ぶりは出世魚!名前の順番や呼び名を徹底解説!

成長すると共に名前が変わる魚を「出世魚」と言います。

ぶり(鰤)も出世魚の一つで、成長すると最終的に「ぶり」という名前に行きつきます。

ではぶりになる前は、具体的にどんな名前なのか知っていますか?

 

ここではそんなぶりの名前の順番や呼び名などを徹底解説します。

 

ぶりについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。




スポンサーリンク






ぶりとは?なぜ出世魚と呼ぶの?

ぶりの名前の順番や呼び名などを徹底解説する前に、

まずはぶりという魚、また出世魚についても軽く見ていきましょう。

 

ぶりは個体差がありますが、だいたい体調1m~1.5m、重さ8kg程度の大型の魚です。

 

日本でとれるぶりの仲間は以下の4種類があります。

 

ぶり

ひらまさ

かんぱち

ひれながかんぱち

 

よく、

「かんぱちの出世魚がぶりなの?」「ひらまさがぶりになるの?」と考える人もいますが

これらは同じスズキ目アジ科というただの同属であって、ぶりとは別の種類になります。

 

ぶりは回遊魚で、一か所にとどまらず

季節に合わせてぐるぐると住処を変えながら大きくなる魚です。

 

卵の直径はわずか1.3mmほどですが、

順調に成長すれば1年で32cm、2年で50cm、3年で65cm、4年で75cm、

5年で「ぶり」と呼ばれる80cm程度になります。

 

また、ぶりを含むこれらの魚は全て赤身です。

 

回遊性の魚は広い海をずっとぐるぐる泳ぎ続けるので筋肉が発達し、それに伴って

酸素を運ぶヘモグロビンの量も多いので身が赤く見えるのです。

 

ところでぶりは大きさで名前が変わる「出世魚」ですが、

なぜ出世魚は出世魚と呼ばれるか知っていますか?

 

同じ魚でもアジやイワシは、

ある程度の大きさになったらそれ以上成長せず、味も変わりません。

 

ですがぶりやすずき・クロダイなどはその魚の年齢によって大きさが倍以上異なり、

それによって味や歯ごたえも変わります。

 

魚を釣り上げる漁師さんにとっても、

同じぶりでも20cmのぶりと80cmのぶりを吊り上げるのじゃ労力が全然違いますよね。

 

ですから、大きさや味が大きく変わっていく魚は、同じ魚でも違うものと見立てて

名前や呼び名を変えるようになったのです。

 

また出世魚はその名の通り「出世していく」魚なので縁起が良いとされ、

昔から日本ではぶりは縁起の良いものとしてお祝い事の時に食べられたりもしていました。

 

ぶりは出世魚の中でも、かなり日本に親しみのある魚なんですよ。

出世魚ぶりの呼び名は地域によって違う!

では、ぶりの名前の順番や呼び名を見ていきましょう。

その前にまず確認したいのは、

「最終的にぶりにいきつく魚の、

それまでの名前の順番や呼び名は地域によってそれぞれ違う」という事です。

 

ぶりは成長するたびに名前が変わりますが、実はその名前は日本では統一されていません。

ですから地域によって呼び名はバラバラですし、

仮に同じ呼び名でも、ぶりを指す大きさが全然違う事もあります。

 

ですから、お互いに「ぶり」の話をしていても、

全く違う姿を考えているという事もあるのです。

 

ですからぶりの名前の順番や呼び名は、地域で違うという事を頭に入れておいてください。




スポンサーリンク






ぶりの名前の順番や呼び名は?

ぶりの名前の順番や呼び名は、地域でそれぞれ違います。

 

ここでは、東北・関東・関西・北陸・富山・山陰・四国・九州で

分けて詳しくぶりの出世具合を見てみましょう。

 

【東北】

ツベ…35cm以下

イナダ…35cm~60cm

アオ…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【関東】

モジャコ(稚魚)

ワカシ(ワカナゴ)…35cm以下

イナダ…35cm~60cm

ワラサ…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【関西】

モジャコ(稚魚)

ワカナ(瀬戸内海にいる場合)

ツバス(ヤズ)…40cm以下

ハマチ…40cm~60cm

メジロ(イナダ)…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【北陸】

コゾクラ…35cm以下

フクラギ…35cm~60cm

ガンドブリ…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【富山】

ツバイソ…35cm以下

コズクラ…35cm~40cm

フクラギ…40cm~60cm

ガンド…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【山陰】

ショウジゴ…35cm以下

ワカナ…35cm~40cm

メジロ…40cm~60cm

ハマチ…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【四国】

モジャコ(稚魚)

