衆議院と参議院、与党と野党の違いをわかりやすく簡単に!

最近国会での話題も頻繁にニュースに取り上げられますよね。

「自分はこう思うな~」と意見を持つ人も多いでしょう。

 

ただ、政治の基本である衆議院と参議院、

そして与党と野党の違いはちゃんと分かっていますか?

その仕組みがしっかり分かると、もっと政治の事を考えるのが面白くなりますよ。

 

そこでここでは、

衆議院と参議院、そして与党と野党の違いをわかりやすく簡単に説明します。




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衆議院と参議院の違いをわかりやすく簡単に解説!

ではまず、衆議院と参議院の違いをわかりやすく簡単に解説していきましょう。

 

日本は法治国家です。

法治国家とは、みんな(国会)で決めた「ルール」(法律)

に乗っ取って運営する国家の事です。

 

大人から子供までどんな人でもルールを守らなくてはいけませんし、

どんなに偉い人でもルールに違反したら逮捕されます。

 

「この人は国にとって重要な人だから、悪い事をしても許しちゃおう」

というような例外は一切ありません。

ルールが全てなんです。

 

だから、法治国家にとってその「ルールを決める」というのはとても大切な事です。

このルールを決める人達の集まりが、衆議院と参議院です。

 

では、衆議院と参議院の違いを見ていきましょう。

衆議院とは?簡単にわかりやすく解説!

  • 衆議院

 

・人数→465人

・任期→4年(途中で解散する事もある)

・選挙の方法→小選挙区比例代表並立制

 

・選挙に出られる人→日本国民で満25才以上

・内閣信任・不信任案→出せる

・特徴→任期が短く途中で解散もあるので、国民の意見や時代の流れを反映させやすい。

 

選挙の方法が少し分かりにくいかもしれませんので説明しますね。

 

衆議院の議員を選ぶ方法は、小選挙区制と比例代表制の2つの方法を使います。

小選挙区制とは、全国を289の選挙区に分けて、そこから1人ずつ当選者を選びます。

 

投票用紙には個人名を書くので、無所属(どの政党にも属していない人)でも

当選の確率が高い選挙方法です。

 

「政党は関係ない、私はこの人を応援したい!」というのに便利な選挙方法です。

 

比例代表制とは、日本を地域によって11のブロックに分けます。

そしてそのブロックの中から割り当てられた人数だけ当選者を出します。

ブロックに割り当てられた人数は地域によってバラバラで、全体では176人になります。

 

この場合は投票用紙には政党を書きます。

そして政党では、当選させたい人の順番を書いたリストをあらかじめ作っておき、

政党の投票数に応じて上から立候補者を当選させていきます。

 

「誰が当選してもいいけど、この政党の人が議員になってほしい!」という時に

便利な選挙方法です。

 

この2つの方法で衆議院の議員は選ばれます。

 

参議院とは?簡単にわかりやすく解説!

  • 参議院

・人数→242人

・任期→6年(途中で解散する事はない)

・選挙の方法→選挙区制度と非拘束名簿式比例代表制

・選挙に出られる人→日本国民で満30才以上

・内閣信任・不信任案→出せない

・特徴→任期が長く解散もない為、物事を決めるというより

衆議院が時代の流れに乗り過ぎて暴走し過ぎないようにチェックする役割が多い。

 

参議院は解散がありませんが、3年に1回半数を入れ替える為の選挙が行われます。

つまり参議院は、3年に1度必ず121人を選出する選挙があるんです。

 

ここでも参議院の選挙の方法について説明しておきましょう。

 

選挙区制度とは、日本を都道府県(場所によっては合同)のブロックに分け、

そこから何人かの当選者を出します。

何人当選するかはブロックごとに違い、全体で146人(半数だと73人)です。

 

非拘束名簿式比例代表制は少し言葉が難しいですが、意外と簡単です。

投票用紙に自分が当選してほしい「個人名」または「政党」を書きます。

 

個人名も政党票として数えられ、

得票数が多かった政党ごとに当選者の人数が割り振られますが、

当選する時に個人名を多く書かれた人から当選しやしくなります。

全体で96人(半数だと48人)が当選します。

 

衆議院と参議院は似ているようでけっこう違いがありますよね。

日本のルールは衆議院と参議院が賛成する事で新しくルールを決めたり

元あったルールを改正したりします。

 

ただ、衆議院の方が国民の意見を反映させやすいので、

参議院よりも衆議院の方が優遇されている点がいくつかあります。

 

衆議院が優遇されている点

内閣総理大臣を指名する事ができる。

臨時国会を開いたり特別国会招集をしたり、会期延長をする事ができる。

内閣不信任決議をする事ができる。

(決議されると、内閣が総辞職するか衆議院が解散する)

 

衆議院と参議院にはこのような違いがあるんです。




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与党と野党の違いを分かりやすく簡単に説明!

