干し柿の作り方!時期は?室内でも作れる?

秋になると、柿が美味しい季節になります。

お店で売られているのは、渋抜きをされた柿や、

甘柿がほとんどです。

 

しかし、家に柿の木があったり、近所から渋柿をもらったり。

あるいは、渋柿を購入する機会もあると思います。

渋柿の渋みを取るためには、干し柿にするのが一番です。

 

伝統的な日本の果物として有名な干し柿ですが、

実際にはどうやって作るのでしょうか?

 

今回は、干し柿の作り方について、

作る時期や手順など、詳しくご紹介します。




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干し柿の作り方は?

干し柿は、名前の通り柿を外に干して作ります。

しかし、単純に干せばOK、というものではなく、いくつか注意点が。

干し柿を作る時の注意点は、「カビ」と「雑菌」です。

 

特に、カビは干し柿の失敗の一番の原因だと言われています。

外にずっと干していると、カビが柿に湧いてしまって、

まったく食べることができなかった…ということも。

 

また、雑菌が干し柿についてしまうと、

黒っぽくなったり傷んでしまうなど、こちらも食べることができなくなってしまいます。

干し柿を作る時には、この二つに注意するようにしましょう。

 

干し柿の作り方の手順は、先程の二つにさえ注意すれば、

以外と簡単です。

 

1.柿を用意する

家になっている柿の木から収穫するときは、

干しやすさも考えて枝を少し残し、T字状態の枝が上についている状態にすると便利です。

干し柿にするのに向いているのは渋柿だと言われますが、

長期保存のために、甘柿も干し柿にすることがあります。

 

どちらにしても、あまりにも熟しすぎているものは避けるようにしましょう。

熟しすぎているとカビが発生する可能性が高まります。

 

2.皮をむく

皮むきをする場合は、雑菌が入らないように最初に水洗いをしたあと、

手早く清潔な包丁などで剥くのが良いといわれます。

 

このとき、ヘタの逆側にある、おしりの部分の皮は少しだけ残すようにしましょう。

この部分を残しておくことで、

干し柿にして身がやわらかくなったときも、重力に沿って下に落ちてしまうのを

防ぐことができます。

 

3.柿をつなげる

枝が残っている場合は、枝に糸などを結んで、

できるだけ柿と柿の間をしっかり離してつなげます。

干しているときに柿どうしがぶつかってしまうと、

カビがはえる原因になるため、隙間をしっかりと作ることが大切です。

 

枝が残っていない場合は、ヘタのところに爪楊枝を差し込んだり、

洗濯用の道具を使うのもおすすめです。

 

糸などだと上手に扱えるか不安、というばあいは、

干し柿用のハンガーも売っています。

見た目にもすっきりしていて、ベランダなどの狭いスペースや住宅街で干す場合も

利用しやすいですね。

また、干す手間も大幅に減りますので、

気軽に干し柿を作りたい! という場合にとても重宝します。

 

4.熱湯で消毒する

雑菌を殺すために、熱湯に5~10秒ほど柿を入れます。

水分が残っているとカビの原因になりやすいので、

消毒が終わったあとはキッチンペーパーなどで水気を拭き取ったり、

風をあてて乾燥をさせるようにします。

 

5.干す

外に干して、1週間くらい放置します。

干し柿はカビに弱いため、

雨が当たらないところに干すようにします。

また、風通しが良いというのもとても大切な条件です。

 

鳥の被害や害虫などが気になる場合は、

防虫ネットを使用するのがおすすめ。

ベランダなどで作る場合も、

こちらの商品のような、ベランダ用のネットが売っています。

ぜひ活用してみてください。

 

6.揉む

干した柿は、7日くらいしたら一度指でもみほぐすようにします。

たくさん揉みほぐせばその分甘みが増すため、

手を抜かずにしっかりもみほぐします。

 

雑菌が入らないよう、破れないように注意して、

できればカビ菌がつくのを避けるために素手ではなく軍手などをするほうが良いです。

 

その後も、2~3日おきにもみほぐすようにしていきます。

 

おおむね2週間後には、美味しい干し柿の完成です。

干し柿の作り方や干し方は、

以下の動画もぜひ参考にしてください。

 

