ご愁傷様はメールで使える?正しい返信の仕方を例文で解説!

お悔やみの言葉として一番に出てくるであろう、「ご愁傷様」。

しかし、この言葉は最近では仲の良い間柄での皮肉の言葉としても認知されてきています。

そんな言葉を、身内が亡くなってショックを受けている人にかけても良いのでしょうか?

また、ご愁傷様ですと直接言うのではなく、

メールの返信で使用するのは果たして良いのでしょうか?

 

お悔やみの言葉としてのご愁傷様は、普段余り使いませんので、

いざというときに、これが失礼に当たるのかどうかがよくわからないというのが

本音だと思います。

 

そこで今回は、ご愁傷様の意味と正しい使い方を解説していきます。

返信でそのまま使える例文も紹介していますので、

お悔やみメールの内容に困ってしまったという方はぜひ参考にしてみてください。





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ご愁傷様の正しい意味!メールでは誤解されてしまうかも?

ご愁傷様、という言葉には正反対の意味が2つ含まれています。

1つは、相手の受けた心の傷を悲しく思う、憂うという意味で、

御~様という表現を使うことで相手に最上の敬意を示す意味もあります。

「御父様」、「御姫様」などで使われている使い方と同じです。

もっと身近な言葉で言えば、「御疲れ様」、「御馳走様」なども同じ使い方になります。

 

そして、もう一つの意味は、皮肉を込めた相手をからかう意味です。

「今日も残業か、ご愁傷様」のような使い方ですね。

若い方たちはむしろこちらの意味で使っていることも多く、

敬意と哀悼を示す意味として使ったことはないという方がほとんどだと思います。

 

このように、ご愁傷様は全く逆の受け取り方が出来てしまう言葉なので、

発言者の気持ちが伝わりにくいメールではあまり使わない方が良いとも言われています。

直接面と向かって言う場合や手書きの手紙で使う場合と比べると、

メールはどうしても軽い印象になってしまうので、

相手との間柄などを考えて使用する必要があると言えるでしょう。

 

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ご愁傷様をメールで使っても良い場面!

ご愁傷様をメールで使わない方が良いとは紹介しましたが、

メールでご愁傷様と使っても良い場面はあります。

 

まずは、不幸の知らせをメールで受け取った場合です。

例えば、友達と遊ぶ予定をしていたところに、

「身内に不幸があったから、予定はキャンセルでお願い」などのメールが来たなどです。

 

その後香典などを送るかどうかは別にして、

そのメールへの返信も当然必要になりますよね。

「わかったよ」だけではあまりにも無神経なので、

メールの中で相手に敬意と哀悼を示す「ご愁傷様」を使うのが良いでしょう。

 

普段あまり使わない言葉ですし、前後の文脈なども迷ってしまうと思いますが、

具体的な例文もこの後で紹介いたしますので、参考にしてみてください。

 

他にも、ビジネスシーンでもメールでのご愁傷様を使用するケースがあります。

取引先の重役などが亡くなったりした場合には、

会社同士で香典などのやりとりはあるかと思いますが、

現場の担当者同士でもメールなどを介してお悔やみの言葉を伝えることで

相手の心証が変わることがあります。

 

また、ご愁傷様を使わないようにしようとして、

自分なりの気の利いた言葉を探す方もいますが、

たいていの場合よく分からない文章になってしまいがちです。

ご愁傷様はビジネスシーンでも使えるきちんとしたお悔やみの言葉なので、

無理に言い換えようとせず、ご愁傷様です、と書いて大丈夫です。

関連記事:葬式を欠席するときのマナー!メールでの連絡や理由について徹底解説!





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ご愁傷様を使った正しい返信の仕方を例文で解説!