では次は、与党と野党の違いについて見ていきましょう。

その前に、まずは「党」から見ていきましょうか。

 

自民党、共産党など政治の事を話す時は必ず「党」が出てきますが

この党とは一体何なのでしょうか。

 

党には「仲間」という意味があります。

日本の政治は全て、「多数決」で決めます。

ですからどんなに立派なルールの提案をしても一人で国を動かす事はできません。

かならず誰かと協力しなければ、何もできません。

 

そこで、「こういう法案を作りたい」、「国をこういう風に変えて行きたい」

という同じ思いを持つ政治家同士が集まって、グループを作ります。

それが「党」です。

 

ですから、例えば自民党に所属する政治家は出身地や趣味などは違えど、

「国をこうしていきたい」という思いは同じ人が集まっています。

 

では次に、与党と野党について説明していきましょう。

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与党とは?簡単にわかりやすく解説!

まず「与党」からです。

 

「与党」とはよく聞く言葉なので、「与党」という「党」があるように感じますが、

実際与党という政党はありません。

 

では与党とは何なのでしょうか。

与党は「よとう」と言いますが、与党の「与」とは

「仲間になる」という意味があります。

 

日本のトップは首相と呼ばれるたった一人ですが、

その一人を支え「仲間になってあげる」党というのが与党なんです。

首相と一緒に動く党ですから、実際に日本のかじ取りをする政党の事ですね。

 

選挙をして、一番当選者の多かった政党が与党になります。

今(2018年)は自民党が一番議員が多いので自民党が与党という事です。

 

よく「与党の方針としては~」という言葉がテレビなどで流れますが、

この与党の考え方がそのまま日本という国の考え方、方針という事になるので

しっかり把握しておく必要があります。




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野党とは?簡単にわかりやすく解説!

では次に野党を見ていきましょう。

 

与党が分かれば野党は簡単です。

野党とは、「与党ではない政党」の事です。

 

野党は与党と違い、直接日本を動かす事ができません。

勿論国会議員なので国会議員としての仕事はできますが、

国会で新しいルールを作るなどの国を変えていくような大きな仕事はできません。

 

国会で野党が与党に対し質問をしたり

野次を入れたり(これは本当はあまりよくありませんが)していますが、

できるのはそれくらいです。

 

ですからみんな選挙で必死になり、野党ではなく与党になろうとするんです。

 

選挙の意義を考える

 

政治家でない人が一番政治に関わるのは、「選挙で投票する時」です。

でも「自分のたった1票で政治が変わるとは思えない」と感じる人も多いと思います。

 

そこでここでは一度「選挙に参加する意義」について考えてみませんか?

こちらの本は色々な物事の分かりやすい解説で人気の高い

池上彰さんが選挙について説明してくれています。

 

読む対象が「中学生から」となっているだけあって、大変読みやすい本です。

ただでさせ小難しい政治や選挙の話を子供でもわかりやすく簡単に

説明していますから理解しやすいと思います。

 

ぜひこの機会に、政治の世界について知識を広めてみてください。




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最後に

衆議院と参議院、また与党と野党という言葉は

政治のニュースを見ているとしょっちゅう出てきますが、

しっかり違いを知っている人は少ないのではないでしょうか。

 

一応義務教育でも教わりますが、

子供の頃は政治にそんなに興味もありませんし

選挙権もないので忘れてしまう人がほとんどだと思います。

 

ただ、これらの言葉を知っていると政治のニュースが

格段に理解できるようになりますよ。

今回はそんな衆議院と参議院、与党と野党の違いを

わかりやすく簡単にまとめたのでぜひ学んでみてくださいね。





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