干し柿の干す場所や干す期間は?作り方について詳しく解説!

干し柿は、渋柿をしっかり干すことで甘みを際立たせた人気の秋の味覚の一つです。

昔はよく軒下などに柿が吊るされている光景を目にしたものですが、

最近ではあまり見なくなってしまいました。

 

干し柿は買うもの、という認識を持っている方も多いとは思いますが、

自宅でも意外と簡単に作ることができちゃうのです。

食べきれないほど柿をもらったときなどには、

干し柿にしてしまえば保存も効きますし、栄養価も高まって一石二鳥!

 

今回は、干し柿の作り方について解説してきます。

干す場所や干す期間についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。




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干し柿の作り方!上手な皮のむき方も詳しく解説!

干し柿はそのまま柿を干したらできるわけではありません。

まずは、きれいに皮をむく必要がありますが、

干すときに吊るせるようにヘタを残します。

熟した柿を食べるときの皮むきとは少し違うので、

動画を見ながら真似してやってみてください。

 

それでは、干し柿の作り方を順に解説していきます。

 

干し柿の作り方①:皮むき

ヘタの周囲の皮をグルっと一周むいたら、

頭の方からまっすぐ包丁を下すように皮をむいていきます。

この時に雑菌がついてしまうとカビなどの原因になってしまうので、

できれば作業時には手袋を着用するのが良いでしょう。

大量に作る際には、皮むき器を使うのもおすすめです。

 

干し柿の作り方②:干す準備

60cm~70cmのひもを用意して、

2個で一組になるように両端にヘタの軸を括り付ける。

干し柿をたくさん作る場合には、下の動画のように

さらに長めのひもに20cm~30cm間隔でいくつか括り付けると良いです。

 

もしヘタが取れてしまった、誤って切ってしまったというときは、

串を通して縛れば大丈夫です。

 

また、干す前に沸騰した水に5秒~10秒程度漬けて引き上げてください。

こうすることで殺菌されてカビが生えにくくなります。

また、度数の高いお酒を表面に霧吹きするのも効果的です。

 

あとは、適当なところに干し柿を吊るします。

ここまでの作業は同日中に済ませるのがポイントです。

 

干し柿の作り方③:手で軽く揉む

干す場所や干す期間は次項で詳しく解説しますが、

干し始めて1週間ほど経つと、だんだん干し柿の外皮が固くなってきます。

そこで、外から圧力を少し加えてあげると、

中の渋みが早く抜け、干し柿が甘く仕上がるのが早くなります。

あまり強く揉む必要はなく、軽く中身をほぐすようなイメージで揉んであげましょう。

 

数日おきに何度か揉んであげると、外側は甘いけど中は渋いといったことを防げます。

干す期間としては2週間から1か月ほどで完成です。

中身がとろとろのあんぽ柿のような干し柿が好きなら2週間、

中身もしっかり固い枯露柿(ころがき)が好きなら3週間ほどが干す期間の目安です。




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干し柿の干す場所や干す期間は?正しい干し方を解説!

干し柿の作り方のおおまかな流れを押さえたところで、

ここからは干し方や干す場所、干す期間について詳しく触れていきます。

 

まず干し方ですが、柿同士が触れているとカビが発生しやすいので、

柿同士が触れ合わないように適度に間隔を空けましょう。

吊るしているひもと柿が触れているのも良くないので、

干し終わった後に注意して見てみてください。

 

皮むきから1週間ほどの間は、

柿の表面には何も触れさせないのが理想です。

風で揺れた柿同士がぶつかったりしないかどうかもチェックしましょう。

 

新潟エスロープ 干し柿用ころ柿つるし縄 10×140m白1.5kg

干し柿を干す際にはスズランテープのようなものでも良いのですが、

1本のひもでたくさんの柿を一度に干そうとすると、

両端以外の柿はどう結んでもひもに触れてしまい、傷みやすくなってしまいます。

 

