緑膿菌とは?感染経路や治療は?症状や予防についても詳しく解説!

みなさんは緑膿菌という厄介な菌をご存じでしょうか。

緑膿菌とは常在菌と言う通常どこにでも存在する菌で普段は特に害の無い菌ですが、

免疫力が低下してくるとその弱った身体につけこんで

感染症を引き起こしてしまうのです。

 

冬になると特に空気が乾燥してさまざまなウイルスや細菌感染が蔓延しやすくなります。

インフルエンザなどの感染力の強いものだけでなく、

なかには当たり前に生活環境の中に常在している菌に感染してしまうこともあります。

それを日和見感染と言いますが、その代表的な感染に緑膿菌感染症があるのです。

 

今回は、「緑膿菌とは」をテーマに、

感染経路や症状、治療・予防方法について詳しく解説していきます。





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緑膿菌とは?どんな症状が起こるの?

緑膿菌とは、人の体内をはじめ自然界に多く分布している、

いわゆる常在菌と呼ばれる菌です。

毒性は弱く、人の皮膚などにもたくさん存在しており

通常はその影響を受けることはありません。

 

緑膿菌は栄養分の少ない場所でも増殖することができ、

また水分の多いところを好みます。

他の病原菌と一緒に感染することが多く、抗生物質に抵抗性が強いのが特徴です。

手術後の傷口や膿などの患部に存在しているときには緑色をしていることから、

緑膿菌と名付けられています。

 

抵抗力が非常に低下している人に感染し、尿路感染、呼吸器感染から

酷い場合には敗血症や菌血症といった症状を引き起こしてしまうのです。

順に細かく緑膿菌の症状を見ていきましょう。

 

敗血症

創傷から血管内に菌が入り込み、

その菌が血液に流れて全身に回ってしまうことで起こります。

血液の流れている部分全てに影響が及ぶため、

多臓器不全という極めて重篤な症状を引き起こしてしまいます。

 

免疫力が極端に低下している人が敗血症になってしまうと死亡するケースもあります。

特に、菌を排出する腎臓や肝臓の機能が著しく低下することで起こりやすいです。

 

消化管の感染症

胃や腸の消化管が炎症を引き起こすと、下痢、腹痛、嘔吐などの症状が現われます。

緑膿菌による消化管の感染症の場合は、固形物をあまり取らずに、

水分を多くとるようにするのが良いでしょう。

症状が悪化した場合には、入院して点滴治療することもあります。

 

肺炎

肺炎の原因は様々ありますが、緑膿菌もその一つです。

特に高齢者や寝たきりの方に多い傾向があります。

風邪の症状と似ており、対応が遅れがちになるケースがあるようなので、注意が必要です。

 

肝胆道系感染症

胆嚢や胆管が感染症によって炎症を引き起こすし、隣接した臓器に併発していきます。

症状は側腹部や背中の痛みが特徴的になります。

同じような症状では胆石症という病気もありますが、

緑膿菌感染によるものも多いですので、医療機関で診察してもらう必要があります。

重症化すると、敗血症や腹膜炎といった重篤な病気につながる可能性もありますので、

早めに受診することをおすすめします。

 

尿路感染症

主に入院中や寝たきりの状態で、

長期間尿道にカテーテルを留置していることが原因で起こります。

尿道は細菌などが付着しやすく、カテーテルを経由して容易に感染症が発生します。

日頃から清潔を維持することや、定期的なカテーテルの交換で予防しましょう。

 

角膜感染症

主にコンタクトレンズを付ける際に角膜に傷が付くことが原因で起こると言われています。

手やタオルなどを介して人から感染することが多いので、注意が必要です。

主な症状は、目の不快感や充血、痛み、腫れ、

ひどくなると視力不良などが起こってしまいます。

 

また、コンタクトレンズを使用すると角膜が低酸素状態となるので、

菌を防ぐバリア機能がうまく働かなくなってしまうので

必要以上の装着は避けた方が良いでしょう。





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緑膿菌とは?感染経路と治療、予防方法も知っておこう!

緑膿菌の感染経路は、外因性と内因性の2つに分けられます。

 

外因性

緑膿菌は常在菌ですので、どこにでも存在しています。

仮に病院でも、カテーテルなどの医療器具に付着した菌が、

そのまま体内に入り込んでしまう可能性があります。

体内に取り付けている期間が長くなると、それだけリスクが高まります。

 

体内に入ったとしても、その人の免疫力が正常であれば重症化することはありませんが、

風邪を引いていたり、疲労が溜まっていたりなど免疫力が低下していると、

緑膿菌に対しても易感染状態であることが考えられます。

また、人から人へ感染する場合もありますので、

特に高齢者、子供はその後の消毒が予防行動として大切になります。

 

内因性

持病などで長期間抗生物質を使用していると、

身体を守る常在菌の働きが悪くなってしまい、

逆に耐性のできてしまった緑膿菌の繁殖を防ぐことができなくなるという感染経路です。

 

また、がんの治療をしている人は抗がん剤や免疫抑制剤の投与をしているので、

内因性の感染経路には注意する必要があります。

ただし内因性の場合は、なるべくしてその状態になっていることがほとんどなので、

未然に防ぐことが困難な場合が多いと言えるでしょう。

 

緑膿菌に感染してしまった場合の治療方法としては、抗生物質の投与になります。

緑膿菌は元々抗生物質が効きにくいのですが、

治療の有効性が認められている薬もいくつか存在しているので、安心してください。

 

軽度の場合は内服の抗生物質を数日服用することで治療効果が見込めますが、

重篤化してしまうと、入院治療が必要になります。

もちろん、極端に免疫力が低下しているという場合には、

その原因疾患の治療も同時に行う必要があります。

関連記事:cdトキシンの感染経路や原因は?症状や検査についても詳しく解説!





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緑膿菌感染の予防法

それでは、緑膿菌感染の予防法について考えて見ましょう。

適切な予防行動を取れば、緑膿菌の感染を防止することもちゃんとできます。

 

まず、病院で使用されている器具に関しては、適切な消毒を心掛け、

従事者や患者、その見舞いに来たなどの手洗い、消毒の徹底は最低限必要です。

 

さらに、緑膿菌が繁殖しやすい水回りの清掃もしっかり行う必要があります。

また、見舞いの時などには花瓶を持ち込まないようにするのも予防法の1つです。

 

加えて、免疫力が低下しないよう普段から規則正しい生活習慣を意識する必要があります。

主に、睡眠時間の確保や栄養バランスのとれた食事です。

寝る前に食事を摂ってしまうなどの行動は免疫力を弱めてしまうのでNGです。

逆に免疫力を上げるための行動としては、

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関連記事:溶連菌感染症、大人は自然治癒する?検査方法や検査費用は?





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最後に

いかがでしたでしょうか。

普段元気に生活していると、あまり馴染みのない感染症ではありますが、

一度感染してしまうととても厄介な病気になってしまいます。

緑膿菌が至る所に存在していることに驚いたとは思いますが、

健常人にはほとんど害はありませんので、過度に恐れる必要はありません。

 

予防法としては、身体を清潔に保つことも大事ですが、

まずは免疫力の維持向上に努めることです。

免疫力は普段の生活習慣を意識するだけでも低下を予防することができます。

仕事で忙しい方も時には自分の生活習慣を見直して、

食事や睡眠などバランスのとれた生活を心掛けることが大事だと思います。

 

もし感染してしまったとしても、早期に適切な治療を受ければ、

重篤な症状に至ることはあまりないので、とにかくすぐに病院へ行きましょう。

関連記事:感染性胃腸炎はうつる?潜伏期間や感染経路についても徹底解説!





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