男の浴衣の着方!帯の簡単な締め方やどっちが前か・着こなしを徹底解説!

ほんの70年前は多くの日本人が普段着として着物や浴衣を着ていた、

と聞いてもピンときませんよね。現代は洋服の波に押されて、

着物や浴衣を普段着として着る人はかなり少なくなってしまいました。

しかし、全く着なくなったかというと、そうではありません。

 

確かに着物は着る機会は少なくなりましたが、

浴衣を着る機会って未だに多いんですよね。

例えば夏祭りや、旅館やホテルでの着替えとして未だに多くの施設では

浴衣が用意されています。

 

そんな時にさっとカッコよく浴衣の着こなしができるとステキですよね。

また男の浴衣はその人の魅力を何倍にでもあげてくれるので、

夏祭りで粋な着こなしができればモテることも間違いなしです。

 

そこでここでは、男の浴衣の簡単な着方や着こなし方、帯の結び方を説明していきます。

浴衣を華麗に着こなして、カッコいい男を目指しましょう。




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男の浴衣着こなし術:①着物と浴衣の違いは?

浴衣の着方を学ぶ前に、まずは浴衣について少し知っておきましょう。

浴衣に似たもので、「着物」がありますよね。

では、浴衣と着物って何が違うんでしょうか。

 

浴衣と着物は、基本的には同じ「服」です。

ただ、着物が年中着れるものに対し、浴衣は「夏限定」のものです。

その為、多くは薄く軽い生地でできています。

 

また、そのまま寝巻として使えるのも浴衣の特徴です。

固い上に付属品の多い着物は、着たまま寝ることはできませんよね。

でも浴衣は軽く身に着けるものも少ないので、

そのまま外に着ていくこともできますが、外から帰ってきてそのまま布団にダイブ、

ということも可能な便利な服なんです。

 

いくつか重ね着が必要な着物と違い、素肌や下着の上からすぐに着ることができるのも、

浴衣ならではです。

簡単に身に着けることができるので、浴衣は着物に比べると、

格段に「着やすい」んですよ。

男の浴衣着こなし術:②どっちが前になるの?

浴衣の着方は簡単、と言いましたが、浴衣を器用として多くの人が

すぐにつまずくポイントがあります。

それは浴衣を羽織った後の「右側と左側、どちらを前にするか」というところです。

 

浴衣は男女でどっちが前になるか変わる、

なんてことを聞いたこともある人もいると思います。

カッコ良い浴衣の着方ができても、

「それ女性のやり方じゃん!」と言われたら恥ずかしいですよね。

 

でも、安心して下さい。

浴衣の着方で、男女の違いでどっちが前になるか変わる、ということはありません。

男でも女でも、必ず左側が前に来ます。

 

では右が上になるとどうなるかというと、それは「死人の着方」になります。

死人が着ている着物をよく見ると、右が上になっているんです。

 

浴衣には、生きている人の着方と死んでいる人の着方の違いしかないんですね。

一方洋服のジャケットやコートなんかは、男女で手前に来る布地が変わりますよね。

おそらおくそれがごっちゃになって、「浴衣にも男女の着方に違いがある」

という間違った考えが広まったようです。




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男の浴衣着こなし術:③帯の簡単な締め方

旅館の浴衣の場合

浴衣は、本来身に着ける紐が2つあります。

1つは腰ひもと呼ばれ、帯に比べるとかなり細くなっています。

まずこの腰ひもで腰を巻き、ある程度形をつけます。

それから本来の大きな帯で巻いて見た目をカッコよくします。

こうすると浴衣がすでに巻かれた状態で帯を巻くので、

楽に帯の形をつけることができるんですね。

 

でも多くの旅館に用意されている浴衣は、大きい帯が1本しかありません。

寝巻なので腰ひもは必要ないということでしょう。

でも、腰ひもがない状態で帯を巻くのはちょっと大変です。

ですからここでは、帯が1本の場合の簡単浴衣の着方から帯の巻き方まで説明します。

 

1.まず、浴衣の両裾を持ち、右の裾を下にして体にぴったりくっつけ、

左側が前に来るようにします。

2.次に帯を巻いていきます。帯の端から20センチくらいを持ち(「手先」と言います)、

腰骨に合わせて2重ほど巻きます。この時、20センチほど余った帯は、

一緒の巻いてしまわずに、上に出るようにしておきましょう。

3.2重ほど巻いたら、巻いた方の帯のあまりを折りこみ、30センチくらいの長さに整えます。

4.一度固結びをした後、30センチの方を内側に輪にして手先をその輪に通します。

キュッと締めたら、できあがりです。

 

なお1の状態で屈むのが非常に難しいので、

帯はあらかじめ椅子などに掛けておくと取りやすいですよ。

また文だといまいちよく分からない方もいると思いますので、

詳しくはぜひ動画を見てみて下さいね。

夏祭りなどの浴衣の場合:貝の口

浴衣の中でも一番メジャーで簡単な、「貝の口」と呼ばれる結び方を説明します。

メジャーでありながらなかなかカッコ良いので、ぜひマスターしてほしい結び方です。

 

