ。

 



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