あさりを冷凍する時に砂抜きを忘れた!対処法を詳しく解説!

あさりは冷凍保存ができます。

 

ですからあさりがたくさん手に入った時・または急に使わない時は

冷凍する人も多いです。

 

ただ、あさりを冷凍する時は「前もって砂抜きをしておく」事が大事なのですが…

ついうっかり、その砂抜きを忘れたままあさりを冷凍してしまう事もありますよね。

 

では、砂抜きを忘れてしまった冷凍あさりはどう対処すればいいのでしょうか。

そこでここでは、冷凍してしまった後にあさりの砂抜きをする方法などを紹介します。




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あさりはどうやって冷凍する?

冷凍してしまった後にあさりの砂抜きをする方法などを紹介する前に、

まずは「あさりの冷凍方法」について紹介します。

 

あさりをあまり食べない人にとっては、

そもそも「普通に買ってきたあさりでも冷凍できるの?」と思いますよね。

 

実はあさりは冷凍できるんです。

しかもびっくりな事にあさりは「殻ごと」冷凍します。

 

ただ、あさりを冷凍保存するには、

冷凍保存するまえに「砂抜き」と「塩抜き」が必要です。

 

では、まずはあさりの冷凍方法について紹介しましょう。

 

  • 必要な物

ボール(あさりを浸けられるような器)

ザル

あさり

 

  • やり方

1.あさりを殻をこすり合わせてゴリゴリと洗う。(あさりの殻の汚れを落とす為)

 

2.ボールにあさりを入れ、そのあさりがひたひたになるくらいに

海水程度の塩水を入れる。(砂抜きをさせる為)

※海水程度の水は、水300mlにつき10gを目安にしてください。

※塩水が多すぎるとあさりがあまり砂を吐かないので、塩水の量は注意してください。

 

3.あさりを入れたボールを冷暗所(冷蔵庫)に置き、

2~6時間(気になる人は一晩)放置する。

※ボールの上にキッチンペーパーや新聞紙を被せておくと、

あさりが吹いた塩水が飛び散らないので便利です。

 

4.あさりを真水で洗う。

 

5.あさりをザルにあげて1時間放っておく。(塩抜きをする為)

 

6.あさりを殻ごとキッチンペーパーなどで拭き、水気をしっかり取り除く。

 

7.あさりを殻のまま冷凍パックなどに入れる。

(かさばるので平たくして重ならないように入れるのが良い)

 

これで、あさりは冷凍保存できます。

 

冷凍保存する前に色々と下処理があるのが少し面倒ですが、あさりはこうする事で

だいたい1ヶ月ほど保存できます。

 

あさりは生のままだと暑い夏場では1日、冬でも数日しか持ちません。

それと比べると冷凍保存は1ヶ月ですから、かなり長持ちしますよね。

 

もしあさりが大量にあってすぐに食べないという場合は

このような方法で冷凍保存する事をおすすめします。




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何であさりの中に砂が入ってるの?

さて、あさりは冷凍保存をするにもそのまま食べるにも、

(最近のスーパーで売ってあるあさりは、商品棚にある時点で砂抜きされているものが

多いので家でもさらに砂に気をするという事は少ないですが)

あさりが生きているうちに殻や体の中から砂を出してもらう砂抜きという作業が必須です。

 

でも、なんでそもそもあさりの中に砂が入っているのでしょうか。

ここではその辺を紹介したいと思います。

 

あさりの中に砂が入っている理由についてですが、

それはあさりの住んでいる場所とその食生活を見ればすぐに分かります。

 

あさりの住んでいる所は海の底の砂の中です。

 

皆さんも一度は潮干狩りをした事があるかもしれませんが、

波が引いた後の砂を熊手で掘ると、あさりを見つける事ができますよね。

 

実際あさりはそんな感じで、常に砂に埋もれて生活しています。

 

そしてあさりの食生活ですが、あさりのえさはプランクトンです。

 

プランクトンを食べたい時は、

硬い殻から水管と呼ばれるかたつむりの目のようなものをニョキっと出し、

そこから海水を吸い込みます。

 

そして海水の中にまじっているプランクトンをこしとって食べています。

勿論、プランクトン以外は後できちんと吐き出しますよ。

 

ただ、プランクトンを食べた後に吐き出しきれなかった砂があさりの体の中に残ったり、

水管を出す時に殻の中に砂が入りこむ事があります。

これが、あさりの中に砂がある理由です。

 

ちなみに、あさりの殻の中に入っているのは砂だけではありません。

たまにですが、あさりの殻の中には小さなカニが一緒に入っている事がありますよね。

 