こちらは初心者向けにわかりやすく説明した動画。

柿の一番下の部分まで皮を向いていますが、

こちらは先程も説明したように、ほんの少しだけ残しておくほうが無難です。

 

こちらの動画でも、同じように干し柿の作り方をわかりやすく説明しています。

柿の皮も一緒に干していますね。

こちらのように皮を干す場合は、特にカビに注意して、

風通しのよいところを選んでください。

 

出来上がった干し柿は、冷凍保存も活用すれば2ヶ月程度は保存できます。

冬場の甘味として昔から重宝された理由もよくわかりますね。

外側に白い粉がふいている場合もありますが、

これは甘み成分が外に出てきたもので、

たくさんあればあるほど甘くて美味しい干し柿ということができます。

 

逆に、カビができてしまうと、

緑っぽかったり、青かったりと、

みるからに悪い色になっていることがほとんどです。

 

できないにこしたことはありませんが、

初めてだとできてしまうこともあります。

柿を揉むときに注意して観察して、

カビがはえているものは処分するなどの管理をしましょう。




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関連記事:干し柿の長期保存方法!冷凍・冷蔵・常温のどれがいい?腐るとどうなる?

干し柿を作るのに適している時期は?

干し柿の一番の天敵は、「カビ」だとご紹介しました。

湿度が高ければ高いほど、カビは出やすくなります。

また、温度も高いほどカビが発生します。

 

これを避けるために、湿度と温度の低くなる時期に

干し柿を作るのが良いと言われています。

具体的には、11月の中旬頃から。

 

10月ごろだと、まだまだ湿度が高く、

カビがはえてしまうリスクもかなり大きくなります。

これを避けるために、干し柿を作るときは

湿度の低くなる11月以降にするのがおすすめです。

 

真冬でも干し柿を作ることはできますが、

気温によっては、柿が凍ってしまうことも。

凍ってしまうと出来上がりに影響が出てしまうので、

柿が凍るほどの温度になりそうなときには、

家に避難させるなど、工夫が必要です。




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関連記事:干し柿の白い粉の成分は?白い粉の出し方やカビとの見分け方は?

干し柿を室内で作りたい! 作ることはできる?注意点は?

干し柿の基本的な作り方は、

外で干し柿を干すことが前提の作り方です。

これは、干し柿を作るためには

「風通し」が絶対に必要な条件であるため。

 

家の中で干し柿を作っても、

風通しが悪く、カビがはえるだけで終わってしまうことが多いです。

しかし、絶対に作れないというわけではありません。

 

風通しが悪いのが原因なら、

風通しを良くすればよいのです。

 

 

そこで使うのが、扇風機。

こちらのように、少し高さの高いものを選ぶと

干し柿に直接風をあてることができそうです。

 

風通しを良くするために、

干し柿にむけて、扇風機を24時間回します。

こうすることで、干し柿を室内で作る際に問題であった風通しを作ることができます。

 

また、室内の湿度が高いときには、除湿機を使うのも手です。

逆に、湿度をあげるようなことはしないようにしましょう。

冬場は人間が過ごすには湿度があるほうが良いため、

普段あまりたくさん立ち入ることのない部屋で干し柿は作るとよさそうです。

 

「湿度」と「風通し」にさえ気をつければ、

室内でも干し柿を作ることができるんですね。

もしも、外で作ることはできないけどなんとか作りたい!

という場合には、ぜひ扇風機などを活用して、室内で作ってみてください。




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関連記事:干し柿の栄養と効能は?美容やダイエットに効果的?

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

干し柿のやさしい甘さは、秋から冬にかけて、

舌をとても楽しませてくれます。

柿はたくさん実をつけるので、

保存がきくかたちにできる干し柿はとても便利です。

 

今回ご紹介したように、干し柿の作り方は簡単ですが、

「風通し」と「湿度」、それから「殺菌」には

気を使うことが大切です。

逆に、これらに気をつければ美味しい干し柿はだれでも作れます。

 

これまで干し柿を作ったことがないという場合も、

ぜひ、この機会に干し柿にチャレンジして、

柿の美味しさをたくさん楽しんでくださいね。





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