初彼岸の香典の金額相場や書き方は?お返しはどうする?

通夜や葬儀、四十九日の間一度も喪家へ行く事ができなかった場合、

故人の初彼岸に香典を持っていく事があります。

 

でも、初彼岸の場合香典はいくら包めばいいのでしょうか。

また、もし香典をもらった場合、お返しはどんなものをすればいいのでしょうか。

 

そこでここでは、初彼岸の香典の金額の相場や書き方、

またお返しはどうするのかなどを説明します。

 

初彼岸の事を色々知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。




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初彼岸って?

初彼岸の香典の金額の相場や書き方、

またお返しはどうするのかなどを説明する前に、

まずは「初彼岸」について見ていきましょう。

 

初彼岸(はつひがん)とは、文字の通り「初めての彼岸」です。

では彼岸とは何なのでしょうか。

まずは彼岸について見ていきます。

 

彼岸は仏教用語で「あの世」という意味です。

 

そこから派生して、

彼岸には「先祖や故人を供養する為にお墓参りをする」という風習があります。

 

普通の彼岸では、法事や〇回忌のように親戚で集まったりする事はなく、

ただ普通に墓を掃除して手を合わせて帰るというシンプルなものです。

つまり、家と墓だけの往復ですね。

 

では彼岸とはいつなのでしょうか。

 

彼岸は1年で2回あります。

1回目は春分の日+その前後3日間の合計7日間、

2回目は秋分の日+その前後3日間の合計7日間です。

 

また、彼岸の最初の日を「彼岸の入り」、

中間を「中日」、彼岸の最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。

 

なお、春分の日・秋分の日は二十四節気という毎年変動する暦を使用していますので、

日にちが大きく変わるという事はありませんが、いつも同じ日とは限りません。

 

例えば春分の日ですと、

2017年では3月20日でしたが2018年は3月21日になっています。

 

では2018年の彼岸はどうなるかというと、以下のようになっています。

春の彼岸

3月18日(彼岸の入り)

3月19日

3月20日

3月21日(春分の日)(中日)

3月22日

3月23日

3月24日(彼岸の明け)

 

秋の彼岸

9月19日(彼岸の入り)

9月21日

9月22日

9月23日(秋分の日)(中日)

9月24日

9月25日

9月26日(彼岸の明け)

 

彼岸が何をするのか・いつなのかは分かりましたね。

では、本題の「初彼岸」とは何か?について見ていきましょう。

 

初彼岸とは、「四十九日を過ぎた故人が初めて迎える彼岸」になります。

ここで大事なのは「四十九日を過ぎた」という点です。

 

仮に四十九日以前に彼岸が来たとしても、それは初彼岸とは言いません。

四十九日を過ぎてからカウントします。

 

また、迎える初彼岸は春・秋のどちらでもかまいませんし、内容が変わる事もありません。

 

例えば3月1日になくなった人がいたとすると、その人の初彼岸はいつになるでしょうか。

まず3月1日に四十九日を足します。

 

四十九日はだいたい1ヶ月半くらいですから、そうするとだいたい4月中旬になります。

四十九日の前に春の彼岸(3月18日頃~24日頃まで)が来ていますが、

四十九日を過ぎていないので数えません。

 

その人の初彼岸は、次に9月に巡ってくる秋の彼岸という事になります。

 

では、次は、初彼岸に行う事について見ていきましょう。

初彼岸も、基本的には彼岸と同じことをします。

 

つまり、お墓参りをしてそのまま家に帰るという事です。

ですが、自分の家ではない、人の初彼岸となるとちょっと変わる事があります。

 

例えば、自分の知人や友人が亡くなったけど都合が合わず通夜や葬式、

四十九日にも行けなかったので初彼岸をきっかけにして

お線香をあげに家へ行くという場合があります。

 

普通彼岸はお墓参りをしてそのまま家へ帰るだけなので香典など必要ありませんが、

お墓参りついでにもしわざわざその人の家へ出向き、かつ

葬式関係を通して一度も香典を渡していない場合は香典が必要です。

 

そのような場合は、香典を準備していきましょう。

勿論それ以前に香典を渡していたなら、初彼岸で香典を持っていく必要はありません。




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初彼岸の香典の金額の相場は?

では、初彼岸で香典を渡す場合、金額の相場はいくらぐらいなのでしょうか。

また、香典袋の書き方はどうすればいいのでしょうか。

 

まず初彼岸で香典を渡す場合の金額の相場を見ていきます。

初彼岸というと、

四十九日も過ぎていますから故人が亡くなってからだいぶ時間が経っています。

 

ですから、初彼岸に渡す香典は「香典」というよりも「お供え物代」の意味合いが強く

3000円、または5000円を贈る人が多いです。

 

もしそれ以上の額を贈りたい時は、

2や6などの偶数(割り切れる数字=故人とこの世の縁が切れる)

また4(死)や9(苦)などの不吉な数字は避けるようにしましょう。




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初彼岸の香典袋の書き方は?