ワカナゴ…35cm以下

ハマチ…30cm~40cm

メジロ…40cm~60cm

オオイオ…60cm~70cm

スズイナ…70cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

【九州】

ワカナゴ…20cm以下

ヤズ…40cm~60cm

コブリ…60cm~80cm

ブリ…80cm以上

 

 

以上が主な地域のぶりの名前の順番や呼び名です。

どれも最終的に「ぶり」という名前にはなるものの、その過程はかなりバラバラですよね。

また、同じ名前でも大きさが違うものもあります。

 

ぶりは昔からどの場所でも手軽に取れた魚ですから、

それぞれの地域で呼びやすい親しみのある名前になっているんですね。

 

また、富山だけ県名が出ているのは、富山はぶりの名産地だからです。

富山の寒ぶりと言えば、ぶりの代名詞ですよね。

 

ぶりは日本の周りをぐるぐると動き回りますが、

冬の時期、特に富山の氷見に来た時にぶりの脂身が最高になります。

 

富山だけその周辺の地域とぶりの名前の順番や呼び名が異なっているのも頷けますね。




スポンサーリンク





関連記事:秋の魚といえば?秋に旬の魚介類をご紹介!

はまちとぶりはどう違う?

ぶりがぶりになるまでの名前や呼び名を見ていきましたが、

聞き慣れないものがほとんどだったと思います。

 

その中で「はまち」という名前だけは、知っているという人は多いのではないでしょうか。

 

はまちはよく刺身でも売られていますし、ぶりの隣にはまちが売られている事もあります。

ですから、「ぶりとはまちは別の魚」だと思っている人もいるくらいです。

 

はまちはその独特の味から、ぶりとはまた別に人々の人気を獲得してきました。

「ぶりは嫌いだけどはまちは好き」という人もいます。

 

なので最近では、

ぶりの稚魚を養殖して最終的に「はまち」に育てるという方法も確立してあります。

 

ですから、最初はまちはただのぶりの成長途中の姿でしたが、

今では別の種類のような扱いにもなっています。

 

ここまでくるとぶりとはまちはもう別の魚だと見てもいいかもしれませんね。

関連記事:バーベキューで海鮮・魚介の食材でおすすめは?レシピもご紹介!

ぶりを食べてみよう!

あらゆる地域に様々な名前の順番や呼び名があるように、

ぶりは昔から日本に親しまれてきた魚です。

 

そこでここでは、ぶり製品の中でもおすすめのぶりを紹介します。

 

ひと手間がおいしい、ぶりの昆布じめ!

 

ぶりは脂がのっていて非常においしいのでそのまま刺身で食べてもおいしいですが、

さらにそこからひと手間加えた昆布じめもおすすめです。

 

昆布じめとは、新鮮な刺身を昆布で挟んで熟成させたものです。

 

魚の旨味と昆布のダシがしっかり聞いていて、刺身とはまた全く違う味わいになります。

 

こちらはぶりをよく食べてきた富山伝統の味を守る昆布じめのぶりで、

テレビでも紹介されました。

 

粘り気のある昆布と新鮮な刺身がぴったりとマッチングし、

日本人好みの味になっています。

 

刺身はスーパーでも買えますが、富山の昆布じめは中々ないので

この機会にぜひ食べてみてくださいね。

 

ぶりは照り焼きもGood!

 

ぶりと言えば「照り焼き」も捨てがたいですよね。

肉厚の身にたっぷりとタレを染み込ませて焼いた照り焼きは、ご飯が進みます。

 

こちらは国産のぶりを岩手県の釜石市の職人が一つ一つ丁寧に作り上げた照り焼きです。

化学調味料も使っていないので、体にも優しい味ですよ。

また冷凍で届くので、いつでも好きな時に食べる事ができます。

 

料亭で頼むと高い照り焼きですが、こちらはそれよりもずっと安価で

プレミアムな照り焼きを楽しめますよ。

 

最近は洋食を食べる人も多いですが、たまにはぶりの照り焼きにご飯、みそ汁と

純日本らしい食卓を作ってみてはいかがでしょうか。




スポンサーリンク





関連記事:アイスは太らないって本当?時間帯や食べ方について詳しく解説!

最後に

ぶりは出世魚ですが、地域によって名前の順番や呼び名が違います。

そして大きくなるごとに味が違い過ぎて、ただ成長年数が違うだけなのに

もはや別の魚として確立されている事さえあります。

 

それだけ多くの味が楽しめると考えると、ありがたい魚ですよね。

皆さんもぜひ色んなぶりを食べてみてくださいね。





スポンサーリンク


サブコンテンツ