国民健康保険と社会保険を二重払いした場合返金できる?重複したときの切り替えは?

皆さんは、国民健康保険と社会保険のどちらに加入していますか?

 

「あんまり気に留めていなかったけど、よく見たらどっちにも加入したままだ!」

という人は、案外います。

 

そういう場合、二重払いしてしまった保険料は返金されるのか、

国民健康保険にも社会保険にも加入しているという重複状態は

どう解除すれば良いのか色々と困ってしまいますよね。

 

そこでここでは、国民健康保険と社会保険の二重払いや

重複してしまった場合の手続きの方法、切り替えのやり方などを説明します。

 

国民健康保険と社会保険の二重払いや重複など保険関係で困ってる方は、

ぜひ参考にしてくださいね。




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国民健康保険と社会保険って?

国民健康保険と社会保険の二重払いについて説明する前に、まずは

国民保険や社会保険など、保険の仕組みについて軽く説明しましょう。

 

日本では病院へ行く時に、必ず保険証を持っていきますよね。

 

保険証があれば、自分が日本のどこに住んでいようと

全国どこの病院へ行っても平等に治療を受けることができますし、

かかった医療費を1~3割しか負担しなくて済みます。

 

でも、これってよく考えれば不思議ではありませんか?

スーパーで言うと、

定価のある品物が常に70~90%オフで売られているようなものです。

 

これが実現できるのは

日本の「国民皆保険制度」という制度があるからです。

 

これは、「日本国民は必ず保険に入る」という制度です。

 

日本国民全員が保険に入り毎月ちょっとずつ保険料を納めることで、

病気になった人の医療費が常に1~3割負担で耐えられるように

社会全体で貯金をしているのです。

 

「でも自分は保険に入った覚えはない、無保険だ」という人もいるかもしれません。

でも、保険加入は国民の義務なので必ず保険には入っています。

 

その保険が、「国民健康保険」か「社会保険」のどちらかです。

 

日本国民でいる限り、

皆さんは国民健康保険か社会保険かのどちらかに加入しています。

国民健康保険と社会保険の違いって?

国民健康保険と社会保険の違いって何なのでしょうか。

どちらに加入するか好きに選ぶことはできるのでしょうか。

 

実は、その人の働いている場所によって

国民健康保険と社会保険のどちらに加入するか決まっています。

 

国民健康保険に加入するのは、個人事業主や無職など、

簡単に言えば「無職を含む会社に所属する会社員ではない人達」が入る保険制度です。

運営者は各役場の国民健康保険窓口になります。

 

一方社会保険は、「会社に所属して会社員として働いている人達」が入る保険制度です。

運営者は協会けんぽや保険組合になります。

 

また社会保険には「扶養」という枠があり、規定された親族であれば、

保険料はそのままでその親族分の保険料も払ったことにしてくれる便利な制度があります。

 

会社員を夫に持つ専業主婦が保険料を払っていないのに年金をもらえるのは、

夫の「扶養」に入ることで夫が妻の分まで

保険料を払っているということにされているからです。




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国民健康保険と社会保険の二重払いや重複はなぜ起こる?

国民健康保険と社会保険の二重払いは、実はけっこうあります。

なぜなら国民健康保険も社会保険も一度加入すると脱退するまで

「払え!」という請求は何もしなくても来ますが、

「重複していますのでもう払わなくていいです」という通知は来ないからです。

 

つまり何もしなければ、

国民健康保険と社会保険を二重に払い続けることになります。

 

二重払いや重複で一番多いパターンは、国民健康保険から社会保険に移行した場合です。

 

例えばそれまで無職だった人が会社で働き始めた場合、

無職の間は国民健康保険に加入して保険料を払っていますよね。

 

そして会社に就職して今度は社会保険を払い始めますが

(ほとんどは給料からの天引きなので意識している人は少ないかもしれません)、

 

社会保険を払っていたとしても国民健康保険の請求は来続けます。

 

それは国民健康保険と社会保険は直接は繋がっておらず、

その人が「会社に就職して社会保険を支払っている」ことは

国民健康保険側には知りようがないからです。

 

「社会保険を払っているから、面倒だし国民健康保険の方の請求は無視しちゃおう!」

と思っている方、甘いです。

 

役所になんの届け出もせず国民健康保険の請求を無視すると、

この場合「特に理由もなく支払いを渋っている」ことになるので、

払わなければ財産を「差し押さえ」されてしまいます。

国民健康保険や社会保険料の重複・二重払いは返金される?

