お裾分けの意味や語源!使い方は?目上の人には失礼?

みなさんがよく使う「お裾分け(おすそわけ)」という言葉。

大体の方が「山分け」と同じようなニュアンスで使っているのでは

ないでしょうか?

 

実は「お裾分け」という言葉は皆さんが思っている意味とは

少し違うかもしれませんよ?

「お裾分け」は目上の方に使うととても失礼な言葉なんです。

「えっそうなの!?」と驚いた方も多いと思います。

私もその中のひとりです(笑)

 

たくさんの日本語があり、一つ一つ意味を知るのは大変なことですが

「お裾分け」という言葉は誰しもがよく使う言葉です。

何気なく遣う言葉だからこそしっかり意味を知っていたほうが

いいと思いますよ!

 

では「お裾分け」は一体どのような意味や語源があるのでしょうか!

目上の人に使うと失礼に当たる理由や使い方など詳しくご説明します!




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お裾分けの意味や語源はなに?

「お裾分け」は江戸時代くらいから使われていたそうで、

位の高い人が位の低い人に品物を分け与えるときに使われていた言葉でした。

 

お裾分けの「裾」というのは現在と同じ意味で着物などの一番下の部分を指し、

自分の得たものの重要でない裾の部分、つまり「つまらないもの」を他の人に譲る、

という行動から「お裾分け」という言葉が生まれたそうです。

そのため「お裾分け」は目上の人に使うべきではない言葉なのです。

 

今では目上の人から目下の人に使わなければならないという決まりはあまりなくなり、

他人から頂いたお土産やプレゼントなどの品物を

友人や知り合いなど「みんなに分ける」という意味でつかうことが多いです。

 

ちょっとしたプレゼントをされたときなどに、もらったときのうれしい気持ちも含めて、

親しい間柄の人に分けるというのが現在の「お裾分け」なのではないでしょうか。

 

広辞苑でも「もらいものの余分を分配する」と書いて、

目上の人から目下の者に使うということは書いていません。

時代が徐々に使い方を変えていったのでしょう。

 

しかし本来は目上の人に使うべき言葉ではないので

目上の人に使うのは適切ではありませんね!

本当につまらないものではないと思いますが、日本の国民性から

謙虚な気持ちが込められているのです。




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お裾分けの使い方は?目上の人にはダメ?例文を紹介!

では語源や意味を踏まえて問題です!

「お裾分け」の使い方が正しいのはどちらでしょう?

 

1友人から貰ったお菓子を上司にお裾分けした。

2友人から貰ったお菓子を後輩にお裾分けした。

 

簡単ですよね?

答えは2番です。

「お裾分け」という言葉は目上の人に使用することは

どんなに高価な物であっても、目上の人に使うのは適切ではありません。

 

例えば、上司が他人からもらったお土産などを貴方に分けるとします。

「たくさんあるから君にお裾分けするよ」

このお裾分けの使い方は合っています。

 

しかし逆にあなたが上司に他人からもらったお土産を分ける場合

「いただきもので、私だけでは食べきれないので、

少しですが召し上がっていただけませんか?」

というように言いましょう。

「ご苦労様です」が目上の人に使えないのと少し似ていますね!

 

ということで、他にもお裾分けをつかった用例をご紹介します!

 

実家からたくさんの果物が届いたので、いつも頑張っている

後輩にお裾分けをした。

 

縁起の良い物をもらったので息子に幸福のお裾分けをする。

 

上司として素晴らしい成功事例を部下にお裾分けする。

 

近所の方から果物のお裾分けを頂いた。

 

お裾分けのお情けなど預かりたくはございません。

 

・幸せのお裾分けをあげる

 

お裾分けはなにも品物だけでなく気持ちや幸せなども

お裾分けとして使えます!

語源などを知ってしまうとなんだか見下しているようで

使いにくいですね(汗)

目上の人に失礼にならないお裾分け以外の言い方は?

目上の人に「お裾分け」という言葉が使えないとすると

一体どんな言葉がふさわしいのでしょうか。

 

自分の身分などに関係なく福を分けるという意味で

「お福分け」という言葉も存在します。

 

お福分けは「御祝いの品、また貰い物などを他人に分けてあげること。おふくわけ」

という意味がありまさに言葉通り「福を分ける」ということですね!

この言葉なら目上の人に使っても失礼に当たらないとされています。

 

ちなみにいただきものを分けてあげるときに「お福分け」、

分けてもらった人が使う言葉が「お裾分け」

というように「お福分け」と「お裾分け」を

使い分けると紹介している本もあるようです!

 

「どれだけ使っていますか?味わい深い日本語」という章で

「お福分け」の使い方を紹介しています。

その他にもたくさんの美しい日本語を紹介しているので

ぜひ読んでみてください。

 

しかしこの「お福分け」

あまり一般的には知られていない言葉ですよね?

「お裾分け」という言葉を使いたい人の殆どが

自分がたくさんもっているものをみんなに分けてあげたい、

という気持ちがあるのだと思います。

 

なので、そういうときには

「いただきもので失礼ですが、食べきれないので

よかったら召し上がってください」

「実家からたくさん送られてきて食べきれないので、

みなさんで召し上がっていただけるととても助かります」

「もしよかったら、おひとついかがですか?」

というような言い方にしてみましょう!

 

分け与えるという表現ではなく受け取ってもらう、という

表現にすると相手も恐縮せずに済むのでいいかと思います。




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その他にもあります!お裾分けのマナー

お裾分けについての使い方はみなさんわかりましたか?

使い方の他にもお裾分けにはマナーがあります!

 

それはお裾分けする個数です!

今では気軽にしているお裾分けですが知っていると

いいかもしれません♪

 

数字には縁起のいい数字や縁起の悪い数字がありますよね。

例えば「4」や「9」は「死」、「苦」を連想させるので縁起が悪いと言われています。

逆に縁起のいい数字といえば結婚式などの祝い事でもおなじみの

「奇数の割れない数字」です。

 

例えばさつまいもをたくさん頂いたから近所の人にお裾分け、というときは

3,5,7がオススメです。

 

また「お茶」はお裾分けしないほうがいいです!

香典返しなどで使われることが多いので気分を損ねる方もいらっしゃいますよ。

 

その他にはお裾分けを頂いたときのマナーです。

近所の方からお裾分けをいただいたら、

急いで何かを返す必要はありません。

 

その人になにか頼まれたときに快く引き受ける、

忙しいときに率先して手伝ってあげる、

旅行をした時にちょっとしたお土産を買ってくる

というように、急いでお返するよりも

「あのときはありがとう!」と気持ちで返したほうが

いざこざがなく御近所の方といい関係を築けると思います。

 

「遠くの親類より近くの他人」ということわざがあるように、

いざというときはご近所とのつながりがとても大切になってきますよ!




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最後に

今では使い方をあまり気にする人が少なくなった「お裾分け」。

しかし調べてみるとこんな意味があったのかと勉強になった人も

たくさんいらっしゃるかと思います。

私もその中のひとりです。

 

いままで気にせずにつかっていた「お裾分け」という言葉。

もしかしたら誰かを不快な思いにさせたかもしれません。

「無知は罪」ってよく言いますよね。

 

この記事を読んだことで「お裾分け」の使い方を学んだ方は

これからは気にして使ってみてくださいね。

言葉の使い方を知っていることでいいことはたくさんあると思います。

ぜひ、今回の記事を参考に誰かに何かをあげるときは

「お裾分け」の使い方を気にしてみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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