さつまいもの長期保存の仕方!常温の方が冷蔵庫よりも長持ちする?

秋になると、さつまいもの収穫時期がやってきます。

幼稚園や小学校などで育てたものを、子どもたちが収穫してきたり、

家の畑で育ったものを収穫したり、

ご近所や親戚からもらったり…。

 

収穫時期になるとたくさんの量を収穫できるさつまいもは、

手に入る機会も意外と多いです。

 

せっかくのさつまいも、全部しっかり消費したいですが、

甘くてボリュームもあるさつまいもは、一つ食べただけでも満足してしまいがち。

スイートポテトや焼き芋など、調理方法はいろいろありますが、

少しでも長い間保存して、じっくり美味しくいただきたいですよね。

 

今回は、そんなさつまいもの保存方法、

特に長期保存の方法について、適切な保存方法を紹介していきます。




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さつまいもの保存に適しているのは、常温? それとも冷蔵庫?

さつまいもを保存する場合、そもそも、常温と冷蔵庫のどちらが良いのでしょう?

これは、スーパーなどで陳列されているものを思い浮かべるとわかりやすいですが、

「常温」が正解です。

 

さつまいもの原産地は、メキシコ南部を中心とする中米から南米あたりと言われています。

このあたりはあたたかい気候であるため、

さつまいもも、当然あたたかい地域で育つ植物ということになります。

寒さには弱く、日本の冬の気温などには耐えることができません。

当然、冷蔵庫の温度も寒すぎて保存には適さないんですね。

 

冷蔵庫のような寒いところで保存してしまうと、

さつまいもは、「低音障害」という現象を引き起こします。

これは、低音での保存に向かない野菜などを

低音で保存してしまったときに起こる現象で、

さつまいもの場合は、中の組織が壊れやすくなり、

変色して腐っていってしまうなどという問題があります。

 

さつまいもの保存は、冷蔵庫などの冷たいところではなく、

13度から16度程度の、常温で保存するようにしましょう。

日本の秋の気候なら、おおむね室温でも問題ないですが、

室温が10度以下になってしまう場合は、低音障害の可能性が出てきます。

また、18度以上になると芽が出てしまい、栄養分が抜けていきます。

 

さつまいもを保存する場合には、まずはこの温度を気にする必要があります。

さらに、暗く、風通しの良いところに保存することも重要です。

これは他の常温保存する野菜にも言うことができますが、

風通しが悪いと湿気がこもり痛みやすくなりますし、

日当たりの良い場所だと温度変化も起きやすく、芽が出るなどの可能性も高まるためです。

 

さつまいもを保存するときは、

13度から16度程度の常温で、

暗く、風通しの良いところで保存するようにしましょう。




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さつまいもの美味しい長期保存の仕方は? どれくらい長持ちするの?

さつまいもを保存するときの基本は、

常温で、暗く、風通しの良いところで保存することです。

しかし、日本でさつまいもを長期保存しようとすると、

ただ室内に置いておくだけでは冬の寒さに耐えきれなくなってしまいます。

 

さつまいもを、冬の間も美味しく食べられるように

長期保存する方法はあるのでしょうか?

 

そのためには、収穫後の処理から気をつける必要があります。

長期保存のための手順は以下のとおりです。

 

1.土がついたままの状態で、風通しのいい場所で3日程度天日干しをする

2.天日干しが終わったら、表面の土を手などで払い落とす

3.一つ一つ新聞紙などでくるむ

4.ダンボールに入れ、ダンボールにいくつか空気穴を開ける

 

以上の手順となります。

 

1.の天日干しについては、

さつまいもの中に含まれている水分を乾燥させる目的で行います。

水分がたくさん含まれていると、それだけ痛みやすい状態になりますし、

さつまいもは水分が抜けたほうが甘みが凝縮され、美味しくいただけます。

 

水で一度洗う、と紹介されていることもありますが、

水分を抜くという性質上、土がついたままで天日干しするほうが効果は高いですね。

なお、天日干しとはいえ、気温が暑くなりすぎたり、

逆に夜の間、気温が低くなりすぎたりしてしまうのは良くないので、

状況を見て、部屋に取り込むなどの対応をするとより長持ちしやすくなります。

 

