干し柿を食べ過ぎると下痢や腹痛になる?太らない?

柿を食べれば医者要らずなんて言われますが、

干し柿も生柿に劣らないどころかそれ以上の栄養素が含まれているって知ってました?

 

干し柿はダイエットにも効果があると言われますが、

食べ過ぎるとやっぱり太ったりするんでしょうか?

 

ドライフルーツは小さめでついつい食べ過ぎてしまうことが多いので、

干し柿を食べ過ぎたときの注意点や、

1日の適切な量などを調べてみました!




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実は栄養満点!干し柿の栄養素について

ドライフルーツは果物が本来持っている水分を干して乾燥させて作るので、

普通に食べるよりも栄養が凝縮されています。

 

柿を食べれば医者いらずという諺があるように、

柿はとても栄養価が高い果物なのです。

それを干して作る干し柿ももちろん豊富な栄養素が含まれています。

 

まずは干し柿に含まれる主な栄養素について見てみましょう。

 

炭水化物

三大栄養素のひとつである炭水化物は、

体を動かすエネルギー源として重要な栄養素です。

高炭水化物果物のバナナ100gあたりに含まれる炭水化物の量は23gとされますが、

干し柿はなんとその3倍以上の71gも含まれています。

水分が飛んでいる分干し柿は栄養素が凝縮されている証拠です。

 

食物繊維

干し柿には便秘解消に効果抜群の食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、

干し柿には不溶性の食物繊維が含まれています。

 

不溶性食物繊維の大きな役割としては、

腸の活動を活発する整腸作用です。

腸の活動を活性化させることで体内に溜まっている不要な老廃物の排出を促します。

 

ビタミンA

目や皮膚の健康維持や風邪予防に効果のあるビタミンA。

ドライフルーツにするとビタミン類は抜けてしまいがちなのですが、

干し柿に含まれるビタミンAは干す前の2倍以上もあるんです。

美肌効果にも役に立ちますので干し柿には美容健康にも役に立ちます。

 

β-カロテン

カロテノイドの一種のβ-カロテンは身体の抵抗力を高める作用があります。

ビタミンCと同様に抗酸化作用があるため、

風邪予防はもちろん肌荒れのケアにもぴったりの栄養素です。

 

干す前の柿にもβ-カロテンは含まれますが、

干し柿にするとβ-カロテンの量がなんと3倍以上に増えます。

老化予防やがん予防にも効果があるとされているため、

β-カロテンの多く含まれる干し柿は健康維持にとてもいい食材と言えます。

 

カリウム

高血圧予防やむくみ解消効果のあるカリウム。

カリウムは人体の活動に必要なミネラル分の一種で、

血中の塩分濃度の調整など重要な役割を持っています。

生柿100gあたりに含まれるカリウムの量は170mg程度ですが、

干し柿100gにはなんと670mgものカリウムが含まれいます。

 

体内のカリウムが少なくなると、

疲れやすくなったり足の筋がすぐにつるなどの症状が出てきます。

カリウムを摂取することで、

日々の脱力感や食欲不振などの改善を行うことができます。

 

カリウムが豊富に含まれている干し柿には、

生活習慣病予防・改善にも役に立てることができるんです。

 

タンニン

タンニンはポリフェノールの一種で、渋柿の渋みのもとです。

渋柿は生のままだと渋すぎてとても食べれませんが、

干し柿にすると甘くて食べやすいですよね。

これは渋柿に含まれるタンニンが抜けたからではなく、

干すことで渋みを感じなくなる別の物質へと変わるからです。

 

タンニンは血中の毒素や悪玉コレステロールの減少など、

血流改善や新陳代謝の向上などの効果があります。

血液がキレイになるとシミやしわの改善にもつながるので、

干し柿はまさに美肌ケアに最適な食材と言えます。

 

干し柿に含まれる栄養素について見てみましたが、

便秘改善や生活習慣予防、

そして健康維持など様々な効能があることがわかりましたね。

 

単に渋柿を干して食べられるようにしただけと思っていましたが、

実は栄養満点の食材だったとは驚きです。




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干し柿を上手に活用してダイエット!?

食物繊維が豊富のため干し柿には整腸作用があります。

また干し柿に含まれる「カキタンニン」は体内の余分な脂肪分を分解する作用があるため、

ダイエット効果もあるんです!