夏祭りなどの主に「外出着」として着る浴衣の場合、浴衣と帯の他に、

腰ひも(帯で巻く前に浴衣を巻いて帯を巻きやすくする)や

U首シャツ・ステテコ(汗で浴衣がくっつかないように)があれば便利です。

 

1.浴衣を左が上に来るように合わせ、腰ひもを巻く。腰ひもは真ん中あたりをもち、

お腹側から腰骨の上あたりを目安に2回巻く。

肩結びをし、余った紐は中に折りこみ、浴衣を整える。

2.帯の端を30センチほど右手に持つ(「手先」という)。

帯を谷折りにし、帯を腰から体に巻いていく。

3.2回巻いて、お腹側に来た長い帯(「垂れ」という)を半分にし内側に折りこむ。

4.垂れが上に来るように、垂れと手先を一度肩結びする。

5.手先を左斜め上に持ち、垂れを包むようにして折りこむ。

6.これでお腹側に「貝の口」と呼ばれる結びができたので、ここで帯の形を綺麗に整える。

7.右方向にゆっくりずらしながら、帯を後ろに回す。

8.お腹側の帯のずれを整えて、完成です。

 

「貝の口」は真ん中ではなく少し左にずらすと、粋に見えますよ。

いきなり旅館やホテルで結ぶのは大変なので、動画を見て何度か練習すると良いですね。

夏祭りなどの浴衣の場合:片わな結び

貝の口も素敵ですが、慣れたらもう少し踏み込んだ着こなしに挑戦してみましょう。

貝の口よりも少し難しい、ちょうちょ結びに少し似ている片わな結びを説明します。

簡単ではありませんが、非常にオシャレで男度をあげてくれる帯の結び方です。

腰ひもを結ぶまでは貝の口と同じなので省略します。

 

1.肩幅くらいの長さの先を持ち、そこだけ谷折りにする。(「手先」という)

2.そこから先に肩幅くらいを取り、左側から腰に巻き付けていく。

3.帯をしめながら、3周巻く。

4.巻いた方の残り(「垂れ」という)を半分に折り、手先が上に来るように結ぶ。

5.垂れを左で1回、右で1回折り、長さを整える。

6.手先を上から、真ん中で締めるように巻く。(リボンのような形にする)

7.形を整え、余った手先は帯の中に折りこんで隠す。

8.右方向に帯を回し、後ろに持っていく。

9.お腹側の浴衣のシワを横に長して見栄えをよくして、完成です。

 

見た目は片側が上がったリボンのような形ですが、それが正しい形なので安心して下さい。

(逆に真横になると、女性のリボンのようになってしまいます)

こちらもすぐにはできないので、何度か着方を練習してみると良いですね。



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あると便利な浴衣の付属品

最後に、祭りなどで「外に着ていく時」に浴衣を着る際にあったら

非常に便利なものを紹介します。

上でも少し紹介しましたが、まずは「腰ひも」です。

浴衣はすぐにめくれてしまうので、腰ひもがあれば帯を巻くのがかなり簡単になりますよ。

 

さらに忘れがちなのが、下着です。夏は暑いので汗をかきやすいですが、

浴衣は汗で濡れるとベタベタとすぐに肌にはりついてしまいます。

浴衣を着て外を歩くと下半身にも汗をかきますが、

太ももあたりに汗をかくと浴衣が肌にくっついてしまい非常に歩きにくくなり、

また着崩れの原因にもなります。

 

ですがステテコをはいておけば汗はステテコに吸収されますので、

汗をかいても肌にはりつくことはありません。

せっかく浴衣を着こなしても外ではだけてしまってはもったいないので、

ステテコはぜひおすすめします。

関連記事:旅館の浴衣の着方!男性の帯の簡単な結び方・着こなしを徹底解説!



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最後に

浴衣は日常では着なくなったと言っても、意外と着る機会自体は多いですよね。

まずは旅館に泊まった時。今でも多くの旅館やホテルでは、

寝巻として浴衣が用意されています。

 

ですが浴衣は着方が難しくはだけてしまう人も多く、

一度は浴衣を着たものの、すぐ脱げてしまうので

結局持ってきたジャージで寝る、という場合も多いです。

 

家族や同性の友人たちとの旅行ならそれでも良いでしょうが、

恋人と旅行で旅館やホテルに泊まる、という男の人も多いですよね。

そんな時にグダグダの着方をしてしまっては相手を幻滅させてしまうかもしれません

でも逆にシャンっと着こなすことができたら、きっと相手も惚れ直すでしょう。

 

また、夏祭りなどは非日常感を味わう絶好の機会です。

ここでカッコよく浴衣を着こなすことができれば、

男としての格が上がることは間違いありません。

 

男性の浴衣は着る道具も少ないので、着方をマスターするのはすごく簡単です。

ぜひこの記事を読んで、浴衣を着こなしてみて下さいね。

関連記事:浴衣の着方!女性の簡単でかわいい帯の締め方や着こなしをご紹介!



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