ここからは、ご愁傷様を使ったメールの返信の仕方を例文付きで紹介してきます。

普段使わない丁寧な言葉なので、使い方を間違えると

かえって相手に失礼になってしまうこともありますので、注意しましょうね。

 

まずは、お悔やみのメールを送る上でのポイントを押さえておきましょう。

1つは、親しい間柄であっても丁寧語を使うということです。

メールではこちらの表情も声色も伝わりませんし、

相手の状況も分からないままお悔やみの言葉を一方的に投げかけることになります。

 

身内が亡くなって落ち込んでいるところにいつもの親しげなメールが届くと、

人によっては余計に傷ついてしまうこともあるからです。

相手の気持ちを充分に配慮した言葉遣いを心掛けましょう。

 

絵文字やLINEスタンプのようなものはもちろんNGです。

また、文字化けしやすいローマ字や数字などは

相手側でどんな表示になるかわからないので避けるのが無難です。

 

言葉遣いの点で言えば、繰り返す言葉、不幸を連想させるネガティブな言葉は避けましょう。

いろいろ、たびたびなど、意識していないと思わず使ってしまうこともありますので、

文面を決めてもすぐに送るのではなく、最初から通して読み直してから送りましょう。

 

それでは、メールでの返信例文を紹介していきます。

 

返信例文①

「〇〇(名前)です。突然の訃報に驚いております。本当に残念でなりません。

このたびはご愁傷様でございます。

お力落としのこととは思いますが、どうかお身体に障りませんように。

お悔やみにも関わらず、大変失礼いたしました。ご返信は不要です。」

 

きちんと訃報を受け取った際のメールでの返信はこのような形が無難です。

お悔やみメールで守るべき基本的な項目は4つあります。

誰からのメールであるのかを件名か本文中で明確に示すこと、哀悼の意を示すこと、

相手の心と身体に配慮した言葉を入れること、返信は不要である旨を書くことです。

 

身内が亡くなってばたばたしている中では、身体も頭も疲れています。

メールやLINEの宛先のみで名前がわかる状態だと、

思わぬ勘違いやすれ違いが起こる可能性があります。

本文中でしっかり名乗り、分かりやすい文面を意識しましょう。

 

また、ご愁傷様ですという一言だけではさすがに白々しい印象になりますので、

その他にも相手の状況を気遣う一言を添えましょう。

 

そして最後に返信が不要であると書いておくだけで、相手の負担はぐっと減ります。

相手は、あなた以外からもそういったお悔やみのメールが

たくさん届いているかも知れません。

疲れている中、それらにいちいち謝意を示す返信を送る手間を想像してみて下さい。

 

返信例文②

件名:「〇〇(名前)より、お悔やみ申し上げます」

本文:「〇〇様のご逝去を伺い、とても残念でなりません。

この度は、ご愁傷様でございます。

突然のことで何も考えられないとは思いますが、

あまり気を落とされないようにしてくださいね。

何かあったら、いつでも連絡ください。」

 

友人などから訃報を聞いた場合は、このような形が良いでしょう。

何かあったら連絡ください、ということで

返信しないことへの精神的負担も軽減されています。

 

返信例文③

件名:「〇〇会社、〇〇課、〇〇(名前)より お悔やみ申し上げます」

本文:「〇〇会社、〇〇課、〇〇様(相手の会社と名前)

ご不幸がおありだっと伺いまして、大変驚いております。

略式ながら、メールにてお悔やみ申し上げます。

この度は、ご愁傷様でございました。

心より〇〇様のご冥福をお祈り致します。

 

取引先などの訃報を聞いた場合の返信例文です。

件名に自分の会社と所属、名前、

本文の頭には相手の会社と所属、名前を明記しましょう。

その際、メールでの略式的なお悔やみであることを一言断っておくのがスマートです。

関連記事:葬式で休暇を取る時の会社への連絡はメールでいい?言い方や日数について詳しく解説!





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最後に

使い方が難しそうなご愁傷様ですが、

定型文のような形で覚えてしまえばなんてことはありません。

メールで送るのが不義理とする方も中にはいますが、

親しい間柄や、メールでの訃報を受け取った場合には

メールでの返信で差し支えありませんので、安心してください。

 

今回はお悔やみメールの基本と、場面毎に例文をいくつか紹介しました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

関連記事:義祖父・義祖母の葬式には出席するのが常識?香典やマナーについても解説!





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