 

タンニンは血流を良くし、

新陳代謝を上げる効果があると前項で説明しましたよね。

新陳代謝を高めて脂肪分の分解も手伝ってくれるため、

干し柿を食べて適度な運動を行うことでダイエットを行うことができるんです。

 

ただし干し柿を食べるだけではダイエット効果はありません。

あくまでも「ダイエットの補助食材」という位置づけですので、

干し柿を食べていればやせられる!という様に思わないようご注意ください。

 

カリウムによる新陳代謝向上や食物繊維の整腸作用、

そしてカキタンニンの脂肪分解作用。

日々の運動や他のダイエット法と干し柿を合わせる事で、

ダイエットにより良い効果を得られるという感じです。

 

また干し柿には糖分が豊富に含まれていますので、

ダイエットによるストレスをその甘みで和らげてくれます。

 

ダイエットは消費するエネルギーを増やすことで、

体に溜まっている脂肪などの余分ものをエネルギーとして分解することが基本となります。

ダイエットを始めたばかりの頃は体も余裕がありますが、

体内のエネルギーが減って行くことで脳が「糖分を摂らないと!」

と過剰な指令を出し始めます。

 

これがダイエットによるストレスまたはリバウンドの原因になりますが、

干し柿は糖分が豊富に含まれているのでこの脳からの指令を緩和することができます。

 

ダイエット中にどうしても甘いものが我慢できない・・・

そんなときは干し柿を食べるといいですよ!




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干し柿は食べ過ぎても太らない?

干し柿にはダイエット効果があるので、ついつい食べ過ぎても大丈夫!

 

・・・なんてことはありません。

干し柿を食べ過ぎるとやはり太ってしまいます。

 

干し柿には炭水化物が豊富に含まれているということは覚えていますでしょうか?

炭水化物が豊富ということは「カロリーが高い」ということと同義です。

 

生柿のカロリーは100gあたり60kcalと低いですが、

干し柿100gだと276kcalもあります。

栄養分が凝縮されている分カロリーも高くなっているんですね。

 

一日に必要とされるカロリーの目安は2000~2500kcalとされております。

干し柿100gはだいたい2個分の重さですので、

2個つまむだけで一日に必要なカロリーの10%程度を摂っている計算になります。

 

ケーキやスナック菓子に比べると干し柿のカロリーはそれほど高くありませんが、

いくらダイエット効果があるといっても、

カロリーが高いものを食べていると痩せる事ができません。

 

干し柿ひとつひとつは小さく、

甘くて栄養豊富なのでどんどん手が進んでしまうということもあります。

干し柿は確かに栄養豊富な食べ物ですが、

高カロリーの食べ物でもありますので食べすぎは要注意です!

 

また干し柿に含まれるカキタンニンは血中コレステロールを下げる役割がありますが、

過剰にカキタンニンを摂ると鉄分の吸収を妨げてしまいます。

 

鉄分は身体の新陳代謝を上げるために必要となりますが、

鉄分が減ると貧血やめまいなどの症状を引き起こします。

ダイエットに鉄分は必要不可欠な栄養ですので、

干し柿の食べすぎはダイエットにも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

干し柿にはダイエットに必要な栄養素が豊富に含まれていますが、

食べ過ぎると逆効果になります。

ダイエット中は甘いものが欲しくなりますがつい食べ過ぎないよう注意しましょう。




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干し柿の食べ過ぎは下痢の原因になる!?

干し柿はカロリーが高いので食べ過ぎると太ってしまうことがわかりましたが、

干し柿の食べ過ぎにより生じるデメリットは他にもあります。

 

干し柿には不溶性の食物繊維が豊富に含まれているため整腸作用があるとお話しました。

また干し柿に含まれるタンニンは下痢にも効果的で、

便の硬さを丁度良く保ってくれる働きもあります。

 

干し柿100gには、およそ14gの食物繊維が含まれているとされます。

食物繊維を一日に成人男性が摂取すべき目安は19g以上とされますが、

干し柿100g食べることで一日の食物繊維をほとんど補うことができる計算ですね。

干し柿を一日2~3個食べることで効率的に食物繊維を摂る事ができることとなります。

 