初彼岸で香典を渡す場合の金額の相場は分かりましたね。

では、そのお金を入れる、初彼岸に渡す香典袋の書き方はどうすればいいでしょうか。

 

さきほど、「初彼岸に渡す香典はどちらかというとお供え物代に近い」と書きましたが、

近いだけで香典は香典です。

 

つまり、扱いは立派な香典なので、

お金を入れる袋も通夜や葬式で用意するのと同じ香典袋を用意しましょう。

 

香典袋の書き方ですが、こちらも通夜や葬式に渡す香典と同じ要領で書きます。

 

香典には表から見える外側の袋と

中に直接お金を入れる中袋がありますので、分けて見ていきましょう。

 

まずは中袋です。

書き方と言っても、普通の香典袋と変わりはありません。

 

内袋の表には「金〇〇円也」と書きます。

また、数字は改ざんを防ぐためにアラビア数字ではなく難しい方の漢数字を書きます。

 

・3000円なら→金参仟円也

・5000円なら→金伍仟円也

 

となります。

 

裏には自分の住所と名前を書きます

ここも、本来の香典の中袋と全く同じ書き方ですね。

 

次に香典の外側の袋です。

ここには2か所書くところがあります。

まず表の中央上部です。

 

ここには「御霊前」「御香料」「御香典」「御佛前」「御玉串料」などを書きます。

こんなにたくさんあると、どれを書いたらいいか分からないですよね。

それぞれいつ使うのか、どういう違いがあるのか見ていきますね。

 

基本的には故人がどのような宗教で供養されているかで分かれます。

 

故人の葬儀方式が仏教の場合

「御霊前」→通夜や葬儀で香典を渡す時に使います。

(浄土真宗の場合のみ、「御佛前」になります)

 

「御佛前」→四十九日を過ぎた後で香典を渡す時に使います。

 

「御香典」「御香料」→基本的にいつでも使えるので、

仏教の宗派が分からない時やいつ香典を渡せるか分からない時に使います。

 

故人の葬儀方式が神教の場合

「御玉串料」→基本的にいつ香典を渡す場合でも使います。

 

故人の葬儀方式がキリスト教または無宗教の場合

「御花料」→基本的にいつ香典を渡す場合でも使えます。

また、「御霊前」も使えます。

 

故人の宗教が分からない時

「御花料」→故人の宗教が分からない時は、

四十九日前であれば御霊前、四十九日以降であれば御佛前が使えます。

初彼岸となると自動的に「御佛前」になりますが、

故人がキリスト教やイスラム教だった場合「仏」という言葉は

一応別の宗教の言葉という事であまりよくありませんので、「御花料」と書くのが無難です。

 

つまりまとめますと、初彼岸に香典を渡す場合

 

故人が仏教の場合→御佛前

故人が神教の場合→御玉串料

故人がキリスト教、その他の宗教、無宗教の場合→御花料

 

と書きます。

関連記事:香典を郵送するタイミングは?宛名や宛先・添え書きについても詳しく解説!

初彼岸で香典をもらった場合のお返しは?

初彼岸で香典をもらった場合、お返しはどうすればいいのでしょうか。

そもそもお返しは必要なのでしょうか。

 

初彼岸でもらった香典は、基本的にはお返しをした方がいいです。

 

香典のお返しの方法は、通夜や葬儀でもらった香典に対する香典返しと同じです。

 

まず金額についてですが、これも本来の香典返しと同じで

初彼岸の香典のお返しの相場は受け取った金額の1/2~1/3が基本です。

 

ですから3000円を香典として受け取った場合は1500円のもの、

5000円の場合は2500円のものという事になります。

 

ただ、初彼岸で渡される香典で、相手から「お返しはいらない」と言われる事もあります。

 

それは、「四十九日までに来られなかったから謝罪も含めて」という意味だったり、

「本当に大した金額じゃないから」という意味だったりします。

 

相手から本気で「お返しはいらない」と言われた場合、お返しは必要ありません。

 

そういう場合に無理にお返しをすると逆に相手を恐縮させてしまう事もあるので、

状況を見て、お返しをするかしないか判断してくださいね。

 

ではお返しをするとして話を進めましょう。

 

香典返しには掛け紙(のし紙の「のし」がない、弔事用のもの)が必要ですね。

掛け紙は、黒白結び切りか黄白結びきりの水引がついたものを選びます。

 

また、掛け紙の中央上部には「志」や「粗供養」を書くといいでしょう。

 

お返しの品物についてですが、これも普通の香典返しと同じようなもので構いません。

お茶や昆布などの乾物から油などの調味料、お菓子でも大丈夫です。

好きな物を選んでください。




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関連記事:御膳料の封筒の書き方!名前や金額はどう書く?

最後に

初彼岸に渡す香典となると通夜と葬儀で渡す香典とどう違うのか迷うと思いますが、

基本的には一緒です。

 

また、初彼岸でも香典をもらったら基本的にはお返しをするようにしましょう。

ただ、相手から「お返しは必要ない」と言われた場合は

相手の意志をきちんと確認した上でお返しをどうするか決めてくださいね。



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