二重払いや重複によって払い過ぎた国民健康保険や社会保険料は、

きちんと手続きさえすれば返金されます。

 

と言っても、社会保険料の方は会社に入ると給料から自動で天引きされ、

会社をやめると同時に請求はなくなります。

 

「会社を辞めたのにその会社から社会保険料の支払いを求められた」って

聞いたことありませんよね。

 

ですから二重払いや重複によって払い過ぎることが多いのは、

ほぼ国民健康保険の方です。

 

国民健康保険の運営は各役場ですので、

役場へ行き必要な書類を持って手続きをすれば必ず返金されます。

 

ただ、払い過ぎた国民健康保険の返金には「時効」があります。

それは「2年」です。

 

意外と短いですよね。

2年過ぎると返金義務はなくなるので、

返金される可能性はかなり低くなります。

 

国民健康保険が毎月引き落とされているかどうかは、

自分の口座や通帳を見れば分かります。

 

会社に就職して社会保険料も払っているのに

国民健康保険が引かれているのであればすぐに役所へ行くべきです。

関連記事:リボ払いを一括返済する方法は?利息や手数料は?楽天やセゾンなどについて解説!



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国民健康保険の切り替え方法

社会保険の方は会社が指示してくれますので、

ここでは国民健康保険の切り替え方法について説明します。

 

手続きは後回しにすると忘れてしまうことが多いので、

就職や退職に合わせてすぐに切り替えを行うのが望ましいです。

 

1.国民健康保険の脱退方法

まずは無職や個人事業主から会社員へ移行する場合の、

国民健康保険の脱退方法について説明します。

 

まず必要なものを用意します。

マイナンバーカード

マイナンバーカード以外で本人を証明できるもの(運転免許証など)

 

会社で作ってもらった社会保険証

国民健康保険証

 

マイナンバーカードを持っていけば本人確認にはなりますが、念のため

運転免許証など他の身分を証明する物があれば間違いありません。

 

これらを持って役所へ行けば手続きができます。

 

2.国民健康保険の加入方法

次に国民健康保険の加入方法です。

例えば会社を途中で退職してフリーターになった場合です。

 

この場合、国民健康保険側は本人が退職したことが分からないので

届け出をしなければ国民健康保険の請求が来ることはありませんが、

 

当然保険証も手に入らないので「保険料を適切に支払っていない」ということで

病院の診察を拒否される場合もありますし、医療費は勿論10割負担です。

 

国民健康保険は高そうなイメージですが、

受けることができる恩恵と比べるとメリットの方がはるかに大きいので、

社会保険を脱退した場合はすぐに国民健康保険に入りましょう。

 

まず必要なものを用意します。

マイナンバーカード

マイナンバーカード以外で本人を証明できるもの

社会保険が切れた日が証明できる書類(退職証明書や離職票など)

 

これらをもって、役所へ行けば手続きができます。

 

また、今回は会社に就職・退職した場合を例に挙げましたが、

他にも家族の扶養からはずれた場合、生活保護を受ける場合など

 

個人によっていろんなパターンがありますから、

心配な方は一度近くの役場へ連絡して何が必要か確認してみることをオススメします。

国民健康保険について知っておこう

社会保険は、言ってしまえば自分は何もしなくても

会社の専門家が手続きから支払いまで全てやってくれるので問題ありませんが、

国民健康保険は別です。

 

脱退するのも加入するのも自分が動かなければなりませんし、

必要なら会社から書類を取り寄せる必要もあります。

 

また、国民健康保険ってフリーターや無職の人からするとすごく割高なんですよね。

でも、「なぜこんな値段になるのか?」「具体的に収めた保険料はどう使われているのか?」

というのがこの本には分かりやすく書いてあります。

 

よく分からないまま国民健康保険料を収めるより、

「こういう事情で自分はこれだけの金額を支払っているんだ」と分かっていた方が

納得もできると思います。

 

何より知っていて損はないので、

ぜひこの機会に国民健康保険について調べていてはいかがでしょうか。

社会保険も知っておくと便利!

会社勤めをしている人は、保険料なんて会社任せという人も多いと思いますが、

こちらも実情を知っていると色々と便利ですよ。

 

総支給額は高いのに実質の給料が安いと思ったら、

社会保険料でこんなに持っていかれてる!ということはよくあると思います。

 

じゃあ、「なぜこの金額なのか?」「会社の保険って本当に役に立ってるの?」

などの身近な疑問についてこの本では分かりやすく説明してくれています。

 

日本の社会を構成する一員として、

自分の所属しているひとつの社会の仕組みをしっておくのも楽しいですよ。

関連記事:労働保険とは?簡単にわかりやすく解説!雇用保険との違いや未加入時の罰則は?



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最後に

日本人であれば、必ず国民健康保険か社会保険の

どちらかの保険に加入していないといけません。

 

ですが、自分の働く状況が変わった時にちゃんと手続きをしないと

どちらにも加入した重複状態になり二重に保険料を支払ってしまうこともあります。

 

でも、大丈夫です。

払い過ぎた保険料はきちんと手続きを行えば返金されます。

ただ、時効があるのでそれだけ気をつけてくださいね。

 

自分が損をしない為にも、最低限自分の保険がどうなっているかは

しっかり把握しておきましょう。

 

これを機会に、国民健康保険や社会保険のことを勉強してみるのも

悪くありませんよ。

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