半夏生2017はいつ?サバやうどん・たこを食べる意味と由来は?

半夏生は「はんげしょう」と読みます。

読めなかった方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

私も初めて半夏生の字を見たときは、全く読めませんでした。

 

半夏生は雑節の一つで、かつては重要な日でしたが、

現在は、昔ほどの重要性はなくなっており、

半夏生を知らないという人も多くなっているようです。

 

また、半夏生では、地域によってサバ、うどん、たこを

食べる風習があります。

地域によって食べるものが全然異なっているのが、面白いですよね。

 

そこで今回は、半夏生2017の時期・サバ、うどん、たこを食べる

意味と由来などについてご紹介していきます。





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半夏生とは?

 

先ほども書きましたが、半夏生は、雑節の一つです。

雑節とは、季節の変わり目を感じるために作られた特別な暦日のことを言います。

 

雑節は9つあり、節分・彼岸・土用など、現在でも有名なものもあります。

確かに、節分や彼岸などによって、季節の移り変わりを

より感じることができますよね。

 

半夏とは、烏柄杓(からすびしゃく)という薬草を意味します

その半夏が生えるころという意味で、半夏生になったという説があります。

 

半夏は、漢方薬によく使われており、消化不良・食欲不振など、

色々な症状に効果があるそうです。

 

半夏厚朴湯や半夏瀉心湯など、漢方薬には、半夏の名称が入っている

ものが数多くあります。

 

半夏生の由来については、もう一つ別の説があって、

「半夏生」の花が咲く時期からきているとも言われています。

 

この「半夏生」は、烏柄杓(からすびしゃく)とは別の植物で、

別名「片白草(かたしろくさ)」と言います。

 

 

「片白草(かたしろくさ)」は、一部の葉の片側だけ白くなる特徴があり、

半分化粧をしているように見えることから、

半化粧→半夏生になったと言われいます。

 

2017年の半夏生はいつ?

半夏生の時期についてですが、

半夏生は、夏至から11日目を言います。

 

夏至は、北半球においては、1年の中で昼が一番長い日で、

基本的に、6月21日か6月22日になりますが、2017年の夏至は、

6月21日です。

 

半夏生は、夏至から数えて11日目ですから、

2017年の半夏生は、7月2日ということになります。

 

 

このように半夏生は、毎年同じ日というわけではないですから、

今年の半夏生はいつなのかということについては、

なかなか分かりづらいですよね。





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半夏生にサバを食べる意味と由来

 

半夏生に特定のものを食べる風習は、

日本各地に残されています。

 

半夏生にサバを食べる風習があるのは、福井県大野市です。

その由来は、以下のようなものです。

 

江戸時代、福井県大野市周辺は、大野藩に属していました。

大野藩は、越前海岸に飛び地を持っていて、

越前海岸では、サバが大量に獲れたそうです。

 

 

そのサバが年貢として大量に納められたため、

藩主が田植えで疲労した農民をいたわるために、

サバを食べることを推奨するお触れを発したそうです。

 

 

そのお触れを受けて、町の魚屋が半夏生の日に、

焼きサバを売るようになったそうです。
江戸時代というと、年貢を大量に納めなければならない、

農民にとって大変な時代というイメージがありますが、

農民のことをいたわる優しい殿様もいたんですね。

サバの効能

 

サバはとても栄養豊富な魚で、ぼけ・動脈硬化・高血圧の予防や

肝機能強化など、健康にとてもいい魚だと言われています。

 

 

サバはとても脂が多い魚で、脂というと悪いイメージを持たれる方が

多いかもしれないですが、サバの脂は、実は健康に

とてもいい脂なんです。

 

サバの脂に多く含まれているのは、DHA(ドコサヘキサエン酸)と

EPA(エイコサペンタエン酸)という物質です。

 

DHAとEPAは、血液中の中性脂肪やコレステロールを減少させる

効果があり、血液をサラサラにすることによって

様々な病気を予防するのに役立つこだけでなく、

脳機能を強化することも分かっています

 

こういったサバの効能を考えると、田植えで疲れた農民が

半夏生に焼きサバを食べるのは、とても理に適っていますよね。

半夏生にうどんを食べる意味と由来

 