そういったときは、このような縒り合わせたロープを使い、

干す部分だけロープをほどいてヘタを差し込むようにすると上手に干すことができます。

長さも140mと十分なほどあるので、たくさん干し柿を作る際にはおすすめです。

 

ちなみに、干す場所としては、風通しが良く、かつ雨が当たらない場所が適切です。

当たり前ですが、雨にあたってしまうと干すことになりませんし、

あっという間にカビが生えてしまいます。

逆に、日が当たりすぎると黒く変色してしまうので、干す場所には気を付けましょう。

時間帯によって日の当たり方が違うことを意識しながら、

干す場所を選んでくださいね。

 

また、鳥などの動物に食べられないような干す場所を確保するのも大切です。

専用のネットなども販売されていますので、活用してみてください。

野菜や魚などを干している家庭なら、

少量の干し柿をそこに一緒に干してもOKですよ。

関連記事:干し柿の長期保存方法!冷凍・冷蔵・常温のどれがいい?腐るとどうなる?

干し柿ネット

干し柿を美味しく衛生的に作るためのセットです。

ネットとひものセットなので、あとは柿さえあれば干し柿作りを始められます。

ネットを物干し竿などにしっかりひもでくくることができるので頑丈ですし、

虫や鳥による被害を防ぐことができますよ。

 

上部がマジックテープで開閉できますし、前面もファスナーで大きく開けるので

干すときの出し入れも非常に簡単です。

高さ85cm、幅50cm、奥行き25cmと、サイズも十分です。

 

干す期間の目安は先ほども紹介しましたが、

およそ2週間~1か月ほどです。

 

ただし、その間干し柿を完全に放っておくのはやめてください。

カビが生えていないかをチェックしたり、

たまに手で揉んで中身も均等に甘くなるようにすることが重要です。

 

雨にも当たらず風にしっかり当たる正しい干す場所であれば、

3週間ほどで表面に白い粉が吹いたような状態になります。

これはカビではなく、糖分の塊でなので安心してください。

これがたくさんあるほど、甘い干し柿になっていますよ。

 

途中できちんと揉んでいないと、

干す期間が1か月を過ぎても乾燥しきらず、甘くもならないことがあります。

美味しい干し柿にするためには、このちょっとした手間が非常に重要なのです。




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関連記事:干し柿の白い粉の成分は?白い粉の出し方やカビとの見分け方は?

手作り干し柿の保存方法は?

干し柿を手作りすると、賞味期限が分かりにくいというのが悩みですよね。

干し柿は乾燥やカビで食べられなくなるのも紙一重なので、

作り方と一緒に保存方法も覚えておきましょう。

 

干し柿を常温保存する場合は、

一つずつキッチンペーパーなどに包んで、

直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。

裸のまま置いておくとどんどん乾燥が進んでしまうので、

食べごろをあっという間に過ぎてしまいます。

 

冷蔵庫での保存も乾燥しやすいので、

ビニール袋やジップロックなどの密封容器に入れておくと良いです。

野菜室に入れておくと、乾燥しにくいのでおすすめですよ。

この状態なら、約1か月程度は保存できます。

 

もう少し長く保存したいというときは、冷凍保存が良いです。

冷蔵庫で保存するときと同じようになるべく密封した状態で冷凍しましょう。

2か月程度は持ちますので、たくさん干し柿を作った時などにおすすめです。




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関連記事:干し柿の栄養と効能は?美容やダイエットに効果的?

最後に

いかがでしたでしょうか。

干し柿を自宅で作るなんて手間がかかる、と思うかもしれませんが、

今回解説したように手順は意外と少なく、

干す場所や干す期間に気をつればだれでも簡単に作ることができますよ。

毎年の恒例行事にしている方も大勢いらっしゃるようです。

 

自分好みの干し加減にもできますし、自分で干したとなれば美味しさもひとしおのはず。

これまで干し柿を作ったことがないという方も、

ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。



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