これはピンノとも呼ばれるカクレガニで、れっきとしたカニの一種です。

普通、食べようとした貝の中に貝以外の物が入っていると気持ち悪い気がしますが、

ピンノはしっかりとしたカニの形をしているので、むしろ「ラッキー」として

喜んで食べる人が多いようです。

 

勿論、ピンノは食べても全く問題はありません。

 

ところで、ピンノはあさりの殻の中に入っているので、見つけた人は

「あさりに食べられている最中だったのね…」と思うでしょう。

 

ですが実はそうではありません。

さきほども書いた通り、あさりのえさはプランクトンなので、カニは食べません。

 

ではなぜピンノがいるのかというと、

ピンノはいわゆる「寄生ガニ」で、あさりからえさをもらいながらあさりの殻の中で

あさりと一緒に生活しているんです。

 

ですから、あさりの同居人という訳ですね。

 

こんどあさりを食べた時に運よくピンノを見つけたら、

「お主もやるのう」と言いながら食べてあげてください。




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なんであさりは砂抜きが必要なの?

なぜあさりにの中に砂が入っているかは分かりました。

 

では、なぜあさりは砂抜きが必要なのでしょうか。

 

その一番大きな理由は、「砂がおいしくないから」です。

人間は砂を食べる事ができませんし、食感もジャリジャリして非常に不愉快です。

 

あさり自体はおいしいですが、

砂がガリっとなると途端においしく感じなくなってしまいますよね。

 

また、あさりは殻の内側にけっこうな砂を溜めている事があり、

砂抜きをせずにそのまま殻ごと料理に使うと砂が溜まるほど出てきてしまう事があります。

 

だからあさりを食べる前には砂抜きが必要なんです。

 

また、あさりの砂抜きというのは「生きているあさりにやってもらう」ものです。

 

あさりの殻の内側やあさりの体の中に入った砂は、

人の手で取り除こうとするとあさりの体がボロボロになって

食べるどころではありませしとんでもない手間がかかります。

 

ですから、砂抜きはあさりが生きている内にやりましょう。

スーパーなどで売っているものはすでに砂抜きされている事がほとんどなので

大丈夫ですが、潮干狩りなどで直接取ってきたあさりなどはかなり砂を含んでいます。

 

自然界にいたあさりは家に持って帰るとストレスですく死んでしまいますので、

家に持って帰ってきたらすぐ食べる・食べないにかかわらず、

すぐに砂抜きだけはやっておく事をおすすめします。

 

また、上記ではあさりの冷凍保存の方法についても書きましたが、

あさりは冷凍すると死にます。

 

死んだらあさりに砂抜きをしてもらう事はできませんので、

冷凍する前(あさりが死ぬ前)に砂抜きするのを忘れないようにしましょう。




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あさりを冷凍する時に砂抜きを忘れた時の対処法は?

でも、人とはうっかりするものです。

「あ!あさりを冷凍したのはいいけど、砂抜きするのを忘れた~」という場合も

あります。

 

冷凍したあさりは当然死んでいますので、

ピュッピュっと自分で砂を吐いてもらうのは不可能です。

 

では、砂抜きを忘れたまま冷凍してしまったあさりは諦めるしかないのでしょうか。

大丈夫です。

対処法はあります。

 

  • 必要な物

砂抜きをしていない冷凍あさり

※あさりは冷凍したまま使うので、直前まで冷凍しておいてください。

 

  • やり方

1.鍋にお湯を沸かす。

2.沸騰したところで、冷凍庫から冷凍のあさりを取り出しそのまま鍋に入れる。

 

3.あさりの口が開いたら火を止める。

※このお湯はダシとして使うので、まだ捨てずにとっておく。

 

4.あさりを別の手がつけられるくらいのお湯の中に移し、

あさりを1つ1つお湯の中で揺らして砂を取り除く。

 

5.3の冷凍あさりを煮たお湯をダシとして使いたい時は、

キッチンペーパーを敷いたザルで濾して、砂を取り除く。

 

これであさりの砂抜きは完了です。

あさりの体の中に少し砂が残るかもしれませんが、大体の砂はこれで落とす事ができます。

 

ただ、そうは言っても手間はかかるので、

やはりあさりは冷凍する前に砂抜きをしてしまうのが良いでしょう。

 

なお、砂抜きしていない冷凍あさりをこのように一度解凍して砂抜きした後、

再び冷凍するという事をしてしまうとあさりがとてもマズくなります。

 

砂抜きをしていない冷凍あさりは、

一度解凍したらその時に全部使い切るようにしてください。

関連記事:冷凍あさりの解凍の仕方!半開きや開かないのは食べれるの?

 

あさりの殻が邪魔なら、「むき身」がおすすめ!