うどんと言えば、香川県ですよね。

そうです、半夏生にうどんを食べる風習があるのは、香川県です。

 

香川県は、自らをうどん県と名乗っている通り、

うどんと深いかかわりがある県です。

 

讃岐うどんが特産品として有名ですし、うどん消費量も全国で

ぶっちぎりで第一位となっています。

 

香川県民は、2日に1食うどんを食べるのが平均だそうです。

これはちょっと驚くほどの回数ですよね。

うどんがいかに香川県民に根付いているのかよくわかります。

 

香川では、1年中うどんが食べられていると思いますが、

なぜ、半夏生にもうどんを食べるようになったのでしょうか。

 

香川県では、田植えや麦刈りがひと段落する半夏生に、

その年にとれた麦から作ったうどんを振る舞って、

疲れた体をいたわるということが、古くから行われていたそうです。

 

これに目を付けた香川県生麺事業協同組合が1980年に7月2日を

「うどんの日」に制定しました。

 

それ以来、「うどんの日」は一つのイベントとなっていて、

献麺式が行われたり、1000食ものうどんを無料で振る舞う

サービスなどが行われているそうです。

 

1000食ものうどんが無料というのはすごいですよね。

お近くに住んでいる方は、イベントに参加してみるのも

楽しいのではないでしょうか。

うどんの効能

うどんというと、糖質の塊で太りやすいという悪いイメージを

お持ちの方も多いかもしれません。

 

確かに、うどんには糖質が多く含まれていますが、

脳は糖質をエネルギー源とするため、脳にとって非常に重要なものです

 

また、うどんは消化吸収が非常にいいため、胃腸にも優しく

体調が悪い時のエネルギー源としても、非常に優れています。

 

うどんの原材料である小麦には、プロリンという成分が豊富に

含まれていて、このプロリンは、コラーゲンを修復する力を

持っているので、美肌効果や脂肪を燃焼させる効果があると

言われています。

 

さらに、筋肉疲労を回復させたり免疫力を向上させる効果のある

グルタミンも豊富に含まれているという凄い食材なんです。

 

うどんをたくさん食べる香川県民は、肌がきれいな人が多い

言われていますし、普段の食生活の中に積極的にうどんを

取り入れてみてはいかがでしょうか。





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たこを食べる意味と由来

 

半夏生にたこを食べる風習があるのは、関西地方です。

 

サバ、うどん、たこなど、地域によって食べるものが、

全然違うのが面白いですよね。

 

半夏生にたこを食べる意味や由来については、

以下のようなものです。

 

たこの足は、吸盤がたくさんついていて、しっかりと

くっつく構造になっていますよね。

 

稲の根も、このたこの足のように、しっかりと根付いてほしい

という願いが込められているのです。

 

昔は今に比べて、稲の収穫も自然に大きく左右されたでしょうから、

半夏生にたこを食べるといった、一種の願掛けによって、

気持ちを落ち着ける効果があったのかもしれません。

 

たこの効能

たこの効能として有名なのがタウリンです。

タウリンには疲労回復効果があり、栄養ドリンクの定番の成分なので、

ご存知の方も多いかもしれません。

 

たこはこのタウリンが非常に多く含まれていて、タコの足1本で、

栄養ドリンク1本分と同じくらいの量があります。

 

田植えで疲れた体をいやすのに、たこはもってこいの食材だということを、

昔の人は知っていたのでしょうね。

 

たこは、疲労回復効果だけでなく、ビタミンやたんぱく質が豊富で、

しかも低カロリーという、とってもヘルシーな食材なんですよ。

 

普段からどうも疲れを感じるという人は、

たこを定期的に食べてみてはいかがでしょうか。

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最後に

あまり聞きなれない半夏生ですが、今でも全国各地で、

サバやうどん、たこなどを食べる風習が残っています。

他にも、饅頭や団子を食べる地域があるそうです。

 

これらの食べ物には、疲労回復効果があるものが多く、

昔の人の知恵には驚かされますよね。

 

半夏生について知らなかった方も、これを機会に

サバやうどん、たこなどを食べてみるのも面白いんじゃないでしょうか。

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