栄養豊富な干し柿は、適量の摂取であればまさに医者いらずの食材と言えます。

 

しかし干し柿に含まれる不溶性食物繊維のひとつである「ペクチン」には、

便を柔らかくする作用があります。

これは腸内の水分を吸収するため便が柔らかくなるわけですが、

腸内のペクチンの量が多くなりすぎると便が固まることなく、

下痢の原因となってしまいます。

 

不溶性食物繊維は水分を吸収することで便の硬さを調節してくれますが、

過剰に摂ってしまうとゆるくなってしまうという事です。

 

またタンニンを過剰に摂取すると、

排便するためのぜん動運動を抑えすぎてしまい、

逆に便秘の原因となってしまいます。

便秘改善に干し柿を食べているつもりが、

食べ過ぎると便秘の悪化に繋がりかねませんので要注意ですね。

 

腸内環境を整えて健康維持するためには、

食べすぎは厳禁と覚えておきましょう!

関連記事:干し柿の白い粉の成分は?白い粉の出し方やカビとの見分け方は?

干し柿を食べ過ぎると腹痛を起こすことも・・・

便秘の改善となる栄養素が豊富に含まれている干し柿ではありますが、

便秘気味のときに干し柿を食べ過ぎると、

腸内の便の量が増えてしまい腹痛の原因となる場合があります。

 

食物繊維は腸を刺激することでぜん動作用を促します。

腸のぜん動は排便を行うための動きですので、

ぜん動が活発になることはとても良いことです。

 

しかし十分に便が柔らかくなっていない状態で腸が刺激されると、

排便がスムーズに行うことができず腹痛の原因となってしまいます。

腸内に便がたまって行く一方となってしまうため、

食べすぎは要注意なのは想像に難くないと思います。

 

また干し柿を食べ過ぎることで、

「柿胃石(かきいせき)」という病気を引き起こす場合があります。

柿胃石とは干し柿に含まれるタンニンと食物繊維が胃の内部で固まり、

胃石という固形物ができてしまう症状のことを言います。

症状は吐き気や嘔吐、腹痛などですが、

重症化すると腸閉塞を起こす怖い病気です。

 

名前からわかるように、

柿胃石は柿を食べ過ぎることで引き起こす病気です。

干し柿の食べすぎにはくれぐれも注意しましょう。




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関連記事:干し柿の長期保存方法!冷凍・冷蔵・常温のどれがいい?腐るとどうなる?

干し柿の適切な量はどれくらい?

栄養豊富で食べやすい干し柿ですが、

食べ過ぎると怖い病気を引き起こす原因にもなることは

お分かりいただけたでしょうか。

 

干し柿は食べ過ぎると血中鉄分が不足してしまうため、

妊娠中に食べる場合は特に注意が必要になってきます。

妊婦の方は特に貧血が起こりやすいため、

栄養豊富といえど干し柿は食べ過ぎないよう注意して欲しいです。

 

それでは干し柿の1日の適切な量はどの程度となるのでしょうか?

 

厚生労働省と農林水産省で策定した「食事バランスガイド」では、

成人の1日あたりの果物摂取目安を「200g」と推奨しています。

 

干し柿100gでだいたい2個分の重さですので、200gだと4個ですね。

1日の干し柿の適量としては、

1日4個を目安と覚えておくといいでしょう。

 

また炭水化物の1日の摂取目安は250~325gが良いとされています。

干し柿100g(干し柿2個)あたりに含まれる炭水化物の量は71gのため、

1日10個以上食べると食べすぎであると言えます。

 

妊婦の場合は炭水化物の1日の摂取目安が140gとされていますので、

一日5個以上干し柿を食べると食べすぎと言えるでしょう。

 

干し柿の適量は1日4個ですので、

おいしくても食べ過ぎないよう気をつけてくださいね!




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関連記事:干し柿の干す場所や干す期間は?作り方について詳しく解説!

最後に

いかがでしたでしょうか。

メリットがたくさんある干し柿ですが、

食べ過ぎるとその分デメリットもたくさんあることがわかりましたね。

 

適量を食べている分にはダイエットに効果的ですし、

美肌効果や生活習慣病予防などいいことずくめの食材です。

 

干し柿は1日4個までとして、

食べ過ぎないようセーブして健康管理に役立ててくださいね!





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