 

あさりはおいしいですが、「殻が邪魔」という人もいます。

そんな時に便利なのが、こちらのような冷凍のあさりのむき身です。

 

こちらはすでに茹でられてしかも殻を取り除いた状態になっていますから

すぐに食べられる上に、どんな料理にも簡単にトッピングする事ができます。

 

また殻がないので食べやすく、

たくさん食べてもゴミ箱があさりの殻らだけになるという事もありません。

 

あさりをもっと簡単にたくさん食べたいという方は、

ぜひこちらのようなあさりを選んでくださいね。

 

保存が気になるなら、缶詰がおすすめ!

 

あさりは傷みやすい食品です。

例えきちんと保存していても、風味はわずかずつですが落ちてきます。

 

そこで、「長期間保存していてもおいしさを保ってくれるあさりがいい」

という人もいると思います。

 

そんな人におすすめなのが、こちらの缶詰のあさりです。

缶詰めなのでしっかり密閉されており、時間が経ってもおいしさを維持してくれますよ。

 

さらにこちらは水煮という事で、あさりの旨味が凝縮された、

料理にもとても使いやすいあさりになっています。

勿論そのまま食べてもおいしいですよ。

 

缶詰めなのでただでさえ色々入れてしまう冷凍庫を圧迫する事もありませんし

使い切りサイズなので変に残ってしまい

それの保存にまた頭を悩ませるという事もありません。

 

旨味がぎっしり詰まった缶詰めのあさりも、ぜひ試してみてくださいね。

関連記事:バイ貝の下処理は?毒やゆで方・食べ方についても詳しく解説!

口を開かないあさりはどういうあさり?食べたらダメ?

スーパーで買ったものでも潮干狩りで採ってきたものでも、

「何をしてもなぜか頑なに口を開けないあさり」という奴が

最低1つくらいはありますよね。

 

でも、口を開けていなくてもあさりはあさり。

 

もったいないのでついハンマーやアイスピックなどで

無理やりこじ開けて食べてやりたくなりますが、それはやっていい事なのでしょうか。

 

そもそも、なぜ口を開かないあさりがあるのでしょうか。

 

最後にそれを説明したいと思います。

 

まず、砂抜きや保存の為にあさりを塩水(海水)に浸けた時、

口を開けないあさりがいる事があります。

 

普通、「口を開けないあさりは死んだあさり」と言われていますが、

水に浸けた時に口を開けないあさりは死んでいるとは限りません。

 

むしろ水に浸けた場合、死んだあさりは逆にパカっと口を開きます。

口を開けないあさりは、生きているけれどその水に慣れていなくて

口を開けられない(怖がっている)可能性が高いです。

 

ですから、水につけた時点で口が開いてなくてもそのあさりを捨てるのは待ってください。

逆に、パカ~っと降伏したように開いている物は捨てるようにしましょう。

 

問題は、「加熱した時」です。

あさりは加熱すると、パカっと口を開きます。

 

ですが中には、しっかり口を閉じたままのあさりもいますよね。

このあさりは一体どうしたんでしょうか。

 

あさりが加熱で口を開くのは、

加熱されてあさりが死ぬと同時に、

熱によってあさりの殻を閉じる筋肉を司っているタンパク質が変異するからです。

 

逆に加熱しても口を開かないのは、そのあさりが随分前から死んでいて

たんぱく質がすでに腐っており、変異しないからです。

 

勿論他の理由でも口が開かないあさりはありますが、

加熱しても口を開かないあさりは、

随分前に死んでいたあさりと判断した方が良いでしょう。

 

また、貝は死ぬと腐るスピードが速く、すぐに傷みます。

 

それだけならまだマシですが、死んだ貝は人が食べると害を及ぼす毒素を同時に出します。

ですから「いつ死んだか分からない貝」を食べる事は非常に危険です。

 

加熱して口が開いた貝は、「今死んだ」というのが分かりますが、

口を開かない貝はいつ死んでいたのか分かりません。

 

家に持って帰って塩水に浸している間に死んだのかもしれませんし、

もしかしたら潮干狩りの海にいる時点で死んでいたのかもしれません。

 

それは貝にしか分かりません。

 

ですから加熱しても口を開かないあさりは、もったいないですが

食べずに捨てるようにしましょう。




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関連記事:ホンビノス貝の保存方法や保存期間は?解凍の仕方は?

最後に

あさりは冷凍できますが、冷凍する前に必ず砂抜きをする必要があります。

 

もし砂抜きを忘れたまま冷凍しても、対処法がない訳ではありませんが、

少し手間がかかってしまいますし、完全に砂抜きする事はできません。

 

あさりを冷凍する時は、砂抜きを忘れないようにしましょう。





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