天日干しが終わったら、土も乾燥していて払い落としやすくなっているので、

このタイミングでさつまいもの土を落とします。

その後、3.のとおり、さつまいもを一つ一つ新聞紙などでくるんでいきます。

 

このときの注意点として、

「大きい傷があるものは、長期保存せずに早めに食べること」が大事です。

傷がついてしまっていると、どうしてもそこから痛みやすくなってしまうため、

あまり長期保存には向いていません。

新聞紙で一つ一つくるむ作業をするときに、

大きなキズができていないか、チェックすると良いですね。

 

新聞紙でくるむ理由は、新聞紙に、「通気性を保つ」効果と、

「温度を一定に保つ」効果があるためです。

日本の冬の寒い時期でも、新聞紙でくるんでおけば、あまり温度を下げずに

保存することができます。

 

ダンボールにも同じように、「通気性」と「温度を保つ」効果があります。

新聞紙で一つずつくるんださつまいもをダンボールに入れて保存することで、

冬の間でもさつまいもが寒さで傷みにくく、

また、湿気なども抑えやすくなるんですね。

 

ダンボールに空気穴をあける理由は、

ダンボールの中に、炭酸ガスがたまりすぎないようにするためです。

さつまいもは収穫後も呼吸をしていて、炭酸ガスを放出します。

この放出された炭酸ガスがダンボール内にたまりすぎると、その影響で

さつまいもが痛みやすくなってしまうのです。

それを避けるために、空気穴を開けておく必要があるのです。

 

1~4の手順まで完了したら、あとはそのダンボールを

保存しやすい場所に置くだけ。

新聞紙とダンボールで温度はある程度保たれているとはいえ、

極寒の物置に置いてしまったりすると、痛むのは早くなってしまいます。

部屋の中のじゃまにならない棚の上など、

あまり寒くなりすぎない場所に置いておくのが適切です。

 

この手順を取れば、さつまいもは2~3ヶ月は保たせることができます。

さつまいもは、収穫後、水分が少しずつ抜けて甘みが凝縮される、

おおむね2ヶ月後が一番美味しい時期だとも言われているので、

その時期まで上手に保存してからいただくと、

さつまいもをより楽しむことができます。




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さつまいもは冷凍保存できるの?

さつまいもの長期保存の方法をご紹介しましたが、

「長期保存といえば冷凍保存!」と考える方も多いのではないでしょうか。

さつまいもは、先程お話したとおり低温に弱いため、

基本的には、冷凍どころか冷蔵も難しいです。

 

しかし、生のままではなく、調理したものであれば、

冷凍保存をすることもできます。

たとえば、焼き芋にしてしまったり、蒸し器などで中に火を通すなどの調理です。

 

蒸したさつまいもを使いやすい大きさに輪切りなどにして、

フリーザーパックなどに入れて保存すると、スペースもあまりとらず、

あとで使うときも手軽に使うことができます。

冷凍保存のお供としてフリーザーパックを常備しているご家庭も多いと思いますが、

さつまいもの保存時にも、ぜひ活用してください。

 

冷凍保存のためにさつまいもを蒸すときに便利なのは、

このようなレンジを使うタイプのさつまいも蒸し器です。

これなら大掛かりな処理もいらず、手軽に作った上で

保存することができそうですね。

 

さつまいもを冷凍保存したい、という場合は、

一度火を通して、調理した状態にすることが重要です。

火を通したさつまいもは低温で痛むこともないため、

冷凍保存してから後日料理に使うこともできます。

 

日持ちは、冷凍保存の場合、だいたい1ヶ月程度が目安です。

調理方法がある程度決まっている場合は、あとで処理しやすい

冷凍保存も手軽でおすすめの方法ですので、ぜひ試してみてください。




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最後に

いかがでしたでしょうか。

さつまいもを長期保存する場合は、

暗く涼しいところで、温度が低くなりすぎないように保存することが大切です。

 

お菓子や料理の材料、そのまま焼いたり蒸して食べるなど、

さつまいもは秋から冬にかけて食卓でも様々な形で活躍します。

適切に保存すれば数ヶ月は保存できるため、

上手に保存して、秋から冬の間、おいしいさつまいもを沢山楽しんでくださいね。



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